京都の中心に位置する「京都御苑」。周囲4キロという広大な敷地を誇ります。「京都御所」や「仙洞御所」などは、拝観許可が事前に必要ですが、御苑は、いつでもだれでもお散歩ができる場所。敷地内には、梅、桜をはじめ、楓、イチョウなどの木々があり、四季折々の美しさを披露してくれます。
「しかも、ここの木はみんなすごく大きいんだよ~だからダイナミックで、大好き~」と、ご近所の散歩では、一番気に入っている場所なのです。

「この解放感がたまらない~」とミモロ。


この日は、松ぼっくりを蹴って、ひとりサッカーに興じます。
「京都御苑」の建物の周囲には、砂利が敷かれていますが、昔、建物があった場所は、林になっているのです。
そこをたどる小路。そこがミモロの散歩コースのひとつ。

秋は、小路の脇を寄り道ばかり。


「ヨイショ・・・」わざわざ苔が生えた大木の根を跨ぎます。


そして、時々、根元でひと休み。

本当に、気持ちがいい場所なのです。
近くの世界遺産である「下鴨神社の糺の森」。そこも素敵な場所ですが、参道なので、自由に走り回ったり、寝ころんだりはできません。それに常緑樹も多いので、幾分いつも暗い感じです。
でも、「京都御苑」の林は、落葉樹が多いので、陽射しがさしこみ、明るいのです。


「ここって、いつもすごくキレイ~ゴミも落ちてないの~さすが環境省・・・」
そう、「京都御苑」は環境省の管轄です。ちなみに「京都御所」など歴史的建造物は、宮内庁の管轄です。



急いで枝から降りてくるミモロです。さすがネコ・・・いつもながら木登りは得意。
「ちょっと待って、お水飲むから~」

紅葉シーズンでも、ここには観光客の姿はまばらです。「こんないい場所なのにね~」とミモロ。
でも、多くの観光客にとって、見所の多い場所が人気のよう。ここには、素晴らしい自然がありますが、それはあまり京都らしくないと思われているのかも。「でも、町中にこんな自然があるのは、京都らしいのにね~」とミモロ。
「京都御苑」の紅葉の魅力は、紅葉そのものより、むしろ落ち葉にあるのでは?
敷地が広く、大木のため、落ち葉の様もダイナミックです。



広々と広げられた絨毯のよう…このようにのびのびした落ち葉の景色は、他にはありません。

「わ~ここのイチョウの落ち葉もすごいよ~」


「あ、結婚式の記念写真撮影してる~」と、憧れの視線で眺めます。

金屏風ならぬ黄金色のイチョウをバックに記念撮影。花嫁さんの赤い打ち掛けが、際立ち、きっと素敵な写真になったはず。
人の少ない御苑・・・ミモロの大好きな落ち葉の景色が今なら楽しめます。


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