NHKのニュースで二酸化炭素排出量マップについて報道していました。
NHKによると、国立環境研究所の研究グループが日本の温室効果ガス観測衛星「いぶき」が宇宙から観測した去年5月までの1年間のデータや、地上での観測を基に、世界各地の二酸化炭素の排出量を推定したそうです。
その推定結果を世界64の地域に分けた地図に示しました。
二酸化炭素の排出量が吸収量より多ければ「赤」、逆に少なければ「緑」で色分けして示しています。
その結果、これまで考えられていたより、シベリアなど北半球の高緯度地帯では二酸化炭素の吸収量が多かった一方で、赤道周辺では排出量が多い傾向が確認されたということです。
これまで二酸化炭素の排出量は、世界の139か所から集められたデータを基に推定されていましたが、観測地点がほとんどない地域も多く、誤差が大きかったということです。
人工衛星の観測データを基に二酸化炭素の排出量を推定したのは世界でも初めてで、将来的にどれぐらい二酸化炭素を削減しなくてはならないのか、正確な知識を得るための手助けになることが期待されますね。
今まで、二酸化炭素排出量については関心を持っていましたが、吸収量についてはあまり関心を持っていませんでした。
考えてみれば二酸化炭素吸収量が排出量を上回っていれば、地球温暖化は防げることになりますから、吸収量と排出量のデータを基に、地球温暖化対策を考えていくことが有効ですね。
これらのデータを一般に公開して、定期的に測定値を更新していけば、どの地域、どの国が温暖化の原因を作っているのかが世界中の人々にはっきりします。
米国や中国にも大きなプレッシャーになるでしょう。
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NHKによると、国立環境研究所の研究グループが日本の温室効果ガス観測衛星「いぶき」が宇宙から観測した去年5月までの1年間のデータや、地上での観測を基に、世界各地の二酸化炭素の排出量を推定したそうです。
その推定結果を世界64の地域に分けた地図に示しました。
二酸化炭素の排出量が吸収量より多ければ「赤」、逆に少なければ「緑」で色分けして示しています。
その結果、これまで考えられていたより、シベリアなど北半球の高緯度地帯では二酸化炭素の吸収量が多かった一方で、赤道周辺では排出量が多い傾向が確認されたということです。
これまで二酸化炭素の排出量は、世界の139か所から集められたデータを基に推定されていましたが、観測地点がほとんどない地域も多く、誤差が大きかったということです。
人工衛星の観測データを基に二酸化炭素の排出量を推定したのは世界でも初めてで、将来的にどれぐらい二酸化炭素を削減しなくてはならないのか、正確な知識を得るための手助けになることが期待されますね。
今まで、二酸化炭素排出量については関心を持っていましたが、吸収量についてはあまり関心を持っていませんでした。
考えてみれば二酸化炭素吸収量が排出量を上回っていれば、地球温暖化は防げることになりますから、吸収量と排出量のデータを基に、地球温暖化対策を考えていくことが有効ですね。
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