熟年新米弁理士のひとり言

平成18年に59歳で弁理士試験に合格した企業内弁理士です。弁理士試験、企業での知的財産業務について、気軽にお話します。

STAP(スタップ)細胞

2014-01-30 22:00:13 | Weblog
iPS細胞とは違う方法で、万能細胞の作製に成功した理化学研究所発生・再生科学総合研究センターの小保方(おぼかた)晴子ユニットリーダー(30)らの研究は、海外メディアも大きく取り上げました。

小保方さんの米国時代の指導教官も成果をたたえています。

医学の将来を変えうる成果として、世界も注目している大発見です。

小保方さんらは、マウスの細胞に弱酸性の刺激を与えるだけで、どんな組織にもなれる万能細胞「STAP(スタップ)細胞」ができることを証明しました。

英BBCは「興奮するような驚きの発見。大変革」とするロンドン大教授の談話を掲載し、再生医療の技術を「より安く早く、安全にしうる成果」と伝えています。

現在は、マウスの細胞で成功しているので、人間の細胞でも成功するのかが今後の課題ですが、おそらく成功するでしょうね。

それにしても30歳の若い女性がこの快挙。

日本のリケ女もやるもんだな〜。

これで、女性の社会進出に弾みがつくといいのですが。

企業の老害経営者や老害政治家が第一線から退く時が来ましたね。

ネイチャーに最初に論文投稿した時に、あまりに簡単な実現方法のためか、「愚弄している」として論文投稿が却下されたというエピソードを披露していました。

ネイチャーの査読者は、面目丸つぶれですね。

もっとも、そのあとの論文投稿を掲載したので、良しとしましょうか。









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能楽堂

2014-01-29 11:20:06 | Weblog
国際知的財産活用フォーラム2014に参加している時に、思わぬ発見をしました。

会場のセルリアンタワー東急ホテルのB2Fボールルームと同じフロアーに、何と能楽堂がありました。

休憩時間に、何気なくフロアーを探検していたら発見しました。

見学自由ということで、早速、見学しました。



客席も100席弱ありそうな、立派な能楽堂です。









このような能が見られるのでしょうね(この画像は、休憩室のモニターで紹介していたものです)。






何だが得したような気になりました。

都会の真ん中で、それもホテルの中の能楽堂。

東京砂漠のオアシスみたいな場所ですね。






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国際知的財産活用フォーラム

2014-01-28 19:36:40 | Weblog
工業所有権情報・研修館主催の「国際知的財産活用フォーラム 2014」に参加してきました。

会場は、渋谷駅近くのセルリアンタワー東急ホテルです。

午前中に企業と大学関係者のそれぞれ1名による特別講演があり、午後から2トラックに分かれてパネルディスカッションがありました。

私は、「企業におけるグローバルビジネスの展開」と「グローバル展開を実践する大学発ベンチャーの知財戦略」に参加しました。

「企業におけるグローバルビジネスの展開」は、企業の紹介に時間が費やされて、肝心の中身が少なかったのが残念ですが、それでも海外における知財戦略、海外におけるノウハウ保護の一端が聞けたのは収穫でした。

「グローバル展開を実践する大学発ベンチャーの知財戦略」は、実際にベンチャービジネスを実践している人がパネラーとして出席していたので、かなり突っ込んだ話が聞けて面白かったですね。

大学発ベンチャーの数は、かなり多いのですが、米国並みの成功例がないのが少し寂しいですね。

今後に期待でしょうか。








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上杉鷹山

2014-01-25 08:47:36 | Weblog
先日、BSテレビで「上杉鷹山」を取り上げた番組を放送していました。

上杉鷹山は、江戸中期の米沢藩(山形県)の9代藩主で、名君として知られています。

鷹山が藩主となったのは明和4(1767)年で,米沢藩の藩政改革がそこから始まりました。

改革の指導についての鷹山の事績は,藩主の時代と隠退後の後見役としての時代に分けられます。

藩主時代は、明和・安永期の改革を実施し、奉行竹俣当綱を執政として、農村支配機構整備(代官制改革)、農村復興,産業の開発および藩校の興譲館の設立を進めましたが、自らも食事は一汁一菜、衣は木綿着とし、奥女中の削減や仕切料を3分の1とするなど徹底した質素倹約を実行しました。

