ネコのミモロのJAPAN TRAVEL (Mimoro the cat:JAPAN TRAVEL)

「京都観光おもてなし大使」のライターとネコのミモロが、京都の情報や暮らし、グルメなどをご紹介。心和む雑誌のようなブログ

大人気の「サントリー山崎蒸溜所見学」。二日前に奇跡的にできた予約。いざ憧れの工場見学へ。

2019-08-23 | 体験

「行ってみた~い!」とミモロが、以前から、ずっと言い続けていた「サントリー山崎蒸溜所」見学。ついに念願が叶いました。、
 

ミモロが参加する「サントリー山崎蒸溜所」見学は、ウイスキー工場見学とウィスキーのテイスティングができる体感ツアーで、所要時間約80分。ひとり1000円です。1日4回~6回、グループごとの見学が実施されます。参加できるのは、20歳以上で、子供だけ、また同伴でも子供の見学はできません。

ホームページからの完全予約制で、予約開始は3か月前から。月の初めに予約が開始されます。でも、すでに現在10月末まで満席状態という大人気なのです。「すぐに予約いっぱいになっちゃうんだよ~」
無料の「山崎ウイスキー館」の見学にも予約が必要です。こちらは余裕があり、予約は簡単にできます。

ある日、ミモロの家に遊びに来ていたお友達と、「ウイスキー工場見学したいけど、全然予約できないんだよ~」と、言いながら、サントリーの工場見学のサイトを見ていたら、なんと二日後に2席予約できる日を見つけました。「きゃ~この日だけ行ける!しかも2席空いてる~」とミモロ。お友達も「わ~この日だけしか空いてないね~。行くしかないでしょ」ということで、さっそくその場で予約。まもなくサントリーの工場見学担当から、「見学の予約完了しました」との通知を受け取りました。

つまり、あきらめずホームページを見ていると、1週間前くらいにキャンセルがでる可能性があるのです。だからあきらめずに、時々チェックすると予約できるかもしれません。

「なんか奇跡的じゃない~」と、感激するミモロ。再度、予約のホームページを確認すると、3か月先まで完全に満席。「あの一瞬が予約のチャンスだったんだ~すごいね~さすがミモロちゃん…」と、改めて感激したお友達です。

ときどきキャンセルが出るらしく、ミモロもそれをタイミングよく見つけたのでした。

ミモロとお友達は、予約できた9時50分からのその日の1回目のグループです。

阪急電車に乗って「大山崎駅」から約10分ほど歩きます。「あ、ここ大阪府なんだ~」そう、「サントリー山崎蒸溜所」は、京都府との府境近くにあるのです。

受付を済ませたミモロは、ツアー集合場所の建物へ。
 
「ここでちょっと待つんだって~」。建物の中央には、操業開始当時の蒸溜釜が見えます。
しばらくして、いよいよ見学ツアーが始まりました。


サントリーが、日本初のモルトウイスキー蒸溜所の建設に着手したのは、1923年のこと。以来、日本人に愛され続けるウイスキー作りを行っています。

整えられたお庭を通り、見学する蒸溜所へと向かいます。


途中、庭には銅像が・・・

ジャパニーズウィスキーの基礎を築いたサントリーの創業者 鳥井信治郎さんと、息子の佐治敬三さんです。「へぇ~佐治さんが、2代目マスターブレンダ―として「山崎」「白洲」「響」など、いろんな銘酒を生み出したんだって~」と、ガイドさんの説明から。

蒸溜所に入る前に、しっかり手を消毒します。
工場敷地内は、生きた犬や猫同伴は、もちろんできません。ミモロは大丈夫。

「わ~すご~い」大きな仕込み釜の姿にミモロは、ビックリ。


さて、モルトウィスキーの原料は、水と大麦。「これで作るんだって~」
厳選された二条大麦を発芽、乾燥させて麦芽に。それを細かく砕き、仕込み水と共に仕込み槽にいれて、時間をかけて澄んだ麦汁を作るのだそう。
また、水はウイスキーにとって重要なポイント。山崎蒸溜所のそばには、日本名水100選のひとつがこんこんとわきだしているのだとか。

ろ過した麦汁は、酵母を加え、発酵させます。この時できる発酵液は「もろみ」と呼ばれ、それをポットスチルと呼ばれる蒸溜釜で2度蒸留させ、アルコール濃度の高い「ニューポット」という無色透明なモルトウイスキーが生まれます。
 

「え?みもろ?」いいえ、違います「もろみ」です。

「わ~いろんな蒸溜釜がある~」。いろいろなタイプの蒸溜釜を使い分け、多彩な味わいのウイスキー原酒を作るのだそう。


案内してくださるガイドさんの説明に、興味津々のミモロです。


「蒸溜釜があるとこって暑いね~」と、見学後、汗をふくミモロ。


次にミモロたちは、貯蔵庫へ向かいました。ずらりと並んだ樽・・・。

モルトウイスキー原酒を樽に詰めて、熟成させます。ここには、操業開始からの樽が置かれて、その数は、なんと120万樽に及びます。「ということは~。自分の生まれた年の樽があるってことね~」とお友達。


熟成が進むと、それぞれのウイスキーに個性が。

それらをブレンドして、さまざまな銘酒を生み出すのです。つまりウイスキーは、ブレンダ―という人が、原酒の熟成状態などをチェックし、製品の特徴にあったものを、配合するのだそう。サントリーでは、「山崎」「白洲」「響」などが、世界的なウイスキーコンベンションで金賞などを受賞しています。

「では、これからウイスキーのテイスティングをしていただきます~」と。ミモロたちは、テイスティング会場へ移動します。

「キャ~楽しみ~」とミモロとお友達。テイスティングのため、アルコールを飲む人は、もちろん車や自転車での来場はできません。「どうしよう~午前中から顔が赤くなったら~」とお友達。「大丈夫、暑さのせいってことにすれば~」と、どんなに飲んでも赤くならないミモロは余裕の発言です。

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