「厄除け粽、どうですか~」と京都弁で「大船鉾」を訪れる人に呼び掛けるミモロ。
毎年、「祇園祭」の後祭の「大船鉾」でご奉仕をしています。めったに話さない京都弁…「でも、観光客の人、京都弁の方が雰囲気でてうれしいでしょ!」とサービス精神も旺盛。
7月20日の夕方から夜に、最初のご奉仕。
これは、ミモロが会員になっている「NPO法人京都の観光文化を考える会 都草」が、「大船鉾」の復活以来続けている活動のひとつです。
会員の皆さんといっしょに、京都の祭りに参加できるのは、楽しいこと。
実は、会員の多くは、京都以外の地域の出身者。京都に暮らし、京都のためになにか…という思いが強い方々です。
浴衣にマスク…暑くて大変なこともありますが、それでも祭りに参加しているのは、心躍る経験。
「たくさんの人に授与できるといいなぁ~」と、仮設テントで、厄除け粽を並べるミモロでした。
疫病退散の御利益がある「厄除け粽」
「大船鉾」では、24日まで授与されます。
21:30、この日のミモロのご奉仕は終了。「はい、お疲れさまでした~」と、「大船鉾」の「四条町」のみなさん。
「はい、またお手伝いに来ま~す」とミモロはご挨拶し「ふ~やった~」と、汗でマスクや浴衣が湿って、全身に疲れが出ても、「楽しかった~」と思いながら帰路につきました。
さて、2日目は、7月22日の午前10時から14時半がミモロの担当時間です。この日は、町会所の2階で、鉾に乗る人たちを案内する係です。
23日の夜まで、「大船鉾」では、鉾に乗ることができます。
ミモロは、2階に展示されている貴重な懸装品のそばで、説明したり、観光客が懸装品に近づきすぎないように目を光らせる係なのです。
「いらっしゃいませ~まず、ご神体の神功皇后にご参拝ください~。ご神体の写真撮影はお控えてくださ~い。他の品々の撮影は自由です~」と、2階に上がって来た人にまずは声をかけます。
町会所の2階には、この時期だけしか拝見できない貴重な品々がいろいろ。
令和4年に新調された懸装品をはじめ、幕末の禁門の変で焼失を免れたものなど、「大船鉾」の歴史を物語る品々です。
特に、今年は、テレビや新聞で報道された、日本画家の上村淳氏先生の天井画が注目されています。
鉾の天井を飾る花鳥図で、全部で20区画からなるもの。その一部が公開されています。
まだ完成はしていませんが、来年をめどに製作が進められています。
まさに動く美術館を物語る品々、訪れる人たちから感激する声がこぼれます。
お客様がいらっしゃらない時…ミモロは、鉾に
「あ、お友達が来てる~ここだよ~」と鉾から手を振るミモロです。
「わ~そこにいたんだ~」とお友達。小さくてもなんとか見つけてもらいました。
他にも、この日、たくさんのお友達やブログの読者の方々がミモロに会いに来てくださいました。
「ミモロちゃん、浴衣お似合いですね~」と、みんなに褒められて「うん、これね、ミニ着物の先生が作ってくださったの」と誇らしげにグルリと回って浴衣を見せるミモロです。
「ミモロちゃ~ん、下りてきて~お疲れ様~」と。
「え?もう交代の時間??お手伝いの時間おしまいなんだ~」と、ご奉仕の時間も終了です。
一緒にこの日、お手伝いした皆さん…「お疲れ様~」と挨拶して「大船鉾」を後にします。
暑くて、大変なこともあるご奉仕ですが、「やっぱり毎年やりたくなっちゃう…」というミモロ。
さぁ、他の山鉾の見学に行きましょう…
後祭りの山鉾巡行は、24日の9時に御池通から始まります。
ぜひ、金の龍頭の「大船鉾」を見に来てください。「今年、初めて金の龍さん、町にでるんだよね~」と、その姿を楽しみにするミモロです。
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