熟年新米弁理士のひとり言

平成18年に59歳で弁理士試験に合格した企業内弁理士です。弁理士試験、企業での知的財産業務について、気軽にお話します。

韓国との差はトップの差か?

2020-04-15 20:56:29 | 感染
BS-TBSの夜の番組で、韓国と日本の新型コロナ感染対策の比較をしていました。

韓国の基本方針は、PCR検査で明らかになった感染者を隔離して院内感染を起こさないようにする。
つまり、徹底的なPCR検査を行い感染者を見つけて隔離するという理にかなった対策です。

これに対して日本は、重症化患者に特化するというもので、重症化を防ぐためのPCR検査を行うので、必然的に検査を絞り込むことになります。

この結果、韓国は一時感染者数が一日800人以上と増加しましたが、軽症者を収容施設に贈り込みことにより院内感染を防止して、医療崩壊を起こさずに感染者数のピープアウトを成功させました。
現在の新規感染者数は、一日27人程度だそうです。

これに対して日本は、感染者数が増加の一方で、感染経路不明な患者が全体の70%程度となり(韓国は7%)、医療崩壊の危機を迎えています。

医療現場では、医療用マスク、防護服の在庫が不足しているのに対して、韓国は在庫を多く抱えているそうです。

今からでも遅くないので、韓国から医療用マスク、防護服の提供をお願いすることがいいのですが。

嫌韓政権では無理なので、韓国に影響力がある日本人芸能人かアスリートなどがお願いするのもいいのではないでしょうか(U2のボノのように)。

ゲストの感染症の研究者がコメントしていましたが、感染症に関して韓国はヨーロッパ、米国と同様に先進国で、日本は感染症対策の後進国だそうです。

韓国の発熱外来の紹介がありましたが、これがすごい。

コンテナタイプで、健康状態を尋ねる部屋、医療従事者が診察する部屋(テレビカメラで非接触診察)、検体を取る部屋の3つのコンテナに分かれて、検体を取る部屋は減圧室になっています。

韓国では、すべてが政府の指示で費用も政府が出しており、短期間に体制を整えました。

日本では、PCR検査件数を増大させるという言葉だけで、実数は大幅に増加することはありませんでしたね。

あまりにも政府が動かないので、医師会が独自の費用で発熱外来を設けて、保健所を通さずに医者が必要と判断した場合は発熱外来で検体を採取して民間の試験所で検査する体制に切り替えました。

政府がボンクラなので、現場が頑張るしかないでしょうね。

休業補償も同様で、地方自治体が独自に提供しています。

「馬鹿な大将 敵より(ウイルス)怖い」




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