熟年新米弁理士のひとり言

平成18年に59歳で弁理士試験に合格した企業内弁理士です。弁理士試験、企業での知的財産業務について、気軽にお話します。

第9波なのに見てみぬふり

2023-09-13 17:20:06 | 感染

東京新聞の記事です。

「内閣感染症危機管理統括庁」が今月1日、発足していた。岸田文雄首相が2021年秋の自民党総裁選のころから「健康危機管理庁」として提唱し、一応、昨夏の参院選で自民党が掲げた公約でもあった。だが、いざ発足しても、現状の「第9波」の危機をどう管理統括しているのか、存在感が見えない。いったい、何をしてくれるのか、本当に役に立つのか。」

中央大の佐々木信夫名誉教授(行政学)は「なぜ、このタイミングでの発足なのか疑問が残る。時期が遅いのではないか。少なくとも1年前の時点で創設するべきだった」と語っていました。

これまで明言してこなかった政府も「第9波」に言及しました。

11日に大阪市内で行われた講演で、加藤勝信厚労相は、政府では波を数えてないとしつつも「『第9波』と言われるものが今回来ている」と述べたと、一部報道機関が報じました。

改めて厚労省に確認すると、「波の定義を決めておらず、現時点では公式には9波というものはない」という。

「3年前のコロナ禍当初から、政府はなぜかかたくなに「波」を数えない。理由は不明だ。今はどう考えても第9波の最中だが、それでも公式には波とはせずに、しかも「平時」ととらえている。要するに「見て見ぬふり」なのか。危機管理統括というものものしさにそぐわない姿勢だ。」

東京新聞の分析が正しいでしょうね。

政府の自治体もコロナの感染を見て見ぬふりです。

有効な対策が取れないので、政府は自治体に丸投げ、自治体は政府からの正式の要請がないので知らんふり。

私たちは自己防衛するしかありませんね。

自公政権は「やってるふり」「見て見ぬふり」「説明しているふり」「先送りして忘れるふり」

ふりふり政権ですね。

有権者が行動をとらないとこういう風になる。

 

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コロナ感染対策の中間レビュー

2023-06-27 21:14:55 | 感染

コロナ感染症の知識を得るために参考にしていたのが黒木登志夫さんのブログです。

その黒木登志夫さんが書かれた「変異ウイルスとの闘い」を読みました。

この本は1年前に書かれた物なので、コロナ感染対策の中間レビュー的な位置づけです。

「パンデミックは続く、変異も続く」「ワクチンの基礎知識」「ワクチン開発物語」「ワクチンをめぐる

困った問題」「日本のワクチンはなぜ遅れたのか」「治療薬への期待」「医療逼迫はなぜ起こったか」

「コロナ禍の終わりに向けて」ついて分かりやすく書かれています。

黒木さんの予測では、「コロナは終わりの始まり」のシナリオが可能性が一番高いとのことです。

つまりコロナは完全になくなることはないが、小さな波を切り返して終息に向かっていくらしい。

今後、感染を防ぐために大切なことは、

①ワクチンの義務化 ②行動変容(マスクをするなど) ③高齢者対策 ④ハイリスク対策(基礎疾患

がある人への対策) ⑤検査体制 ⑥病院対策 ⑦ワクチンと薬の開発 ⑧コロナ医療のための資源を

十分な量備蓄する  ⑨ゲノム解析 ⑩新たな変異ウイルスを出さない ことだそうです。

同感ですね。

コロナ対応でのベストプラクティスは、①国民(良く対応しました) ②医療・介護スタッフ(感謝感

謝です) ③保険所などの地方公務員・自衛隊 ④全国知事会 ⑤エッセンシャルワーカー ⑥学生

(ある意味犠牲になりましたね) ⑦オンライン会議 特別賞として大谷翔平(この人の活躍に救われ

ましたね)

