熟年新米弁理士のひとり言

平成18年に59歳で弁理士試験に合格した企業内弁理士です。弁理士試験、企業での知的財産業務について、気軽にお話します。

ゴールデンウイーク

2008-04-30 21:17:20 | Weblog
本日、司法試験基礎講座を受講するためにW横浜校に行ってきました。

平日の朝なのにビデオブース教室が満員です。
基礎講座をゆっくりと視聴するため、平日に講義を受けることにしていますが、こんな混雑は初めてです。

よく考えてみると、今日は4月30日、ゴールデンウイークの中日です。
皆さん、休暇を取って勉強しに来ているのですね。
感心感心。

ビデオブースで受講している人の科目が気になり、そっと後ろから覗いてみると、弁理士試験は少なく、司法試験・ロースクール入試・司法書士、行政書士、公務員が多いようです。
特に、司法書士の勉強をしている人が圧倒的に多いのに驚きました。

司法書士は、そんなに魅力的な商売なのでしょうか?

資格を取ったあとの仕事があるのかもしれませんね。
弁護士・弁理士の仕事が少なくなってきているのに、司法書士は業務拡大の一途なのでしょうか。

司法書士の勉強をしている人に、女性と高齢者が多いのも特徴の一つのようです。
未経験でも仕事に取り組み易いのかもしれません。

以前、資格と年収の関係をネットで調べたところ、司法書士はかなり高かった記憶があります。
勉強している人が多いのも頷けます。

司法試験の合格者数を減少させようという動きがあるそうです。
弁理士試験も同様の動きがあると聞いています。

この点からも、司法書士試験の勉強をする人が多くなるのも当然ですね。

私と同年代の司法書士試験受験者にそっとエールを贈りました。



ブログランキングに参加しています。よろしければ、以下のURLから投票して下さい。
日記@BlogRanking



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ちょっと嬉しいお話

2008-04-29 19:43:29 | Weblog
近所のスーパーへ買い物に行ったときのこと、コーキング剤を購入して、そのポリ袋を買い物カートのハンドルに引っ掛けて、カートに買い物カゴを載せて食料品を購入しました。

レジで精算後、食料品をポリ袋2つに入れて両手で持ち、車のトランクに入れ、そのまま自宅へ。

自宅について、コーキング剤が無いことに気付きました。
どうやら、カートのハンドルに掛けたまま忘れてきてしまったらしい。

急いでスーパーへ戻り、カート置き場を探したところ、ポリ袋が見あたりません。
しかたなく、サービスカウンターの女性店員に事情を話し、忘れ物として届いていないかを確認しました。

するとその女性店員が、「どのような品物をどこにわすれましたか?」と聞いてきましたので、「コーキング剤を正面右側出口のカート置き場のカートのハンドルに引っ掛けて、そのまま忘れて帰りました」と応えました。

「ああ、それなら忘れ物として届いています」。
この声を聞いて、「良かった」と思わず大きな声をだし「ありがとうございました」とお礼を言って自宅に帰りました。

コーキング剤という特殊用途な品物で、値段も600円と安価なため、届けられたのかもしれませんが、なぜか嬉しくなりました。

小さなことですが、「世の中まだまだ捨てたものではない」と思いました。
これから良いことが起こりそうな予感がする、ちょっと嬉しいお話でした。



ブログランキングに参加しています。よろしければ、以下のURLから投票して下さい。
日記@BlogRanking
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

暫定税率復活

2008-04-28 19:27:46 | Weblog
衆議院補選で大敗したのに、与党がガソリンの暫定税率を復活させるために、4月30日に衆議院で再可決することが決まりました。

多数の横暴そのものです。
民意が示されたのに、「民意の一部」だとか「首長の意見が民意」だとか、訳の分からない主張をしています。
やはり、解散総選挙で民意を問うしかないようです。

再可決されると5月1日からガソリン価格が大幅に上昇するため、ガソリンスタンドに長蛇の列ができる、ガソリンの品切れが起こる等の報道がされていましたので、早速、スタンドにガソリンを入れに行って来ました。

都会のガソリンスタンドでないためか、長蛇の列も品切れもありませんでした。
1リットル122円で満タンにしたので、来月末まで持ちそうです。

今年のゴールデンウイークは、司法試験の勉強で、お出かけする予定はありませんので、ガソリンを消費することはないでしょう。

ゴールデンウイークは、エコ生活を楽しむことにします。




ブログランキングに参加しています。よろしければ、以下のURLから投票して下さい。
日記@BlogRanking
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

公開模試

2008-04-27 19:21:46 | Weblog
司法試験短答公開模試を受けてきました。

会場は、Wの横浜校です。

当日、弁理士短答試験の公開模試も開催されていましたので、懐かしくなって会場を覗いてみました。
皆さん、真剣ですね。

弁理士模試の会場は1教室ですが、司法試験の模試は3教室で開催されています。受験者数の相違でしょうか。
弁理士模試を受けている人の中には、私より年長又は同年輩の方が結構いましたが、司法試験の模試は、3教室で僅か1名です。

