11月23日の勤労感謝の祝日は、京都では、各所の神社で「新嘗祭」や「火焚祭」が行われます。
「東京では、ただ勤労感謝の祝日ってイメージだけど、京都は違うんだよね~」とミモロ。
そう、1年の収穫を感謝する「新嘗祭」、そして師走に向かい火を守っていただくための「火焚祭」があるのです。
ミモロは、東山の「粟田神社」に向かいました。
10月の「粟田祭」では、神輿や剣鉾などが通った石段。今は、紅葉が色づき始めて、時の流れを感じさせます。
14時からの神事。境内には、「火焚祭」のために、参拝者がお願いごとを書いた木札で組まれた場所が。
「なんかネコのお家みたい…」と中を覗くミモロ。入っちゃダメ~燃やされちゃうから…
紅葉の枝がかかる本殿で、神事が始まりました。
ミモロはちょっと離れた場所で、神事を見守ります。
「わ~キレイ~」上には、黄金色の葉が空を産めていました。
「新嘗祭」の神事に続き、「火焚祭」が始まります。
木札が積まれた場所に、火がつけられます。神事には、雅楽が奏でられます。「これ京都だけだよね~」
「あ、火が見え始めた・・・」
やがて火は大きくなり、積まれた木札が燃えてゆきます。願いを書いた木札が燃え、火のお力を敬うと同時に、参拝者のお願いを神様に伝えるように祝詞が奏上されます。
そして参拝者は、火の中に、木札を投げ入れてゆきます。つづいて、神様にお供物を火の中へ。
「あ、みかん・・・」そう、最後に火に投げ入れるのはみかんです。
「焼きみかん・・・」
「このみかんを食べると風邪ひかないんだって~」ミモロもひとついただきました。
「あの~これは…」ミモロは、京都中央卸売市場で買ったサツマイモを袋からだして・・・。
「え~ミモロちゃん、お芋持って来たの~。火に入れるのなら、もっと早く入れなくちゃ~、ホイルに包んだ方がいいんじゃないの~」と、ミモロと親しい氏子の皆さんも冗談で…。
ここは焼き芋作る場所ではありませんから…。
お家で焼き芋作りましょ。「うん…」と袋にお芋を戻します。
「なんか寒くなってきたね~」夜になって冷え込みがきつくなってきました。
京都は、本格的に冬支度へと向かいます。
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