熟年新米弁理士のひとり言

平成18年に59歳で弁理士試験に合格した企業内弁理士です。弁理士試験、企業での知的財産業務について、気軽にお話します。

どこまで続く泥濘ぞ

2020-11-13 23:49:46 | 感染
毎日新聞に、
「新型コロナウイルス感染の「第3波」が鮮明となる中、政府は旅行需要喚起策「GoToトラベル」の見直しなどに慎重で、経済活動の維持にこだわる姿勢を示している。しかし、さらに感染が拡大すれば批判を浴びるリスクもあり、感染拡大防止との両立を目指す政府はジレンマを抱える。 」という記事が掲載されていました。

首相も、「経済活動を止める選択肢ない」 と発言しています。

これでは新型コロナの感染拡大は止まらない。

どこまで続く泥濘ぞ、ですね。

「10月から東京が追加され、地域共通クーポンの配布も始まって明らかに(利用者の)数が伸びている。地方の経済を見ると、延長したいと思っている」と、赤羽一嘉国土交通相は13日の記者会見で、GoToトラベルの経済効果を強調し、予算積み増しによる延長を訴えていました。

西村康稔経済再生担当相も13日の衆院内閣委員会で「11月10日までで感染の報告は137人。利用者は(10月15日までで)3138万人で、この数字にとどまっている。旅館やホテル、観光施設で感染が拡大したという報告は受けていない」と述べ、GoToの利用者から感染は広がっていないとの認識を示しています。

国交大臣の発言は仕方ないにしても、新型コロナ対策の責任者である西村大臣の発言は、あまりにも経済優先過ぎますね。

これでは感染拡大に歯止めがかかることはありません。

アジアの各国やニュージーランド、オーストラリアは、経済活動よりも感染拡大を抑えることを優先的に考えています。

その方が、結果的に経済活動に有利に働くと考えているからでしょうね。

その考え方が正しいことが証明されていますね。

日本のメディアは、感染者数の多い欧米しか取り上げず、感染者数の少ないアジア各国の成功例を取り上げることが少ないですね。

これも政府への忖度なのか。

政府や政治家、メディアまで感染拡大を止めようとしていないので、国民が自分で行動するしかないようです。

GoToキャンぺーンに踊らされていると痛い目に合うので自粛しましょう。



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コメント
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