3月2日、ミモロは、お昼頃に「北野天満宮」に向かいました。
この日から4日まで梅苑内の文道会館で、「京菓子コレクション」という和菓子の魅力を楽しむイベントが開催されています。公開された梅苑では、梅の花が五分咲き。その中を通って会場に進みます。参加料金は、2000円。その中には、梅苑の入場料700円、宝物館の入館料500円、そして和菓子2個と抹茶の賞味料も含まれ、「お得かも~」と思うミモロでした。
会場では、期間中、毎日、京菓子をテーマに、文化講座や和菓子の製作実演などが行われます。
1階には、美しい和菓子やその歴史を物語るものが展示されています。
「和菓子のこと、いろいろ知ることができるんだ~」とミモロも展示を見学します。
「和菓子の製作実演」も人気。職人さんの手から次々に生まれる美しい和菓子に驚きの声が上がります。
さて、2階で行われる文化講座に・・・。この日は、笹屋伊織の女将、田丸みゆきさんのお話です。
一番前で、熱心に耳を傾けるミモロ。
和菓子の名前の美しさをはじめ、五感で味わう和菓子の魅力を教えていただきました。
そして「笹屋伊織」で長年販売されている「だるま最中」にまつわるお話に、聞きいる人たち…。
子供のころ、憧れだった「だるま最中」を、70歳過ぎて初めて味わった方のお話です。
かつて1日何百個も売られていた「だるま最中」は、近年ほかの菓子に押され、製造量も激減。「売れ行きだけ考えると、いつ製造をやめてもおかしくない状況でした。でも長年多くの方に愛された和菓子の製造中止していいものか、悩んでいたんです…」と。そんな時、子供のころから、いつかあの「だるま最中」が食べられる大人になろうと、頑張って来た方が来店され、長年の夢を果たすべく、そのお菓子を嬉しそうに食べてくださった時に、製造をやめなくてよかったと思ったんです。今はそれほど売れなくても、長年、変わらない味があるというのが老舗なんだ」と思われたそう。
「いいお話だね~そのおじいさん、うれしかったね~」と、聞きながら涙ぐむミモロでした。
講演が終わって・・・「すごく感激しちゃいました~」と田丸さんに抱き着くミモロ。
いろいろなところで、和菓子の普及のために講演をなさっている田丸さん。ミモロともお友達です。「お着物で来てくださったのね~。どうもありがとう…もう、和菓子はいただいたの?」「ううん、まだ・・・これから・・・」とミモロは、田丸さんにお別れすると、1階へ。
「わ~いろんな和菓子が並んでる~。どれにしよう~」と悩むミモロです。いろいろな種類の中から2個食べることができるのです。
文化講座で会った二人のお友達とも、分け分けしていただくことを考えると…6種類味わえる・・・と考えたミモロ。
「どれにしたの?じゃミモロは、別のにするね~」と。
「どれも美味しそうだね~」
6種類の和菓子を味わったミモロは、「じゃ、これからゆっくり梅を見に行こう~」と梅苑へ向かいます。
やっぱり「花より団子」のミモロでした。
*「京菓子コレクション」は、3月4日まで、チケットの販売は、10:00~15;30です。
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