大阪の薬の町といわれる道修町に来ているミモロ。薬の神様である「神農さま」にお詣りして、次は、薬の町であることを物語る製薬会社の本社ビルが立ち並ぶ「道修町通」を歩きます。「ここの通りの建物みんな立派だね~」と。
この通り沿いには、「大日本住友製薬」「塩野義製薬本社」そして「田辺三菱製薬本社」などのビルが集まっています。
それぞれの企業では、その歴史などの資料を展示して、この通りは「道修町ミュージアムストリート」と呼ばれてるのです。
中でも見ごたえがあるのが、「田辺三菱製薬史料館」です。「ここは見学するのに予約がいるの。もう予約しておいたらか大丈夫よ~」と、とても気が効くお友達。「ありがとう~さすが~」とミモロ。
「田辺三菱製薬ってなんか聞きなれない…」と失礼な発言をするミモロ。「だって田辺製薬や三菱製薬っていうのは、聞いたことあるけど~」と。そもそも「田辺製薬」は、延宝6年(1678)に「初代となる田邊屋五兵衛が「田邊屋振出薬」という、薬の製造販売をする店を創業したことに始まります。時代が流れ、そ店をルーツとする「田辺製薬」と、三菱化成などいろいろな会社が合併してできた「三菱ウエルファーマ」という会社グループが、2007年に合併してできたのが「田辺三菱製薬株式会社」なのです。
江戸時代に発展した薬屋は、次々に合併などを繰り返し、現在の大きな製薬会社になっているのです。


本社ビルのエントランスには、キャラクターの「たなみん」くんがお出迎え。「田辺製薬のたなと、ビタミンのみんからお名前ついたの?」とミモロが尋ねますが、返事はありませんでした。
さて、そこから「田辺三菱製薬史料館」に進みます。


史料館の係の方がお出迎え。館内の説明もしていただけるのです。
「わ~りっぱな史料館~」


ここには、「田辺製薬」時代の資料などが多数収蔵され、日本の薬の歴史を多くの人に伝えているのです。


説明を聞きながら、しばらく館内を歩きます。
「ここ昔のお店の様子だって~」


「なんかミモロちゃんピッタリ~薬問屋のお嬢さんみたい~」と。「そう?ミモロ、あさちゃんのイメージなんだけどな~」と。
明治初期の店の様子がわかる資料映像などを食い入るように見つめます。

「神農さまだ~」豊かなヒゲをたくわえたおじいさんの神農さま。「長寿を示しているんだよね~」

広い館内には、「田辺三菱製薬」の歩みを伝える貴重な資料が展示されています。

昭和初期などの薬の広告やパッケージなどもいろいろ。


「なんか昔の薬のパッケージのデザインってアートを感じる~」とミモロ。
懐かしい名前の薬もそこに・・・。
歴史的な資料も興味をそそります。


「ホントりっぱな史料館・・・」

「なかなか見ごたえあるね~」

ミモロは、展示物をひとつずつ見てゆきます。


ここには、歴史的資料の展示だけでなく、現在の仕事や体の仕組み、くすりに関するクイズなども…。


クイズに挑戦するミモロ。「あ、正解~!やった~」と夢中になっています。
「バーチャル解体新書だって~。体の仕組みがよくわかるんだ~。あの~ネコのはないの?」

明治維新になり、薬の進歩は飛躍的に。かつて多くが海外の輸入に頼っていた日本の薬は、薬を扱い企業の努力により、その開発技術は大きな進歩を遂げていきます。
「なんか見ごたえあったね~」とミモロ。
大阪には、企業博物館がいろいろ・・・「これって、大阪の魅力だよね~」とミモロ。近代日本の姿がそこに見ることができます。
*「田辺三菱製薬史料館」の詳しい説明はホームページで

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