ワーストプラクティスは、①GO TO キャンペーン ②医療逼迫 ③PCR検査 ④ワクチンの遅れ ⑤リ

スクコミュニケーション ⑥専門家の「未必の故意」 ⑦政府と官僚の縦割り行政と無謬性神話

こちらも同感です。

1年前の時点での予測シナリオである「終わりの始まり」は、沖縄を除けば大体当たっていますね。

沖縄は感染が急拡大して第9波の入り口に入っていますが、医療逼迫にならないように行動変容が起き

ることを期待したいですね。

マスクに反対する人やインフルエンザと同じだと強調する人もいますが、高齢者や基礎疾患のある人に

とっては怖い病気であることは間違いありません。

無責任な人たちの言動に惑わされることなく、自分の身は自分で守るようにしましょう。

ワクチン接種やPCR検査が無料または低額でできることを継続して欲しいですね。

それから感染者数の情報をもっと頻繁に提供して欲しい。

 

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第9波は来るのか?

2023-05-25 15:16:07 | 感染

黒木登志夫さんのブログに掲載されていた記事によると、

「日本の感染者は第8波以降、一日1万人、死亡者10人のレベルが続いています。致死率は0.11%です。現在、世界で流行している変異株は、オミクロンBA.2由来のXBB.1.5とXBB.1.16です。アメリカはほとんどXBB.1.5ですが、インドでは、XBB.1.16がXBB.1.5に取って代わりました。ということは、後者の方が選択性が高いことになります。日本にもXBB.1.16が入ってきましたので、今後少し感染が増えるかもしれません。しかし、XBB.1.16も入院、死亡率などは低いので、心配する必要はないでしょう。」

ということで、少し安心できますね。

 

第9波についての考察です。

「第9波は、あるとしても小さな波となり、収束に向かう可能性。
① 変異株
現在流行しているXBB.1.5とXBB.1.16はいずれも感染力も病原性も低い。より感染性の高いXBB.1.16が日本に入ってきているので、第9波はあるとしてもこれまでよりは低くなると思われる。感染者1万、死亡10人の現在のレベルであれば、日常生活を変えなくとも耐えられるであろう。
② ワクチン、自然免疫
第9波は、図1のグラフよりも何倍か高かった可能性がある。とすると、感染拡大による自然免疫ができているのかもしれない。ただし、オミクロン亜株の基礎再生産数が発表されていないので、自然免疫に必要な免疫保持者の計算ができないが、ワクチンを含めると、相当数の人が免疫をもっている可能性がある。それを考慮すると、第9波は、Waveletになってもおかしくない。」

とのことです。

 

日本のCOVID研究については、

① 日本の感染症研究費は過去15-20年の間にどんどん減少している(東大医科研河岡教授)
② パンデミック前の日本の研究費はアメリカの2%程度、英国、ドイツ、中国にも及ばない。
③  2010年代、東大医科研石井健教授のMERS mRNAワクチンの安全性研究に研究資金を出さないた   め、最初のmRNAワクチン研究が中断した。
④ 日本の感染症研究がCritical mass の研究者を確保できるかどうか、若い研究者が入ってくるかどうか。
⑤ 2021年に発表されたCOVID研究のベスト300論文中に日本の研究者はわずか2人しか入っていない。日本よりも研究施設がはるかに少ないイタリアと香港からは18人と14人の研究者が入っている。
⑥  日本には強力なワクチン産業がない。
⑦  基金は5年分である。5年後には優先順位が変わっているかもしれない。
基本的な問題が多すぎるようです。

 

3年間のコロナ対策の検証について

「一番大事なのは、この機会に、この3年間のCOVID対策を検証することである。すべての国民が関わった大事件であるにかかわらず、莫大な税金を投入したのにかかわらず、政府は検証を全く行わないできた。民間組織「アジア・パシフィック・イニシアティブ」(船橋洋一代表)による「新型コロナ対応民間臨時調査会」報告書だけである(9)。この調査会は、福島原発事故調査も行っている。その経験をもとに、多くの人に聞き取り調査を行い、これまで知られていないことを次々に明らかにした。私は、中公新書『新型コロナの科学』の校正の段階でこの本に目を通し、原稿を大幅に書き換えざるを得なかった。
イギリスでは、下院が検証し、検証結果を発表している(10)。140ページを超える報告書は、非常に厳しい言葉で始まっている。

COVID-19を第2類から第5類に移動した今こそ、日本の対策を政治、行政、予算執行、医療体制、公衆衛生などの広い立場から検証するときである。福島原発事故調査の時と同じように、国会と民間の二つの組織が検証するのが望ましい。」

 

私も同感です。

黒木先生の真摯な提案に耳を傾けて実行して欲しいですね。

 

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新型コロナの感染者数は?

