「早く行かなくちゃ、平安神宮の枝垂れ桜、終わっちゃうよー」と、朝からソワソワしているミモロです。
岡崎の疎水沿いのソメイヨシノは、すでに葉桜になりつつあります。
京都の町中での、今春の桜シーズンも終わりを迎えました。
その最後の姿を見ようと、ミモロは、枝垂れ桜が多い神苑がオープンする8:30に、平安神宮に到着。
「うーまだなんとか間に合ったみたい…」とホッとするミモロです。
でも、すでについ先日満開だった「左近の桜」は、茶色の枝になっていました。
「よかったー見といて…さぁ、枝垂れ桜も見とかなくちゃ…」と、トコトコと神苑へと向かいます。
「ウワー、やっぱりすごくキレイー」と、入口脇の大きな桜に感激の声を。
「紅しだれコンサート」の時は、まだ蕾だった桜は、すでに大きく花を開いています。
あまりの美しさに立ち尽くすミモロです。
紅しだれ桜は、蕾の時ほど、色が濃く、7分咲き頃が、最も艶やかな紅色に。花を開くほどに、その色は淡くなってゆきます。今は、淡いピンク色。夕方になると、赤みを帯びた西日があたり、花の色は、朝よりも濃く感じられるよう。
池の周りの桜も、以前より淡い感じ。ミモロは、泰平閣の上から、お庭を眺めます。
「なんかよく見えない…」そこで、ミモロは欄干にしがみついて、眺めることに。
空の青さを映した池に、桜のピンク色が映り込んで、その美しさは、2倍に。
「あーこの景色とも、しばらくお別れだねー…」と春の景色を目に焼き付けるミモロです。
帰り際に、ミモロは、花びらの吹き溜まりを見つけます。
「なんかピンクの絨毯の上に寝てるみたい…わー桜の天井…」と、青空を背景に桜が降り注ぐようにミモロの上に。「いい気持ち、まるで別世界…フー」と、ミモロだけが楽しめる世界です。
あ、起きて!ミモロ!庭掃除が始まって、そこにいると花びらと一緒にお掃除されちゃうわよ!
「ワー大変…」と慌てて起き上がるミモロでした。
*京都では、町中や伏見など南の桜は、見ごろを過ぎましたが、まだ大原や貴船、八瀬などでは、桜が見られます。ぜひ、そちらにも足をのばしてはいかがでしょう。
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