2015年が、いよいよスタート。朝、ミモロは、お友達のおうちでお雑煮とおせち料理をいただきに行きました。


料理上手のお友達、おせち料理は、昆布、きんとん、黒豆、田作り、かまぼこ、数の子、ゴボウ、焼きブリなど、典型的なおせちの品々が…。
そして、お雑煮は、京風の白味噌仕立て。「ミモロ、白味噌のお雑煮大好き…ほんのり甘くて、体が温まるの~」と。すまし汁と角餅も関東風のお雑煮に馴れている東京生まれのミモロですが、京都に来てからは、この白味噌の雑煮のファンに…。
サトイモ、ニンジン、菜っ葉、鶏肉を入れるのが、お友達流。丸もちも2つ入れてもらいました。
角がなく、円満に暮らせるようにとの思いを込めた丸もち。白味噌の汁が汚れないよう、餅は焼かずに入れます。
「おせちのお料理は、全種類食べなきゃだめよ~。それぞれに意味があるんだから…」。黒豆は、豆に働けるように。数の子は、子孫繁栄。田作りは、豊作など、それぞれの料理に意味があるのは、日本の料理らしいところ。
「は~い。意味がなくても全部食べま~す」とミモロ。お屠蘇もいただき、新年の訪れをお祝いしました。


さて、午後から、ミモロは、初詣に出かけることに…。でも、天気がよかった午前中に替り、午後からは次第に空が暗く、また気温も急激に冷え込んできました。「あ、今年初めての雪…」パラパラと粉雪が舞ってきました。すると見る見るうちに、屋根や木々は、白くなってゆきます。「わ~思ったより、積もってきちゃった…」と外の景色を眺めるミモロ。
午後3時過ぎ、降りやまない雪…「でも、初詣行かなくちゃ…」と、毛糸の帽子に、手袋、上着を着て、ご近所の「平安神宮」へ向かいます。
「なんか午前中とは、全然違う景色…」バスもすっかり雪に覆われています。神社に向かう神宮道には、傘をさした参拝客。道の両脇に並ぶ屋台も、手持無沙汰な感じです。さすが、雪で参拝客は、少な目です。




雪が降りやまない京都。巫女さんも寒そう…。「あ、龍も雪かぶってる…」青龍の顔にも積もる雪。境内は、一面銀世界に。


「なんかすごいことになってる…」昨日の大晦日、穏やかな陽射しすらのぞいた「大祓」神事に参列した時とは、24時間で、全く別の景色に…「別世界になってる~」左近の桜も、真っ白…雪桜になって、それはそれで美しく…。


風にあおられ舞う雪…目の前の景色もかすむほど…立っているだけでミモロの上にも雪が積もってきます。その中に、初詣に訪れた観光客の姿が…。「京都の雪景色が見られて感激ですが、元旦にこんなに積もるとは…」という観光客。ダウンのコートや帽子、手袋など寒さ対策はしているものの、問題は足元。積もった雪にスニーカーなど、水がしみて、歩きにくそう…。
いつもなら、着物姿の初詣の人も多いのに、さすが和服の人は見当たりません。
「キレイ…」

「あ、あそこも寒そう…」


「ここにも雪が積もってる…」おみくじを引くものにも積もる雪。手で触るのも冷たくて…。おみくじも雪化粧。


ミモロ、そろそろ帰りましょ。すでに本殿での参拝を済ませたミモロ。境内を歩き回っている間に、ミモロ自身の上にも雪が積もり始めています。このままじゃ、雪だるまになっちゃう…。


「うん、帰る~」

交通も乱れ、各所で、動けない車が…。遠方から京都でお正月を過ごそうと来た車の多くが、ノーマルタイヤです。大忙しだったのは、タクシー。空車を見つけるのが一苦労に。

2日は、晴れの予報。「明日、雪溶けるといいね~」と、目の前もかすむ雪の中を、家路へ急ぐミモロです。

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