2023-05-19 20:48:11 | 感染
新型コロナウイルス感染症が第5類に分類されて取り扱いが大きく異なりました。
毎日発表されていた感染者数(全数)が週1回発表の定点観測値となり、感染の度合いが分かりにくくなったのは事実ですね・
 
私も毎日の感染者数の発表を参考にして外食や買い物などの行動制限を行っていました。
毎日発表される感染者数を参考にしていた人は多いと思いますね。
某局のアナウンサー―が毎日感染者数を発表することに苦情を言っていたことがあり、この人は全国放送でアナウンサーを務める資格がないと思っていました。
いまだにキャスターを務めているので残念です(私はこの番組を見るのをやめました)。
 
さて、厚生労働省は19日、全国約5000の定点医療機関から8〜14日に報告された新型コロナウイルスの感染者数は、1医療機関当たり2.63人だったと発表しました。
参考値として算出した前週(1〜7日)の1.80人の1.46倍となり、「緩やかな増加傾向が続いている」と分析しています。
 新型コロナの感染症法上の分類が5類に移行して初めての発表です。
感染者数全員を毎日報告する「全数把握」から、定点医療機関のみが1週間分を報告する「定点把握」に切り替わり、毎週金曜に公表されるとのことです。
8〜14日の感染者数は計1万2922人だった。
 都道府県別で1医療機関当たりの感染者数が最多だったのは沖縄で6.07人。
最も少なかったのは高知で1.27人。
首都圏では東京2.40人(前週比1.70倍)、神奈川2.33人(同2.35倍)、埼玉3.02人(同1.96倍)、千葉3.08人(同2.18倍)だったそうです。
 
感染者数は増加傾向にあるのは間違いないので、第9波が来ることを想定していた方がいいですね。
どの程度の波になるのか分かりませんが、小さな波で終息に向かうことを願っています。
 
 

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高齢者や病弱な人を死なせようとしているのでは?

2023-01-20 20:20:10 | 感染
BSTBSの「19・30」で、日本の第8波のコロナ死者数が多く、高齢者が90%近くを占めていることの原因分析をしていました。

その分析によると、高齢者がコロナに感染しても入院できずに自宅や施設で療養しているケースが多く、酸素濃度が極端に低くなった段階で病院に搬送されるとのことです。

これでは治療薬も投与できずに死を待つだけになってしまいますね。

どうやら政府や自治体は、生産性がなく、費用が掛かる高齢者や病弱な人をこの世から排除しようとしているのではないかと疑りたくなりますね。

コロナに感染したらすぐにPCR検査をして、感染が確認されたら入院して治療薬を投与する、という当たり前のことが行われていれば、多くの高齢者や病弱な人は助かるはずなのに・・・

岸田首相にはガッカリです。

コロナ対策はピント外れで遅いのに、原発再稼働や防衛費の増額の決定は、驚くほど速い。

日本は上級国民か頑健なひとしか生き残れない国になってしまった。

高齢者や上級国民でない人は、地方選挙で自民党、公明党の候補者を落選させなければいけない。

マジでやばい。

本当に立ち上がらないと死ぬのを待つしかない。

立ち上がろう!!



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これが日本の弱点

2022-12-27 19:53:19 | 感染
黒木登志夫先生のブログに掲載されていたものです。

黒木先生のブログは参考になりますね。

イギリス政府の COVID アドバイザーである Aziz Sheikh は、Pandemic から学んだレッスン「Data-enabled responses to pandemics: policy lessons from COVID-19」(3)は、重要なこととして、次の 6 項目を挙げている。

Data requirement :分析の結果を迅速に政策決定に反映させる重要性。代表的なよい例は、Iceland, Israel, Qatar, Scotland, Taiwan である。

