紅葉が彩る京都。数多い紅葉の名所には、連日多くの観光客が訪れています。
「でも、京都の人って、あんまりそういうところに行かないよね」と、ミモロ。
そう、わざわざ紅葉の名所に行かなくても、京都は、町全体が美しく、どこに行っても紅葉が楽しめるのです。
下鴨エリアに住むミモロは、このところ、自転車でご近所を散歩。
ビューン、「もっと速く~」と自転車のバスケットに乗り、風を切って進むのを楽しみにするのは、「京都御苑」です。
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「ここは、もうちょっとかな~」
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「桜の紅葉は、もう終わりだね~」風が吹くと散る桜の赤い葉。
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10月の時代祭りでにぎわった御苑も今は、静か。夏の五山の送り火の大文字も、紅葉に縁どりがされています。
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「また来よう~」とミモロ。「京都御苑」は周囲4キロもあるので、そこを歩くのは時間がかかります。
「京都御所」「仙洞御所」などは、紅葉の見事な庭が拝観できます。「でも、申し込まないと見れないのが残念」とミモロ。でも、広い敷地内をお散歩するのは、とても気持ちいいのです。
下鴨の高野川沿いは、桜の名所。秋は赤く色づいた葉が、川面に映り込みます。
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そこから、北大路通方向に進むと、かつて鐘淵紡績京都工場があり、今は、当時のレンガの建物が残る「高野第三住宅」という、昭和56年に住宅公団が分譲した大規模な住宅地があります。
「ここ、なんか外国風なんだよね~」海外でよく見る集合住宅のような感じです。
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集会場だったレンガ造りの建物は、京都の産業遺産になっています。
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レンガに絡まる蔦の紅葉。
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そして、「きっとここも紅葉してるよね~」と別の日に向かったのは、「京都大学」です。
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ここは、楓よりイチョウが見事。昨年は、バラバラに色づいたイチョウが、今年は一斉に色づき、黄金色の鮮やかさを誇ります。
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「ホントきれい~」とイチョウを見上げるミモロ。
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構内には、イチョウ並木も多く、学生に混じり、子供連れのママやお散歩を楽しむ人たちの姿も。
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「え~とここからどこに行こうかな~」とキョロキョロ。
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「あ、そうだ~吉田山に行ってみよう…」と、「京都大学」の構内を、今出川通から正門へと抜けて、
「吉田神社」へと進みます。
「うわ~すご~い」と、ミモロが驚くほどの見事な紅葉が、そこにありました。
ミモロの感想
「京都に暮らすと、紅葉もすごく身近に感じるの。だってどこを歩いても、どこかですごくキレイな紅葉に出会えるんだもの。もちろん名所って言われるとこにも行くけど、ただお散歩してても、それだけで幸せな気分なの。だからぜひ町を歩いて欲しいなぁ~」
紅葉の名所を訪れるなら、ぜひ朝か夕方に。多くの寺院の公開時間は、朝9時。そして夕方16時には、閉門されるところがほとんどです。大勢の観光客が訪れる昼間の時間をさけるのが、紅葉をゆっくり見るコツ。
また、朝と夕方の光の方が、紅葉がきれいに見えます。閉門30分前くらいが狙いめです。
京都の紅葉見物初心者は、まず電車や地下鉄で行ける名所を訪ねましょう。
東福寺は、京阪電車やJRで。嵐山エリアは、嵐電で。鞍馬、貴船は叡山電車で。そして南禅寺、永観堂、真如堂などがある東山エリアは、地下鉄東西線で。清水寺は、阪急河原町などから、歩いていくようにします。週末は、特に、車の渋滞がすごいので、バスに頼るのは時間が読めません。それにすごく混みます。運行ダイヤがしっかりしている電車が、時間を有効に利用できる移動手段です。でもどこの駅からも、かなり歩く覚悟を。「でも歩きながら、いろいろ見られて楽しいよ~」とミモロ。
夜のライトアップは、かなり冷えるので、温かい服装を忘れずに~。
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