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ネコのミモロのJAPAN TRAVEL (Mimoro the cat:JAPAN TRAVEL)

「京都観光おもてなし大使」のライターとネコのミモロが、京都の情報や暮らし、グルメなどをご紹介。心和む雑誌のようなブログ

「仁王門 うね乃」。明治創業のだし老舗の直営うどん店。うどんにあっただし汁の美味しさ

2015-01-05 | グルメ

「ミモロちゃん、美味しいおうどんやさんが、仁王門にあるの知ってる?」と、ある日お友達に連れられて訪れたのが、「仁王門 うね乃」。「そのお店の前、何度か通ったことあるけど、いつも外に待ってる人がいて、入れないの~」と、ミモロ。
 
平安神宮の鳥居のそばを琵琶湖疏水沿いに走る仁王門通。その通りが、川端通と交差するちょっと手前にある店は、ミモロの家からも歩いて行ける距離。何度か、その評判の良さを聞いているミモロは、トライしてのですが、いつもタイミングが合わず、はいれませんでした。
「今晩、行ってみない?」とお友達。「入れるかなぁ~」と、ちょっと心配そうなミモロです。

夜、9時近くに到着したミモロたち。カウンター席だけの店内には、お客さんがずらり。でも、ラッキーなことにミモロたちが座れる席はありました。

「なんかすごくいい匂い…クンクン」と鼻をならすミモロ。店内には、美味しそうなお出汁の香りが漂っています。
「ミモロちゃん、なんにする?」「え~と、どれも美味しそうで迷っちゃう…」しっぽく、きつね、肉ネギ、たぬき、鍋焼きなど、いろんなうどんの名前が並びます。「う~どれも美味しそう…どうしよう…」と、いつもにも増して、悩んでいるミモロです。

「ちょっと奮発して『鍋焼きうどん』お願いします」と1700円のうどんを注文しました。
「はい、少しお待ちくださいね」と、店長の大岩綾子さん。料理長の高橋集一さんは、注文されたうどんづくりに…。
「なんかドキドキしちゃう~」とミモロ。やっと憧れのうどんを食べる機会に恵まれたのですもの。
お友達は、とうがらしが入った韓国風のおうどんを注文。2つとも、体が温まりそうな品々です。
「はい、お待ちどうさまです」と、大きな土鍋。
 
「それは、お友達の~」「そう、ミモロちゃんのは、こっちねーはい、鍋焼きうどん」
 蓋を開けると、パーッと湯気が…。ネギの陰に、サクラエビのかき揚げ、生麩、卵など数種類の具が乗っています。「熱いから、気を付けてくださいね~」
「わー美味しそう…」ミモロは、小鉢をいただいて、その中に、少しずつおうどんや具をすくって、「フーフー」と冷ましながらいただきます。「アツアツが美味しいのに…」とお友達。「だって、ミモロ、猫舌なんだもの…」と。
七味や一味、山椒などもたっぷりと。

お友達が注文した炊き込みご飯も少し分けてもらいました。


半分くらい食べたとき、料理長さんがお出汁を足してくれました。
「うどんは、だしを吸いますから…」と。「へぇ~こういうの初めて…」とミモロ。

さて、この「仁王門 うね乃」は、昨年初夏にオープンした新しいうどんやさん。その母体は、明治創業のだしの老舗です。「だから、お出汁が美味しいんだ~」と納得のミモロ。
うどんに合わせて、微妙に調整するだしの味。もともと日本料理の料理人を長らく務めたという高橋さん。「ここのおだしが好きで、うどん店をするというので、こちらへ」。いろいろ研究を重ね、うどんに合うだしを…。うどんは、国産小麦を使い、毎日、手作りされるもの。

「これ使うの…?」カウンターの上の鰹節に、目を輝かせるミモロ。
ミモロ、触っちゃダメよ…。今にも涎がこぼれそう…。ネコの前に鰹節は、危険です。

 
次々に訪れるお客様の注文にこたえるお二人。とても忙しそう…。「うどんやさんのオープンキッチンだ~」きびきび働く姿を眺めながら、鍋焼きうどんを頂くミモロです。

「やっと来れてうれしい…。また今度は、別のおうどんも食べたいなぁ~」とミモロ。「また、お待ちしてます」と笑顔の高橋料理長。

寒い京都の冬、うどんで、体を温めたい…そういう時に、訪れたくなるうどんやさんです。

*「仁王門 うね乃」京都市左京区新丸太町41 075-751-1188 営業時間 昼11:45~14:00LO 夜17:30~21:00LO 木曜・第3水曜休み 

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コメント (2)
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