海外留学したいと思っても、円安が拍車をかけた費用面での厳しさや、治安への不安などから二の足を踏んでしまう学生は少なくありません。
しかし、最近では国内に居ながら海外の大学の授業を受けられたり、単位を取得できたりするプログラムを設ける大学が増えてきました。
例えば、昭和女子大学は、大学の敷地内に誘致したアメリカのペンシルベニア州立テンプル大学ジャパンキャンパス(TUJ)との協定締結により、海外渡航なしの「ダブル・ディグリー・プログラム」を実施しています。
このプログラムでは、TUJ留学中の授業料に、昭和女子大学学費とTUJからの奨学金を充当する枠が12人設けられており、この枠に入った学生は昭和女子大学の4年半~5年間の学費のみで双方の学位を取得できるというものです。
また、武蔵大学では、留学せずに東京で、ロンドン大学の科目を学び、試験を受けることで2つの大学の学位を取得できる「パラレル・ディグリー・プログラム」を設けています。
これらの大学以外にも類似した授業を実施している大学もあるので、調べてみる価値はありますね。
通信技術の発達により何処でも一流の講師による授業を受けることができるようになってきました。
円安を嘆くよりもオンライン授業の拡大を図った方がいいですね。
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