「わーすごくキレイ!」とミモロが、歓声を上げたのは、京都府庁の旧本館中庭に枝を伸ばす桜です。
京都府庁は、御所にほど近い場所に。その旧本館は、明治37年に建てられたルネッサンス様式の洋館。
NHKの年末の大型ドラマ「坂の上の雲」のロケ場所にもなったところです。
その中庭の中央に、大きくのびのびと枝を伸ばす枝垂れ桜が、今、見事な花をつけています。
「今年の桜は、ひときわ美しい気がします」と、毎年、桜を見続けている「京都観光文化を考える会・都草」の坂本理事長が桜を眺めながら、ポツリ。
「ここの桜、すごく楽しみにしてたんだー」とミモロも初めて見る桜に感激の様子。
ここには、桜守の佐野藤右衛門さんが、命名した容保桜や、円山公園の初代枝垂れ桜の孫桜など6本の桜が、春に、艶やかな姿を見せてくれます。
この桜は、府庁が開いている時ならいつでも自由に見ることができます。
中庭から、見上げるように桜を見るのも素敵ですが、旧本館の2階に上がり、窓越しに見ると、洋館が背景となり、お寺や神社で見る桜とは、一味違った雰囲気が楽しめます。
「ここから、桜の木を見下ろすように眺めるのもいいねぇー」とミモロ。
特に、おすすめは、2階の東側からの景色。桜の花が近くに見えます。さらに女性限定の見所は、2階東側の女子トイレ。その窓は、桜のすぐ近くなので、目の前にピンクの世界が広がります。
御所の桜見物から、足をちょっと伸ばして、ぜひ…。
桜の見ごろは、4月上旬ごろまでです。
*「京都府庁」京都市上京区下立売通新町西入ル藪ノ内町 電話075-414-5435 10:00~17:00
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