「京都ゑびす神社」の「十日ゑびす大祭」を参拝したミモロは、四条通から「八坂神社」へ向かいます。
境内にある「蛭子社」は、祇園のえべっさんと呼ばれ、平安時代に「八坂神社」に祀られるようになったと言われる全国のえびす社の中でも、歴史あるものとか。
「あれ~なんか今年規模が小さい…」いつもは社の前にテントが据えられ、大勢の人が福笹や飾りを求める姿が見られるのに…。
ともあれ、まずは参拝を…ここの社は、北向きに据えられた珍しいもので、「北向蛭子社」とも呼ばれます。
正保3年(1646)に建造され、国の重要文化財に指定された貴重な社です。
毎年、七福神が乗った「蛭子船」が四条通を巡行し、町に福をもたらすのですが…「でも、今年中止だって…」と寂しそうなミモロ。
大阪の今宮戎神社は、実は、この京都の蛭子社の氏子が移り住んだときに、大阪にこのゑびすさまをお祀りしたことに始まるそう。
「前に行ったよね~。それから福男の西宮神社にも参拝した~」と。関西の有名ゑびす社に、すでに参拝しているミモロ。
でも、今年は、「あんまり移動しちゃいけないんだよね~」と、大阪や兵庫に行くのを自粛しています。
また、西宮神社では、恒例の福男選びはなく、みんなで歩いて参拝、招福大まぐろへのお賽銭の貼りつけは中止になっています。
どこのゑびす祭りも、規模縮小。形の変化を余儀なくされた今年です。
「ここでも挨拶してこう~」と向かったのは、ミモロが大好きな大国様とうさぎの像。
「あ、みんなちゃんとマスクしてる…ミモロといっしょだ~」
境内では、マスク着用が求められているので…。よく考えれば、なんとも不思議な光景と言えますが…。
ここまでコロナ感染拡大が深刻だという証かも。
「八坂神社」でも初詣期間の延長を告げる看板が…「1月中が初詣」だそう。さすが神様、臨機応変に対応です。
「初詣の参拝者が減って、神社やお寺のお賽銭が少なくなっちゃたら、やっぱり補助金出るの?」とミモロ。
う~そもそも神社仏閣の金の仕組みは、他の会社とは異なるから、どうなっているのかよくわからないところ…。
お賽銭より、問題は、お守りなどの授与品を求める人が少なくなること、当然、収益も減ってしまうのでは…。
「でも、収入減っても、きっと神様や仏様が助けてくださるから大丈夫だね」というミモロですが…。
そこのところはなんともわかりません…。
「八坂神社」から「円山公園」を通って、次は「粟田神社」の「出世ゑびす祭」へ。
「う~人がいないよ~風が冷たい~ブルブル」本当に見事に人がいない連休の円山公園。
思わず走りたくなるスペースが広がっています。
すでに初詣にも訪れている「粟田神社」。ミモロが一番馴染みの深い神社なのです。
この日は境内の摂社の「出世恵比寿神社」で、伝教大師作と伝えられるえびすさまの神像の御開帳が11日まで行われます。
「日本最古のえびす神像だって言われてるんだよね~。でもどうして最澄さまがゑびす像作ったの?」とミモロ。
う~鋭い質問…今度宮司さまに伺ってみましょうね。でも、きっと大昔のことだから、だれも知らないかも…。
「今年も、お目にかかれて嬉しいです」と参拝するミモロ
笑顔のえびす様が、参拝者を迎えます。
源氏の再興を願い、鞍馬から降りた牛若丸が、奥州へ旅立つときに参ったといわれ、「出世ゑびす」と呼ばれることに。
なんともおおらかな表情のえびす様で、「お目にかかると、嬉しくなっちゃう」というミモロなのでした。
福笹などの授与のテントが設けられていて、かわいい巫女さんたちがそこに…
「今年は、甘酒の接待がないんだ~」とちょっと寂しいミモロ。接待があると、ご奉仕する氏子の方々にお目にかかれるので、それも楽しみだったのです。
「あの子たちに会ってこう~」と向かったのは、最近SNSで人気になった手水のアヒルです。
「あれ?動けないの…」近づくと、なんと手水には厚い氷が張っていて、アヒルたちは氷の中で動けない状態に…。
「寒そう…かわいそうだけど、助けられない…」ミモロが試しに引っ張っても氷から脱出できないアヒルたちです。
こんなに厚い氷が張るのは、久しぶり…。
日本海からの厳しい寒波は、北陸の山で遮られ、京都には雪ではなく、冷たい空気だけが流れ込んだのでしょうか。
澄んだ青空が広がる京都盆地。でも遠くに見える北の山々は白く雪をかぶっています。
「きっとそのうち、京都にも雪が降るね~」。そう、毎年、節分頃に結構雪になります…京都の厳しい冬は、まだ始まったばかりです。
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