新選組ファンが参加した「乙女の幕末推し旅」。ミモロも新選組の装束で参加しました。

新選組結成160年を記念して企画された日帰りツアーです。
「急いで、新選組ゆかりの場所に行かなくちゃ~」と、ミモロは、速足で「壬生寺」へと向かいました。

「ここでは、特別パフォーマンスがあるんだって~」と…でも、すでに最終実演の14:30を過ぎています。
境内に到着すると、もうパフォーマンスは終了しています。
「わ~ん、間に合わなかった~」とがっかりしているミモロを見つけたパフォーマーの方が、
「ごめんね~もう終わっちゃったの~でも、はい、千社札どうぞ~」と、このツアーで集める千社札を下さいました。

ここでは、新選組の隊士に扮した方々が、パフォーマンスを行ったそう。「どんなパフォーマンスだったんだろ?」と、ミモロは想像。

土方歳三、斎藤一、沖田総司、そしてなぜか坂本龍馬の姿の方々。
「もっと早く到着すれば、仲間に入れてもらえたかな?」と思いながら、壬生寺を後にします。
次は、すぐ近くの「旧前川邸」です。

「壬生寺」と「旧前川邸」は、今年の「京の夏の旅」で訪れたミモロ。
でも、「旧前川邸」では、その時、公開された場所ではなく、「山南総長切腹の間」の通常非公開の場所に入れるのです。

「山南敬助って、どういう人?」と、知識のないミモロ。
山南敬助は、近藤勇らと共に、新選組を結成した人。局長の近藤勇と副長の土方歳三に次ぐ地位で活躍。しかし、後に近藤勇らと意見を異にし、行方をくらませることに。脱走厳禁の新選組…追手により捕らわれ、新選組の屯所に連れ戻されます。そして切腹を命じられ、ここ「旧前川邸」の一室で、沖田総司の介錯で切腹したのです。享年33歳。
その人柄は、温厚で、子供好き…。新選組の隊士や壬生屯所の近所の人たちにも評判がよかったとか…。
今回、新選組の内部抗争に巻き込まれた山南…彼が切腹した部屋が公開されました。
「え~ここなの?」と、8畳ほどの和室に案内されたミモロ。「なんか普通のお家のお座敷みたい~」と。
通常、この部屋は、ここの住民の生活の場として使われているのだとか。
そこを見学した後、ミモロは「旧前川邸」の一角で、通常、週末だけ公開されているショップへ。

ここでは、新選組をイメージしたグッズの販売などが行われています。

「摸擬刀なんかもあるんだ~」

ミモロが着ている新選組の半被は、お土産品で、ここでも販売されています。

「わ~これだけ似合う子見たことない!」とショップの方に驚かれたミモロです。
「ワ~犬の半被もあるんだ~」小型犬の新選組の半被です。

「飼い主さんが、新選組のファンなんだね~まぁ、お付き合いしてあげてね~」と、何を着せられているかはわからない犬に話しかけます。
そしてここでも千社札を頂きました。

「さぁ、ワ~時間ギリギリになっちゃう~」と、ミモロは、大急ぎで、四条大宮に行き、そこからバスで「四条河原町」を目指します。
高瀬川沿いに建つホテル「立証ガーデンヒューリック京都」。

「はい、千社札をどうぞ~、あ、全部集めたんですね~では、シークレット千社札もプレゼントします」と係の方。

これで、千社札集めはコンプリート。

「もうすぐ太夫道中が始まりますから、ホールへ行ってください~」と言われ、ホールへ急ぐミモロ。
「あ、壬生寺にいらした新選組の人たちだ~」ミモロの姿を見て、手を振ってくださいました。

「ふ~なんとか間に合った~」と、息を整えるミモロです。

ほどなくホールの照明が落ちて、スポットライトに照らされて葵太夫の太夫道中が始まりました。

舞台で、艶やかな舞…

そして琵琶の演奏が…

「さすが舞も琵琶も素敵だね~」と、さまざまな教養を身につけた太夫のおもてなしに感激します。
「ふ~忙しい1日だった~すごく歩き回った気がする…」とミモロ。

夜のライトを浴びながら、ミモロは、家路につきました。
[乙女の幕末推し旅」は、9時の受付から16時までで指定箇所を巡る半日ツアー。早めに参加した人たちは、ゆっくりとそれぞれの場所を楽しんだことでしょう。でも、ミモロは、13時頃からスタートしたため、かなり急ぎ足で進まないと…。
土地勘と市バスなどの交通機関を知るミモロだから、この時間で回れたのだと思われます。「やっぱりもっと早くスタートしなくちゃ、ダメだよね~」とミモロに怒られました。ぜひ時間の余裕をもって、こういうツアーに参加しましょう。
ともかく半日、新選組に浸った時間を楽しんだツアーでした。
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