「今年も行きたい~」とミモロがいうのは、「北野天満宮」そばの上七軒の盆踊りです。

上七軒は、京都五花街のひとつで、最も長い歴史を誇ります。盆踊りは、「上七軒歌舞練場」の駐車場や石畳道が会場です。花街であるため、盆踊りには、舞妓さんや芸妓さんも多数参加し、京都らしい華やかな雰囲気が漂うのが特徴です。
「わ~いろんなお店も出てる~」
ミモロは、京町家が連なる石畳の道を歩きながらキョロキョロ。

まずはお友達がいる場所へと向かいました。
「さぁ、ミモロちゃん、盆踊りにいきましょ!」と、上七軒で素敵な和服のお店を営む「弓月」の女将、野中さんたちが待っていてくれました。

さっそく、みんなで連れだって、すでに盆踊りが始まっている場所へ。中央には櫓組まれ、そこで舞妓さんたちがお手本の踊りを披露。それに合わせて踊ります。

「ミモロちゃん、上手ね~」と野中さん。「うん、ミモロ、盆踊り大好きだもん!」と1年ぶりの盆踊りを楽しむミモロです。

京都の各所で、この時期、盆踊りが盛んに行われます。
京都では、河内音頭などで踊ります。「あ、これ知ってる~」とミモロが得意な曲が「炭坑節」です。「京都で炭坑節踊るんだ~。ちょっと雅さにかける気がするけど~」と思うミモロ。でも「炭坑節」は、盆踊りの定番。全国でもっとも踊られる曲です。
実は、ミモロが得意なのは、「東京音頭」。「う~さすがに京都で東京音頭は聞いたことがない…」そう、東京音頭は決してかからない曲です。「オリンピックの年には、東京音頭かかってもいいのにね~」とも思います。
「あ、カメハメハ音頭も好き~」と、東京で踊ったことがある懐かしいもの。でもさすが京都では聞いたことがありません。
上七軒は、「西陣音頭」という歌詞に「糸の町…」という言葉が入り、西陣の風物を織り込んだ音頭の発祥の地。

「なんか踊りの振りもしなやかで素敵~」と。
ミモロは、「姉さん六角蛸錦・・・」と京都の町を歌いこんだ踊りが気に入ったよう。「これ京都の盆踊りの曲だね~」
盆踊りの輪には、京都の門川市長の姿も。「ミモロちゃんも来てたんですね~」

盆踊りの次は、和太鼓の演奏です。


「すごい迫力ある~」大きな太鼓の音が、町中に響きます。
歌舞練場での盆踊りの後は、上七軒の通りをみんなで踊ります。
「あ、祇園のちょぼやさんのご主人・・・」「おや、ミモロちゃんも来てたんだ~」ここでは、いろいろな顔見知りの人と出会います。

さすがに暑い・・・熱中症にならないように水分補給は欠かせません。

「舞妓さんや芸妓さんや、地元の人たちがいっぱいの盆踊り、なんか素敵~」と思うミモロ。皆、浴衣の着こなしも見事です。
京都の中でも、さすが西陣という着物の町にあるだけに、他の地域の盆踊りとは、違う京都らしい感じにあふれています。
「来年も来ようかな~」と、ひそかに思うミモロでした。
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