京都の西、のどかな田園風景が広がる大原野。その地域の氏神として人々に崇められる神社が、「大原野神社」です。
ミモロは、桜を眺めた「正法寺」から、ほど近いこの神社へとお参りに。
大原野は、桓武天皇が、都を奈良から、長岡京に遷された時に、しばしば鷹狩を楽しまれた場所。
長岡京遷都の折、奈良の春日大社を分祀し、嘉祥3年(850)に文徳天皇は、祖父である藤原冬嗣のかねてよりの願いを思い、この地に壮麗な社殿を造営されました。以来、藤原一族では、女の子が生まれると、中宮や皇后になれるよう祈願した神社です。
今も、良縁をもたらす神社として、女性たちの信仰を集めます。
「素敵なご縁に恵まれるんだね。真剣にお祈りしなくちゃ!」と、張り切って参道を歩くミモロです。
まずは、お手水でお清めを。
奈良の春日大社の分祀らしく手水には、鹿が。しっかりお清めをして、さらに奥へ。
「気持ちいい境内だねー。なんかいい気が流れてるみたい…」
「わー大きな茶筅みたい…」確かに、茶筅のような形のおみくじを結ぶ場所。
「良縁…良縁…」とブツブツと念じながら、社殿へと向かうミモロです。
社殿は、春日大社同様の春日造りの壮麗な姿。
良縁を願うミモロは、深々と頭を下げて、真剣にお願いします。
また、社殿の前には、狛犬ならぬオスとメスの狛鹿が。
おみくじも、木製の鹿がくじを咥えています。
「あのーおみくじ1つください」と社務所の方に声を掛けます。「どうぞ、好きなのを1つ選んでください…」
「わー。どの子にしようかな?」と、ミモロは、ひとつひとつ顔を覗いては、お気に入りの鹿を選びます。
境内には、「千眼桜」という白い花を付ける大きな桜がありますが、今年は、花が遅く、ミモロが訪れた4月上旬は、まだ蕾の状態。
でも、境内では、ちらほらと山桜が咲き始めていました。
「桜もちょっとは見たし…」と、ミモロが、足を止めたのは、境内にある茶店「春日乃茶屋」の前。
「ひと休みしに、寄って行こうよ…」。やはりミモロは、花より団子のよう。
「あのーおすすめはなんですか?」とお店の方に尋ねます。
「手づくりのよもぎ餅が美味しいですよ」と。
おすすめに従って、ミモロはよもぎ餅(1個200円)を注文します。
「来た来た…美味しそう…」お庭を望む緋毛氈の上で、お茶を飲みながら、味わうよもぎ餅。
黄な粉がかかった柔らかなよもぎ餅。中の餡子のほどよい甘さ。
口のまわりを黄な粉で染めながら、モグモグと。
「桜も見たし、よもぎ餅を食べたし…良縁もお願いしたし…。そろそろ帰ろう…御馳走さまでした」
ミモロが、お店を出ようとすると、お店の方が、
「この神社は、紅葉も見事なんですよ。また秋になったら来てくださいね」と。
「ハーイ!また来ます」秋は、何が食べられるのかな…と想像するミモロです。
*「大原野神社」および「春日乃茶屋」の詳しい情報は、ホームページで。
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ミモロは、桜を眺めた「正法寺」から、ほど近いこの神社へとお参りに。
大原野は、桓武天皇が、都を奈良から、長岡京に遷された時に、しばしば鷹狩を楽しまれた場所。
長岡京遷都の折、奈良の春日大社を分祀し、嘉祥3年(850)に文徳天皇は、祖父である藤原冬嗣のかねてよりの願いを思い、この地に壮麗な社殿を造営されました。以来、藤原一族では、女の子が生まれると、中宮や皇后になれるよう祈願した神社です。
今も、良縁をもたらす神社として、女性たちの信仰を集めます。
「素敵なご縁に恵まれるんだね。真剣にお祈りしなくちゃ!」と、張り切って参道を歩くミモロです。
まずは、お手水でお清めを。
奈良の春日大社の分祀らしく手水には、鹿が。しっかりお清めをして、さらに奥へ。
「気持ちいい境内だねー。なんかいい気が流れてるみたい…」
「わー大きな茶筅みたい…」確かに、茶筅のような形のおみくじを結ぶ場所。
「良縁…良縁…」とブツブツと念じながら、社殿へと向かうミモロです。
社殿は、春日大社同様の春日造りの壮麗な姿。
良縁を願うミモロは、深々と頭を下げて、真剣にお願いします。
また、社殿の前には、狛犬ならぬオスとメスの狛鹿が。
おみくじも、木製の鹿がくじを咥えています。
「あのーおみくじ1つください」と社務所の方に声を掛けます。「どうぞ、好きなのを1つ選んでください…」
「わー。どの子にしようかな?」と、ミモロは、ひとつひとつ顔を覗いては、お気に入りの鹿を選びます。
境内には、「千眼桜」という白い花を付ける大きな桜がありますが、今年は、花が遅く、ミモロが訪れた4月上旬は、まだ蕾の状態。
でも、境内では、ちらほらと山桜が咲き始めていました。
「桜もちょっとは見たし…」と、ミモロが、足を止めたのは、境内にある茶店「春日乃茶屋」の前。
「ひと休みしに、寄って行こうよ…」。やはりミモロは、花より団子のよう。
「あのーおすすめはなんですか?」とお店の方に尋ねます。
「手づくりのよもぎ餅が美味しいですよ」と。
おすすめに従って、ミモロはよもぎ餅(1個200円)を注文します。
「来た来た…美味しそう…」お庭を望む緋毛氈の上で、お茶を飲みながら、味わうよもぎ餅。
黄な粉がかかった柔らかなよもぎ餅。中の餡子のほどよい甘さ。
口のまわりを黄な粉で染めながら、モグモグと。
「桜も見たし、よもぎ餅を食べたし…良縁もお願いしたし…。そろそろ帰ろう…御馳走さまでした」
ミモロが、お店を出ようとすると、お店の方が、
「この神社は、紅葉も見事なんですよ。また秋になったら来てくださいね」と。
「ハーイ!また来ます」秋は、何が食べられるのかな…と想像するミモロです。
*「大原野神社」および「春日乃茶屋」の詳しい情報は、ホームページで。
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