正に、「隗より始めよ」ですね。
国民に増税を押し付けて、議員定数削減には手をつけようとしない日本の政治家とは大違いです。

藩主隠退後は、新藩主となった治広に対して、有名な「伝国の辞」を贈っています。

それは3カ条からなり、「国家は先祖より子孫へ伝えるもの、人民は国家に属するもの、国家は人民のためにあるもので、君主が自由にできるものではない」というもので、君主専制を戒めたものです。

現行の日本国憲法は、権力者(国家、官僚、政治家等)を拘束するもので、上杉鷹山の「国家は人民のためにあるもので、君主が自由にできるものではない」と同じ考えです。

自民党の憲法改定案は、現行憲法とは反対に、国民を拘束するもので、「人民は国家のためにあり、君主が自由にできるもの」という考え方のようです。

上杉鷹山は、数々の名言を残していますが、何といっても有名なのは、鷹山公が子息に教訓として詠み与えた「なせば成る 為さねば成らぬ何事も 成らぬは人の為さぬなりけり」ですね。

これは、「人が何かを為し遂げようという意思を持って行動すれば、何事も達成に向かうのである。ただ待っていて、何も行動を起こさなければ良い結果には結びつかない。
結果が得られないのは、人が為し遂げる意思を持って行動しないからだ。」と言う意味です。

私の座右の銘の一つでもあります。

鷹山公が17歳で上杉家を継ぐに当り決意を詠んだものとして「受けつぎて国の司の身となれば忘るまじきは民の父母」があります。

本当に民に寄り添い、民のことを第一に考えた名君ですね。

最後に一つ、古希を迎えた鷹山が家臣に、「年を取るとわがままが出てくる。そんなときは、遠慮なく戒めてくれ」という趣旨の言葉を残しています。

本当に謙虚な名君ですね。

高い支持率に舞い上がって、裸の王様になっているどこかのリーダーとは大違い。





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セミナー講師

2014-01-23 21:03:31 | Weblog
「海外特許出願におけるブラックボックス化/特許出願の考え方と選択基準」についてのセミナーの講師の依頼がありました。

今回のセミナーは、有名企業の知財責任者との共同講演です。

開催日は、3月下旬ということなので、お引き受けしました。

ノウハウ保護と特許出願戦略についての考え方を説明することになりますが、今まで何回か講演した内容に外国出願戦略が加わるので、資料作成に時間がかかりそうです。

3月に2回のセミナー講師と知財教育コンサルティングの資料作成に、論文作成が加わりますので、かなり忙しいスケジュールになりそうです。

2月は恒例の沖縄滞在でリラックスしようと思っていましたが、沖縄でも資料を作成する時間を確保しなければいけませんね。

沖縄で少しでものんびりできるように、明日から頑張ることにしましょう。









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ふるさと納税

2014-01-22 18:29:53 | Weblog
大村大次郎さんの「サラリーマンの9割は税金を取り戻せる」を読みました。

副題は、「あらゆる領収書は経費で落とせる 増税対策編」とありますので、消費税増税の対策というところでしょうね

サラリーマンも確定申告をした方が良いというのが、私の持論なので、同じ考えの方は参考になる本です。

この本に書かれている対策で参考になったのは、「ふるさと納税」ですね。

財政不足の地方自治体に寄付をして、税金の還付が受けられ、その上、特産品までもらえるというのは嬉しい制度ですね。

住民税の所得割額の10%を限度として税金の還付が受けられます。

寄付金-2千円の還付金が戻ってきますので、還付金の限度額内であれば、実質的に2千円の負担となります。

寄付する自治体によっては、5千円で2500円相当の特産品を贈るということですから、1万円寄付して、8千円の税金還付が受けられ、寄付した自治体から5千円相当の特産品が送られてくるのですから、3千円得したことになりますね。

「ふるさと納税制度」については、便利なサイトがありますので、自分の気に入った自治体、特産品を選んで寄付をしてみてはいかがでしょうか。

私も今年から「ふるさと納税」を始めることにします。








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見せ金か?