Data infrastructure:一人ひとりの健康状態、旅行、その他のデータにアクセスし、一カ所に集中して保管するような体制をとることが大事である。

Information governance:十分に注意を払った上で、様々な情報にアクセスできるようにする。台湾の制度はその一つの見本である。

Analytical capability:データ分析の訓練を受けたスタッフが必要。さらにわかりやすい図にまとめて、政策関係者に提供する。

Transparency: 分析は透明性のあるプロセスで行わなければならない。メタ分析、結果を論文として発表し、世界の共有することも重要。

International co-operation:もっともよい例は、Johns-Hopkins 大の COVID resourcecenter であろう。変異ウイルス情報、ワクチン副作用情報などは国際間で共有する。

結論:多方面からの質の高いデータにアクセスできるようにすることは Pandemic 対策の基本である。

日本はどれもダメですね。

黒木先生によると、感染症のデータやその他の情報を厚生省と感染研が抑えていて公開したがらないそうです。

大学の力をもっと活用すべきだというのは、山中伸弥さんも強調していましたね。

厚労大臣が指示すれば解決することなのだが、歴代のぼんくら大臣では期待するだけ無駄か。



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集団免疫に近づいている?

2022-12-05 18:18:57 | 感染
厚労省は今年11月6~13日に献血に訪れた全国の16~69歳の男女8260人について血液中の抗体の有無を調べたそうです。

全国で26.5%と4人に1人が感染したことになるという驚くべき結果でした。

今年の2~3月に東京、大阪、宮城、愛知、福岡の5都府県で行った前回調査では、1.49~5.65%と低い抗体保有率だったから、4月以降の第7波で一気に感染が広がったことになりますね。

最も保有率が高かったのは、直近7日間平均の感染者数が最少の沖縄(46.6%)でした。

沖縄の感染者数が少ないのはこれが原因か?

さらに、抗体保有率の高い順に、直近7日間平均の感染者数をみると、大阪の保有率40.7%/感染者数413人=40位(以下同)、鹿児島35.2%/254人=46位、京都34.9%/431人=38位、熊本32.9%/468人=37位と、抗体保有率上位5県は、直近7日間平均の感染者数は少ない傾向にあります。

専門家によると、「一度感染した人は、かかりにくくなるので当然の結果がデータで示された格好です。現在、中国で感染拡大が深刻なのもこれまで感染を抑えてきたからという面があります。ただ、抗体を保有していても、免疫をすり抜ける変異株は登場するので、重症化リスクが高い高齢者や持病のある人は警戒が必要です」ということです。

高齢者と基礎疾患がある人がワクチン接種を行い、感染が疑わしいときにPCR検査~受診~投薬を優先的に受けられる環境を整備すれば、若い人や健康な人は行動制限を緩めて経済活動を活発にするのがいいですね。

