京都に住むミモロは、お友達に会いに東京へ足を伸ばしました。お友達の家は、早稲田大学の近所。ここら辺りは、東京生まれのミモロでも来たことがない場所。
一つ口に東京といっても、もちろんすごく広いので、生活する場所で、行動半径は決まります。ミモロが生まれたのは、東京の西側で神奈川県に近い場所。そのため、池袋に近い早稲田大学周辺は、未踏の地でした。お友達に誘われて、お散歩に出かけました。
その日、早稲田大学の大隈講堂の前には、大勢の学生さんの姿が…。「なにかあるのかな?」ミモロは興味津々。
それで近くの学生さんに尋ねてみると…。
「今日は、大学で、新入生のガイダンスがあるので、僕たちのクラブに入ってもらうように、新入生の勧誘にきてるんですよ」と、放送研究会のメンバーの皆さん。
新しい生活をスタートする新入生。きっと期待でワクワクしていることでしょう。先輩たちも大きな声で、盛んに新メンバーの勧誘に励みます。
さて、そこを過ぎて、トコトコと進むと、なにやら変わった建物が。
「なんか不思議な建物…」とミモロは、そばに…。
1階は、アンティークの美術品と時計を扱うお店が入っています。
外壁には、いろいろなオブジェがいっぱい。
入口も、さまざまな彫刻で装飾されています。
「まるでガウディの建物みたい…」そういいながら、恐る恐る中へ。
建物の中も、まさにガウディの世界…。「すごく凝った建物だねぇー」とあちこちを見ていると、ひとりの紳士が通りかかりました。
どうもこの建物に住んでいらっしゃる方のよう…。
「こんちにはーちょっと見学させてもらっていいですか?」とミモロ。
「どうぞ…ここはね、26年ほど前に建てたもので、後輩の早稲田大学の建築を出た人に頼んだら、こんなになっちゃたんですよ」と。
「じゃ、建築家さんなんですか?」とミモロ。「いいえ、私は違いますけど…彼に好きにやっていいよーっていったら、こんな感じに…」「ここって、マンションなんですか?」「はい、分譲のマンションです。私は、上の方の階に住んでます」そういうと、エレベーターでその方は上に。どうもオーナーさんだったよう。
「へぇ、マンションなんだー。スゴク個性的で住んだら楽しそう…」とミモロは、さらに中を見て歩きます。
玄関ホールには、大きな手のオブジェ。
上へと続く階段には、美しいタイルが敷き詰められています。
「あ、干支のポスト…」入口の郵便受けには、それぞれ干支のモチーフが。
「なんかスゴイ!ホントにガウディの世界…こんな建物が都内にあったって知らなかったー」
さまざまな装飾で構成された建物に、ただただ感動するミモロでした。
*実は、ここは「ドラード早稲田」というここら辺りでは有名な建築物で、設計者は、早稲田大学の出身の建築家、梵寿綱という方。日本のガウディと呼ばれる建築家だそう。彼の建物は、都内にいくつかあるようですで、ここもそのひとつ。賃貸でも時々空室があり、借りることができるとか…。一度住んでみたいアートなマンション。よく人気のデザイナーズマンションというのが、ありますが、その範囲を大きく超えた迫力。外からでも、十分に建物の素晴らしさを見ることができます。建築好きなら、ぜひ一度見学に…
早稲田大学の南門のすぐ近所です。
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一つ口に東京といっても、もちろんすごく広いので、生活する場所で、行動半径は決まります。ミモロが生まれたのは、東京の西側で神奈川県に近い場所。そのため、池袋に近い早稲田大学周辺は、未踏の地でした。お友達に誘われて、お散歩に出かけました。
その日、早稲田大学の大隈講堂の前には、大勢の学生さんの姿が…。「なにかあるのかな?」ミモロは興味津々。
それで近くの学生さんに尋ねてみると…。
「今日は、大学で、新入生のガイダンスがあるので、僕たちのクラブに入ってもらうように、新入生の勧誘にきてるんですよ」と、放送研究会のメンバーの皆さん。
新しい生活をスタートする新入生。きっと期待でワクワクしていることでしょう。先輩たちも大きな声で、盛んに新メンバーの勧誘に励みます。
さて、そこを過ぎて、トコトコと進むと、なにやら変わった建物が。
「なんか不思議な建物…」とミモロは、そばに…。
1階は、アンティークの美術品と時計を扱うお店が入っています。
外壁には、いろいろなオブジェがいっぱい。
入口も、さまざまな彫刻で装飾されています。
「まるでガウディの建物みたい…」そういいながら、恐る恐る中へ。
建物の中も、まさにガウディの世界…。「すごく凝った建物だねぇー」とあちこちを見ていると、ひとりの紳士が通りかかりました。
どうもこの建物に住んでいらっしゃる方のよう…。
「こんちにはーちょっと見学させてもらっていいですか?」とミモロ。
「どうぞ…ここはね、26年ほど前に建てたもので、後輩の早稲田大学の建築を出た人に頼んだら、こんなになっちゃたんですよ」と。
「じゃ、建築家さんなんですか?」とミモロ。「いいえ、私は違いますけど…彼に好きにやっていいよーっていったら、こんな感じに…」「ここって、マンションなんですか?」「はい、分譲のマンションです。私は、上の方の階に住んでます」そういうと、エレベーターでその方は上に。どうもオーナーさんだったよう。
「へぇ、マンションなんだー。スゴク個性的で住んだら楽しそう…」とミモロは、さらに中を見て歩きます。
玄関ホールには、大きな手のオブジェ。
上へと続く階段には、美しいタイルが敷き詰められています。
「あ、干支のポスト…」入口の郵便受けには、それぞれ干支のモチーフが。
「なんかスゴイ!ホントにガウディの世界…こんな建物が都内にあったって知らなかったー」
さまざまな装飾で構成された建物に、ただただ感動するミモロでした。
*実は、ここは「ドラード早稲田」というここら辺りでは有名な建築物で、設計者は、早稲田大学の出身の建築家、梵寿綱という方。日本のガウディと呼ばれる建築家だそう。彼の建物は、都内にいくつかあるようですで、ここもそのひとつ。賃貸でも時々空室があり、借りることができるとか…。一度住んでみたいアートなマンション。よく人気のデザイナーズマンションというのが、ありますが、その範囲を大きく超えた迫力。外からでも、十分に建物の素晴らしさを見ることができます。建築好きなら、ぜひ一度見学に…
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