確か、昨年の弁理試験最年長合格者が70歳であるのに対して、司法試験の最年長合格者は、平成になってから55歳以下だったと記憶しています。
高年齢者には合格し難い試験のようです(それが分かっているのに挑戦するのは無謀かもしれません)。

司法試験の短答試験問題と弁理士試験のそれとを比較してみると、以下のような相違点があります。

①弁理士試験には、5問のうちどの枝が正しいか、間違っているかを問う問題が何問かありますが、司法試験には1問もありませんでした(正しいのは幾つか等の、各枝を正確に答えないと正解が導けない問題です)。

②弁理士試験にも判例の理解を問う問題はありますが、それほど多くありません。
これに対して、司法試験の、特に憲法は、判例の理解を問う問題が数多く出題されていました。

③弁理士試験は、特許法・意匠法等の問題がバラバラに出題されていましたが、司法試験は、憲法20問、民法20問、刑法20問と、各法域が纏めて出題されています(こちらは司法試験の方が解答し易い)。

④司法試験は、学説の理解を問う問題が多く出題されます。

⑤司法試験は、問題文が複雑で、どのように解答に取り掛かるか、慣れないと混乱します。

以上、弁理士試験と比較して相違点を述べました。

司法試験の模試を受けた感想は、難しいの一言です。

あと2週間みっちり勉強しないと、記念受験に終わってしまう虞があります。

そうならないように頑張ります。



ブログランキングに参加しています。よろしければ、以下のURLから投票して下さい。
日記@BlogRanking



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

短答試験勉強

2008-04-26 20:21:08 | Weblog
司法試験短答試験の勉強をしています。

民法・刑法の過去問を一通り解いて、現在、憲法の過去問を解いています。
明日が短答試験の公開模試なので、当初の計画では、過去問を一通り解き終えていなければいけないのですが、プライベートな事情が重なり、憲法過去問の半分程度が残っている状態です。

明日の公開模試、翌週の日曜日の公開模試、翌々週の日曜日の本試験と続きますので、あと2週間程度です。
今後も、プライベートな事情で勉強時間を十分に確保することは難しいのですが、なんとかベストを尽くしていきます。

弁理士試験合格から2年間、受験勉強から遠ざかっていましたので、短答試験3時間半の間、問題を解くことに集中する体力、精神力が、まだ出来上がっていません。
これから2週間、知識インプットと並行して集中力の向上を図らなければいけません。

さあ、あと一踏ん張り、頑張りますか。



ブログランキングに参加しています。よろしければ、以下のURLから投票して下さい。
日記@BlogRanking

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

柴又

2008-04-25 07:46:04 | Weblog
所用で柴又まで行ってきました。

柴又に行ったときには、必ず帝釈天を参拝します。

先ず、江戸川堤にある柴又公園まで30分程の散歩です。




この時期、江戸川堤から柴又公園を通る道で花を楽しむことができます。










柴又公園から「山本亭」に入ります。











「山本亭」を通り抜けると、「帝釈天」の裏門が見えます。


平日の午前9時半、帝釈天の境内には、観光客・参拝者がほとんどいません。




帝釈天門前の商店街も観光客で溢れ帰る前の静けさを楽しむことができます。





柴又駅付近の「ハイカラ横丁」。
今時、「ハイカラ」は珍しく、死語に近い言葉ですね。





帝釈天を訪れる好きな時間帯は、平日の朝と夕方です。
朝は、観光客もほとんどおらず、子供の頃、境内で遊んだ思い出がよみがえり、懐かしくなるからです。

夕方は、観光客が去ったあとの、何ともいえない落ち着きがあり、映画「寅さん」の世界を肌で感じることができます。









いつまでも変わらない風景、私の心のふるさと柴又帝釈天、ここを訪れると嫌なことも忘れて元気になります。

さあ、明日から元気をだしてがんばりますか。



ブログランキングに参加しています。よろしければ、以下のURLから投票して下さい。
日記@BlogRanking



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

杉原輝雄

2008-04-23 16:35:06 | Weblog
杉原輝雄、70歳の現役プロゴルファーです。

「まむしの杉原」と言われるように、粘り強いゴルフをするプレイヤーです。

プロゴルフでは、50歳を過ぎるとシニアツアーという別のフィールドの大会が用意されています。
しかし、70歳の杉原は、自分の息子よりも若い選手たちに混じって、レギュラーツアーで今も奮闘中です。

まさに、生涯現役です。

1998年、杉原輝雄は前立腺がんと診断されました。

 しかし、杉原は、「60歳を超えた私には、休んでいる暇はない。50歳なら手術をして1年間休んで、また試合に出るという選択肢もあっただろうけど」として、
手術をしないで治療を重ね、さらにこのときから過酷な加圧式トレーニングを始めました。
自分がピンチのときに、さらに自分を追い詰めて乗り越える。実に杉原らしい生き方だと思います。

