「わ~いい香り…クンクン」とミモロは、かぐわしいお香の薫りにうっとり。
7月1日から10日、京都の北に位置する「千本ゑんま堂」では、「風祭り」という夏の特別祈願と本堂の夜間拝観など夜の楽しみがいろいろ。古式ゆかしい七夕の行事「梶の葉祈願」を、ご本尊閻魔様にしていただいたミモロたちは、後半のお香体験に進みました。
本堂の隣にあるお座敷で、お香を聞く体験です。
庵主様がご用意くださるお香…それを参加者は、3種類のお香を次々に聞いてゆき、4番めの香りが、初めの3つの香りのどれかを当てる趣向です。
聞香は、初めてという人には、やり方を丁寧にご指導くださいました。
ミモロたちの前には、お香の名前が書いた紙…
一番末席に座ったミモロ…聞香は、何度か体験しているので、落ち着いています。
3つのお香を聞いた後、いよいよどれかを当てる4番目の香りが前に…
「どうしよう…忘れちゃったかも…」と自信なさげなミモロ。「え~ネコちゃんだから、匂いに敏感なんじゃない?」とご指導くださる方に言われたミモロ。「え~匂いに敏感なのは犬だよ~」と弁解。
でも、やはりネコとしてのプライド…何とか当てたいミモロです。
「う~この香りは、確か…クンクン…」すでに聞いた香りを思い出します。「2番目の香りは、バニラぽかったし、3番目のは、なんか甘い香りだった…ということは1番目の香りかな?」と。
紙に名前を書いて、その内側に何番目か記入します。
「はい、正解は、1番目の伽羅です」と。「わ~当たった!よかった~」とホッとした表情のミモロ。
昔から香を楽しむ趣向は、ただ香りを聞くより、いっそう注意深く香りを脳裏に刻む効果があるそう。
お座敷には、いい香りが仄かに漂っています。
「ミモロちゃん、これどうぞ~、今日は、よく浴衣着てきてくれましたね」と庵主様。
渡されたのは、「風祭り」に浴衣で来た人への特典。それを楽しみにしていたミモロです。
小さなお守りが入っていました。
「ありがとうございます。今夜は、とても楽しかったです。素敵な経験で…すごく内容豊富で、感激しちゃいました」とミモロ。
いろいろご指導くださったお香の先生にも感謝申し上げます。
今年の「風祭り」は、7月10日が最終日でした。
参加者の中には、東京から祇園祭を見にいらし、他に何か京都らしい体験ができないかと、ここを見つけられたという方も。
ぜひ、来年は、いらしてはいかがでしょうか?華やかな祇園祭とは、異なり、静かで心和むひとときが過ごせます。
「わ~灯りがきれいだね~」本堂を照らす提灯の灯りが、夏の夜を彩ります。
*「千本ゑんま堂」の詳しい情報はホームページで
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