2014-01-20 15:18:56 | Weblog
沖縄県名護市長選で選挙期間中、500億円の振興基金構想を表明した自民党の石破茂幹事長は20日、米軍普天間飛行場の同市辺野古への移設反対を訴える稲嶺進氏の再選を受けて、「稲嶺進市長から言及がない以上、どうするか申し上げることは適切ではない。市長から伺い、しかるべく対応をする」と述べ、ゼロベースで見直す考えを示したそうです。

構想は市長選で敗れた末松文信を支援するために、石破氏が唐突に応援演説で打ち出していました。

また、菅義偉官房長官も20日の記者会見で、この構想について、「末松ビジョンを実現するためだった。今度の市長さんがどうするかは承知していない」と述べました。

結局、自民党推薦候補を当選させるための見せ金だったのでしょうね。
それにしても500億円の見せ金とは凄い。
もっとも公共事業でバラマクだけバラマイテいる自民党からすれば大した額ではないということでしょうね。

札束で沖縄県民の横っ面を張るような横柄な態度をとるから反感を買ったのだと思います。

それにしても最近の安倍政権、自民党の横柄な態度はどうにかならないのか。

今回の敗戦で少しは反省してくれるといいのだが(無理だろうな)。









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沖縄県名護市長選

2014-01-19 21:57:27 | Weblog
米軍普天間飛行場移設計画への賛否が最大の争点となった沖縄県名護市長選は19日、投開票され、同市辺野古への移設に反対する現職の稲嶺進氏が、移設推進を掲げた自民党推薦の新顔の前自民県議、末松文信氏を破り、再選を確実にしたそうです。

安倍政権は移設方針を堅持する考えですが、反対派の勝利で道のりは険しくなったと言えますね。

安倍政権は、反対派の現職が再選する選挙結果に関わらず、辺野古への移設計画を進める方針です。

それは、沖縄県の仲井真知事が昨年末に移設先の埋め立てを承認したため、ただちに移設手続きの頓挫につながることはない、と判断しているからです。

菅義偉官房長官も14日の記者会見で「知事が埋め立ての判断を下し、決定している」と述べ、選挙結果と移設作業を切り離して考える方針を示しています。

しかし、今回の選挙結果は、振興予算などで基地の受け入れを迫った政権に明確な反対を突きつけたことを意味するので、今後の移設作業が遅れる可能性もありますね。

地元の反対を押し切って工事の着工を行えば、移設反対派との間でブツカリ合いが起こり、けが人が出る恐れもあります。

そうなると、移設工事どころではなく、沖縄の米軍基地の存在意義が問題となってきますので、安倍政権も強気で工事を強行するのを躊躇するのではないでしょうか。

どうやら自民党は、沖縄県の民意を読み違えたようです。

今後、沖縄県知事、沖縄県の自民党国会議員は、公約違反の責任を追及されることになります。

沖縄基地移設問題から目が離せませんね。








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知財教育コンサルティング

2014-01-18 17:40:40 | Weblog
先日、講師を務めているセミナー開催会社の責任者の方から、研究者・技術者向けの知財教育を社内展開するためのコンサルティングを要請されました。

何でもセミナー受講者から、研究者・技術者向けの知財教育を社内展開したいのだが展開方法が良くわからないという問い合わせが多いので、相談に乗って欲しいとのことでした。

確かに、始めて知財教育を社内展開しようとすると、いろいろと分からないこと出てきて、つい尻込みしたくなりますね。

そのような時に、経験者から具体的なアドバイスがあればいいのではないかということですね。

私は企業で、研究者・技術者に対する知財教育のシステム構築、研修プログラムの作成の責任者を勤め、講師もしていましたので、私の経験が少しでもお役に立つのならばと、お引き受けしました。

とりあえず今月中に「研究者・技術者向けの知財教育を社内展開するためのコンサルティング」の宣伝用の資料を作成してセミナー会社のHPにアップする予定です。

多くの方から問い合わせがあれば良いのですが。









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初詣

2014-01-17 21:18:04 | Weblog
元日に開かれた新年会の帰りに柴又の実家に帰ったのですが、時間がなかったので帝釈天に初詣に行きませんでした。

そこで、弁理士研修の日に実家に帰り、翌日に帝釈天へ初詣に出かけました。

実家から江戸川堤を歩いて寅さん記念館の上から山本亭へ。






山本亭の庭を抜けて帝釈天の裏門から境内へ入ります。

平日なので人影もまばらです。




恒例の初詣をして(小銭で願い事を多くしたので呆れているでしょうね)、参道の商店街へ。




商店街を抜けて柴又駅の横を通り、北総線の新柴又駅近くのコンビニでセブンカフェを買って実家へ帰りました。

最近は、このパターンが定着していますね。

昨年はアクシデントのため海外旅行を断念しましたが、今年は夫婦揃って元気に海外旅行したいですね。

そうそう、皆様の幸運もお祈りしました。







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