先日のテレビ特番で、杉原輝雄自身が癌の再発を報告していました。
その報告があまりにもあっさりしていて、まさに他人事でした。

癌再発にも負けずにマイペースでゴルフ練習に励んでいます。

生涯現役を実践するプロゴルファー杉原輝雄。

また一人私の尊敬する人、目標とする人が現れました。
尊敬でき、目標となる先輩が数多くいることは、本当に幸せです。



ブログランキングに参加しています。よろしければ、以下のURLから投票して下さい。
日記@BlogRanking

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

刑事訴訟法

2008-04-21 23:06:15 | Weblog
司法試験基礎講座の刑事訴訟法講義を受けてきました。

刑事訴訟法の講義回数は9回で、本日5回目の講義ですから、半分を過ぎたことになります。
あと4回でこの基礎講座も終了です(正確には、民法で2回の補講がありますので、あと、6回です)。

講師が、具体的な事例に基づいて講義してくれますので、法律を正確に理解することができ、法学部で勉強していたときの苦手意識がなくなりました。

刑法・刑事訴訟法を勉強するときに、「推定無罪」「疑わしきは被告人の利益」という、人権保障の考え方を先ず学びますが、現実はかなり違うようです。

先日、NHKのある番組でも放送していましたが、最近の裁判官は「推定有罪派」が多いそうです。
正確な原因は分かりませんが、司法修習で有罪判決文を作成する演習が多い、裁判官と検察官との交流等が、その一因とも言われています。

講師も裏話として紹介していましたが、「任意同行」と言って警察署へ連れて行かれ、任意だから帰ろうとしても帰れないのが実体だそうです。
したがって、任意同行の場合、任意であることを確認して警察へは同行せず、弁護士に相談すべきであると、言っていました。

その他にも、職務質問・所持品検査・車両検問等の法的な問題点が理解でき、参考になりました。

警察から任意同行を求められることはないと思いますが、その際。「任意ですね。刑事訴訟法〇〇条に規定されているように、任意同行は拒否します」というように答えますか。

生意気な奴と、目を付けられることになりそうですが。



ブログランキングに参加しています。よろしければ、以下のURLから投票して下さい。
日記@BlogRanking

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

人材育成

2008-04-20 12:31:32 | Weblog
先日、ある大手企業から、知財のベテランを探しているので、面接を受けに来て欲しい旨の連絡がありました。

この企業は、本社研究開発部門は関西地方にありますが、横浜近辺にも技術者400名程度がいる研究センターを有しています。

面接に研究センターを訪れると、そこは駅前の大きなビルで、吹き抜けのロビーの奥に受付があるという、大企業そのものです。

面接に来ていたのは、私を含めて3名で、年齢は50~63歳というところでしょうか(確かにベテランです)。
面接で、この企業が求めている人材の条件をお聞きしました。
何でも、知財担当者の経験が短いので、その人たちの育成と研究者の特許教育の2点だそうです。

この業務内容は、私の希望するものですが、フルタイムでの勤務は希望していないので、失礼ながら条件を出させて頂きました。
①週に3日程度、②他企業のコンサルタントとの兼職、③講演会で講師を務めることを認めて欲しいと、お話しました。

面接官の方から、可能ですので検討してみますとのお返事を頂きました。

企業から見れば、「何ともあつかましい奴が面接に来たな」と、思っているとことでしょう

採用の可否は4月中に封書で来るそうですので、どういう結果になるのか楽しみです。


ブログランキングに参加しています。よろしければ、以下のURLから投票して下さい。
日記@BlogRanking


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

司法試験受験票

2008-04-20 00:08:18 | Weblog
司法試験の受験票が届きました。

「平成20年度 旧司法試験第二次試験 受験票(短答式試験)」
の表題の下に、
試験地・試験場・受験番号・氏名の欄があります。

試験の場所の説明・試験の期日・時間割・携行品と続きます。

ここまでは、弁理士試験の受験票と同じですね。

ちなみに、私の試験場は、中央大学理工学部校舎です。

弁理士試験受験票と異なっているのは、きりとり線で仕切られた2枚目の紙。
「旧司法試験第一次試験免除資格確認書」
氏名と11桁の受験者IDが記載されています。

現在の弁理士試験は、第一次試験が短答式試験ですが、司法試験はかつての弁理士試験でも存在していた、一般教養試験に相当する第一次試験が依然として存在しています。

大学卒業等の資格を有している受験者は、この第一次試験が免除されます。
次回受験する際に、受験願書に受験者IDを記入することにより、第一次試験免除資格を有していることが確認されることになります。

弁理士試験で廃止された旧第一次試験を、司法試験で依然として実施している理由は分かりません。
個人的には、廃止しても良いと思います(短答式試験・論文式試験を合格すれば、第一次試験を合格する能力はあると推定できる)。

受験票が到着して、受験へのモチベーションが高まってきました。
第二次試験(短答式試験)まで、残り3週間。
いよいよ追い込みです。



ブログランキングに参加しています。よろしければ、以下のURLから投票して下さい。
日記@BlogRanking
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする