五条通から東山通を少し南へ。馬町のバス停近くの住宅地の中に進むと、古い日本家屋があります。
「ここ?」とミモロ。「そう」とお友達が案内したのは、「東山 常松庵」というゲストハウスです。
築100年と言われる古い日本家屋に手を加え、2014年からゲストハウスとして営業を始めたところです。
「こんにちは~」
玄関から中に声を掛けると、ここのオーナーさんが出てきました。
「こんにちは~いらっしゃいませ~」「あの~ミモロです。今日見学に来ました~」とご挨拶。
「はい、伺ってますよ~。どうぞ~上がってくださいね~」と、ミモロのお友達があらかじめ訪れることを知らせてくれていたのです。
「遠慮なく~」と中へ進みます。
「なんか懐かしい感じ~」
「ここはパブリックスペースで、宿泊するゲストは自由に使っていただけるんですよ~」と。
お庭に面した和室。日本情緒が漂います。
「こちらは、朝食などをいただく場所。でもここでも自由にくつろいでいただけますよ~」と。
「わ~落ち着いた雰囲気~なんかお家にいるみたい~」とミモロ。
ここを初めて訪れたときは、長らく手入れをされていなかったため、とても荒れた状態だったそう。「古い家が大好きで、いろいろ手を入れて蘇らせるがすきなんですよ~」というオーナーさん。
貸家なども運営し、大家さんとして、同じ敷地に長期滞在者用の家屋もお持ちだそう。
「ここは、現在2室をゲストルームとして宿泊していただいています」と。そのひとつが、このお部屋。
「わ~広いね~」
宿泊者は、主に海外からの観光客。2泊以上の人がほとんどだとか。
「外国人観光客、こういう雰囲気好きだよね~」とミモロ。確かに日本人より感激するかもしれません。
部屋のそばには、洗面所とバスルームが。
「あ、金魚だ~」
タイルの金魚の洗面所。バスルームも明るい造り。「外国人の方は、ほとんどシャワーをお使いになって、バスタブに入るのは稀ですね~」と。
1室には、4名ほどが宿泊できます。でも2室しかないので、全体をのんびり使うことができます。
お庭も広く、爽やかな風が…
オーナーさんのお住まいは、隣接しているので、不自由なことがあれば、そく対応してくださるそう。
10月、11月など秋のシーズンはすでに予約でいっぱい。
ここでは、朝食が宿泊についています。
朝食付きの宿泊は、京都では「片泊まり」といわれ、昔からあるスタイルです。
ここのようにオーナーさんがすぐそばにいるゲストハウスなら、周囲の住民との問題も少ないのですが、最近は、やはり近隣との問題を抱えるゲストハウスも少なくありません。
日本家屋のゲストハウスへの宿泊者は、ほとんどが外国人ゲストです。「日本人はホテルの方が好きだよね~」と思うミモロ。まぁ、自宅もこんな雰囲気の人も多いかもね~。
「あ、ここにもゲストハウス建つんだ~」。今や京都は、ゲストハウスか一時的に駐車場になる場所が急増しています。2020年を目指し、まだまだ建設をスタートする大型ホテルも…。
「いろんなタイプの宿ができてるから、観光客は選び範囲も広がってると思う」とミモロ。いよいよ秋の行楽シーズンが始まった京都。「紅葉はまだかなり先だけどね~」とミモロ。関空も台風の復旧も進み、中国をはじめ海外からのゲストも戻ってきたようです。
*「東山 常松庵」の詳しい情報は、ホームページで
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