岸田政権は、経済活動を活発化するだけでなく、重症化リスクの高い人が優先的に治療を受けられる具体的な体制を整えてほしいですね。

言葉だけでなく、具体的な体制をチェックして実効的な体制にしていかないといけません。

政治家や官僚は言葉だけで具体的な方法をチェックしていない。

岸田政権が具体的な体制を確立すれば支持するのだが・・・



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分断

2022-11-27 17:33:17 | 感染
国民の分断は世界中に広がっています。

アメリカではトランプ支持と反トランプの分断、ロシアへの制裁賛成と反対、独裁政権支持と民主主義など多くの国の人たちの分断は広がっているようです。

コロナ感染対策でも、高齢者や基礎疾患がある人と若い人や基礎疾患のない人とでは、コロナ感染に対する考え方が大きく異なっています。

高齢者や基礎疾患のある人にはコロナは依然として致死率の高い怖い病気ですが、若い人や基礎疾患のない人にとっては風邪に感染するのと変わらない感覚でしょう。

この意識の相違を解決する対策を取らないで、2類から5類へ変更するとか、コロナと共存するとか言っても説得力がありませんね。

塩野義製薬の飲み薬が限定承認されたことを機会に、意識の分断を解消するコロナ対策を打ち出してほしいですね。

高齢者と若者とで異なる対応になると思いますが、具体的な対策を専門家が打ち出さないと専門家の存在意義はありません。

抽象的な対策や新区分などの言葉遊びではなく、高齢者が安心できる医療体制と若者が制限なく活動できることの両立を図るための具体的な対策を国民に説明して欲しい。

コロナ感染が3年間になるのに、ワクチンと行動制限の繰り返しでは無能な専門家と非難されても仕方がないでしょう。

政府分科会メンバーの専門家としてのプライドはどこへ行ったのか。

楽をして金儲けが目的では情けないでしょう。



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コロナ対策の日米の差

2022-11-16 14:34:05 | 感染
黒木登志夫先生のブログによると、現在のコロナウイルスはスープの具の違いだそうです。

つまり、オミクロン株というスープの具(BA5等)の違いが各国で明らかになっているが、大きな流行には至っていないとのことです。

米国研究者のコロナ感染記が興味深かったですね。

4回目のコロナワクチンを接種していたが感染したとのことでした。

かかりつけ医の対応にびっくりしたそうです。

「クリニックの駐車場から「今着いたよ〜」と電話を入れると、看護師さんが「中に入んな〜」と手を振ってくれました。日本の様に一般の受付とは別にしかも職員が完全防護服で待ち構えているに違いないと思っていましたが、全くいつもの受診と変わりありません。受付とも普通に会話し、診察室も特に換気を気にしている様子もありません。
家内がクリニックのトイレで吐いてしまったのですが、私が看護師さんにドアノブや、トイレの水栓ノズルの消毒を頼まなければ、特に気にもかけてない様子で驚きました。ドクターも診察時マスクと手袋だけです。もうこちらでは、普通のインフルエンザ扱いであることを思い知らされました。去年までのあの物々しい診察風景との差に戸惑ってしまいました。顔馴染みの看護師さんなどは、マスクだけで寄ってきて「大変だったねえ」と肩を抱く始末です。
二人とも抗ウイルス剤のpaxlovid 5日分が処方されました。バイデン大統領と扱いは同じです。幸いバイデンさんのようにpaxlovidによるリバウンドもなく服用後5日目には二人とも抗原反応が陰性になりました。ファクターX或いはワクチンのお陰か、幸い重症にならずに後遺症も残らずにすみました。これでアメリカに住む家族全員が罹患したことになりました(複数回感染した者もいます)。
• 治療費はほとんどタダ
診察代は高齢者医療保険で無料で、処方してもらったPaxilovidと咳止めと鎮吐剤が二人分で$5(700円)ほどでした。
ちなみに抗原キットは、行政からタダで定期的に郵送されるので沢山ストックがあります。」

この記事での日米の差が明らかになりましたね。

ワクチン接種は日米の差がありませんが、大きな差は、①抗原検査キットが米国は無料で定期的に送られてくるのに対して、日本は国民が有料で購入しなければいけない。 ②米国はインフルエンザ並みに診察できるのに対して、日本は発熱外来を受診しなければいけない。それも数が少ないので受信できない。 ③米国は飲み薬が普通に処方されるのに対して、日本は飲み薬の処までにたどり着くのに容易ではない。

日本で2類と5類の見直し論議がされていますが、それよりも①抗原検査キットが無料で簡単に手に入る、②発熱外来を増やして誰でもすぐに受信できる、③飲み薬が簡単に手に入る、という対策をすることが先でしょう。

日本の厚労省や分科会の専門家のとんちんかんな対応にはあきれるばかりです。

専門家としてのプライドを見せてほしい。

今のままでは単なる評論家です。



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第8波は嫌だな~

2022-11-12 17:44:56 | 感染
厚生労働省のまとめでは、1週間(5〜11日)の全国の新規感染者数は約49万4000人だったそうです。

前週比は1.43倍で、1週間前の4日時点(1.32倍)より拡大しており、増加ペースが上がっていますね。

第8波への懸念が高まっています。

気温の関係なのか、北海道や東北地方、東日本の感染者数が多く、西日本、特に沖縄は増加幅が少ないですね。

第8波へ突入するのは避けたい。

もう3年間もコロナで不自由な生活を送っているので、そろそろコロナも退散して欲しいのだが・・・

来年2月の沖縄キャンプを見学したいのだが、どうなることか・・・

岸田政権は頼りにならないので、政権交代か、自民党なら河野さんがいいかな。




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