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常住坐臥

ブログを始めて10年。
老いと向き合って、皆さまと楽しむ記事を
書き続けます。タイトルも晴耕雨読改め常住坐臥。

春の雪

2022年02月17日 | 日記

昨日、天気予報にこの冬はじめて雨マークが出た。なかなか寒気がぬけないので、今朝も玄関先のアプローチにうっすらと雪が積もった。この季節に降る雪は綿のようで、脆い感じがする。昼近くなって溶けてなくなる予感がする。雪には湿気を多く含んでいるように思う。降ると思えば晴れ、ほどなくしてまた降るのが春の雪だ。やがて淡雪になり、蕗の薹が顔を出すのも間近い。

吹き晴れてまたふる空や春の雪 太祇

コロナのワクチン3回目で、少しあった身体の違和感もなくなり、元通りの元気を取り戻すことができた。睡眠も次第に深くなってきた。夜明け前に目が覚めて少し本を読んだが、原田マハ『カンヴァスの楽園』が面白くて眠りを妨げる。二度目の眠りで夢を見た。これほど鮮明な夢は久しぶりのことである。正月以来晩酌を止めているが、夢のなかで、友人たちとうす暗い居酒屋で飲んでいる。小用を足したくなって席を離れる。手洗いまで、酔いのために、足元が覚束ない。やっとの思いで席に戻るが、飲んでいたはずの友人たちは姿を消している。この居酒屋の場所がどこかも分からず、友人たちがいないと自分が帰る家までの道も分からないのだ。途方にくれる酔った自分が一人居酒屋に。見れば店の人の姿も見えない。酒の習慣を止めたことが、こんな夢につながっているのか。

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