1月8日から12日に「京都ゑびす神社」で行われる「十日ゑびす大祭」。商売繁盛、家業隆盛を祈願する商いの町、京都では、大変賑わう祭りです。
ミモロも毎年、楽しみに訪れる祭りで、芸妓さんや太秦の女優さんたちが参加する宝恵かご詣や、湯立神事など、様々な神事や行事が行われるのですが、今年は、コロナの影響で、密を避けるために、人が大勢一度に集まりそうな行事は、中止になっています。
「マスクは必須アイテムだよ~」
もちろん結構参拝客はいるものの、訪れた時間帯は少なめでした。「まぁこんなもんかも…」と。そう時間帯でかなり参拝者数は異なります。
大きなマグロが奉納された本殿に参拝します。「さぁ、横からもゑびすさまに参拝しないと…」とミモロは本殿の南側へ。
「あれ?」そこには看板が…「横詣りは今年は中止」という看板です。
いつも参拝者は、社殿の脇を叩いて、高齢で耳が遠いといわれるえびす様に気づいてもらうようにお詣りするのです。
神社の方に伺うと、「今年は、手が触れるものは避けるため、横詣りは中止です」とのことでした。
もちろん「福笹」の授与は行われます。
いろいろなお飾りも用意されています。
今年は、この福笹や縁起もののお飾りなどの授与は、1月8日から2月2日、つまり節分まで期間延長で行われることに。
「蜜を避ける工夫で、焦ってお詣りに来なくても大丈夫なんだ~」とミモロ。授与の時間は、神社が開門している9時から17時です。
「今年は、ここにもお詣りしなくちゃ~」とミモロが参拝するのは、境内にある天満宮。そこの牛にご挨拶。
参拝を終えたミモロは、屋台が並ぶ大和大路通へと進みます。
毎年、楽しみにしているのは、大和大路通にある和菓子店「御菓子司 鍵善良房」で、この時期だけ作られる「ゑびす焼」です。
ゑびすさまの笑顔をモチーフにした期間限定のお菓子。「十日ゑびす」の名物になっています。
「毎年、来てる子でしょ!前は、巫女さんの衣装で来たから覚えてますよ~」とお店の方に。「きゃ~嬉しい」とミモロ。
「あれ~ちゃんとマスクしてるんですね~」「はい、もちろん…お出かけには欠かせません」と鼻を膨らませながら答えます。(マスクの中で鼻は見えませんが、その表情から推察)
「あの~2つください~」と袋に入れていただいて、大切そうに抱えます。
コロナ禍になってから、祭りやイベントに出店する機会が激減した屋台。「十日ゑびす大祭」では、大和大路通に出店していますが、その数は例年の半分程度で、しかも原則、食べ歩きは禁止なのだとか。屋台のそばにイートインスペースを設けているところもありますが、持ち帰りをしなくてはいけないため、購入を控える人も多いよう。
「緊急事態宣言の発令で、営業時間の短縮が求められ、飲食店は、保証金を申請できるけど、屋台を営業する人たちにも補助金あるのかなぁ~」と心配するミモロです。
日本海側で大雪が降っている今年。京都の町も空気が冷え切って、昼間でも氷が解けない状況。「マスクしてると、温かいね」と、コロナ対策だけなく、寒さ対策にも必須のマスクなのでした。そんな中で、屋外でお客様を待つ屋台の方々は本当に大変そう。お客の少なさから、寒さがいっそう身に染みるとか…。
「こんにちは~」とミモロが立ち寄ったのは、ランチによく行く洋食店「かるみあ」です。
そこでは、この時期、店の外で、ハンバーグやホットワイン、ロールキャベツが販売されています。
「温かそう…あの~これください~」と、大好きなロールキャベツを持ち帰り、晩御飯にすることに。
「また、ランチに伺います~バイバイ」「ミモロちゃんも風邪ひかないようにね」「は~い」
この日は、終日、開門し、参拝者を迎える「京都ゑびす神社」。今年は、夜の外出はかなり少ないかも…
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