「ぎゃ~『金戒光明寺』のライトアップ、今夜までだって…」ミモロは、12月4日までと勘違いしていたのです。
そこで、慌てて近所のお友達に電話して、「ねぇ~今夜、ライトアップ行かない?」と誘いました。幸い、家にいたお友達、「いいわよ~」と15分後に待ち合わせして、「平安神宮」の北側にある黒谷へと向かいました。


秋の特別公開、昼間は、12月4日まで。でも夜のライトアップは、11月27日が最終日だったのです。招待券を2枚、お友達からもらったミモロ。「絶対無駄にしないもんね~」とギリギリながら滑り込み。
日曜日は、朝から1日雨の京都。「昨日、来ればよかった~。でも、きっと参拝者少ないから静かに見られるかも…」


予想通り、参拝者はかなり少な目。駐車場もがら空きです。「もう紅葉終わっちゃったかな~」と少々気がかり。
でも、まだなかなかキレイな紅葉がミモロを待っていてくれました。

さて、「金戒光明寺」は、以前、ミモロは訪れていて、そのとき、かなり詳しくお話しました。よかったらそちらも検索を…。
このお寺は、承安5年(1175)法然上人が、43歳のとき、比叡山の修行を終えて、最初の念仏道場を開いた場所で、浄土宗七大本山のひとつです。総本山は、ほぼ向かい側の山にある「知恩院」です。両方とも、山腹など京都の町を見下ろす位置にお城のようにりっぱな石垣を構えたお寺です。
そう、両方とも徳川家に縁が深く、「金戒光明寺」は、幕末、京都守護職に任ぜられた会津藩主、松平容保が本陣を構えたところです。
この場所からは、京都の町が一望。京都御所も二条城も見える位置です。
NHKの大河ドラマ「八重の桜」の松平容保役の綾野剛さんの顔を思い浮かべるミモロです。「素敵だったよね~。誠実で…」とミモロは、松平容保公が大好きなのです。「ここにいらしたんだ~」と、ここに来るたびに思うよう。「このお庭も見たのかな~すごく苦しかったんだろうなぁ~」


ちなみにミモロが、歴史的人物で心を寄せるのは、豊臣秀次や松平容保など、歴史の大きな流れに押し流され、悲劇に見舞われた人物です。「だって、すごく優秀で、誠実で、真面目な人だよ~。自分の思うようにならない立場におかれちゃって、かわいそうだよ~」と。
どうも織田信長、豊臣秀吉、徳川家康、坂本龍馬など、歴史上の超有名な人物より、いくぶんマイナーな人に惹かれるようです。
本堂や書院では、運慶作の文殊菩薩像や伊藤若冲の屏風絵などを拝見。建物の内部の撮影ができないので、写真でご紹介できません。あしからず。
「今夜は、ライトアップされたお庭がメインだから…」


雨のシトシト降る中を傘をさして見学します。


「もう盛りはすぎたみたい…今年の秋ももう終わりだね~」。多くの楓は、すでに茶色に…。
でも、ときどきまだ真っ赤な楓にも出会います。

夜の池に移り込む紅葉の景色は、幻想的。


「雨でも来てよかったね~」とお友達と放します。
「ホント、人も少ないもんね~」



「きっと昼間もまだキレイかも…」そう思わせる景色でした。
昼間の特別公開は、12月4日まで。まだ間に合います。ぜひ・・


お友達にいただいた招待券で、すてきな秋の夜を過ごしたミモロでした。
*「金戒光明寺」の詳しい情報は、ホームページで

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