「今日が、今年最後の「ビーバーの山の会」の活動なんだ~」と、12月10日に京都左京区最北端の山里久多にいるミモロ。
毎月第2日曜日が活動日で、メンバーが針葉樹や落葉樹が茂る「自生寺谷」へ入ります。
自然観察や山道の保全、倒木の排除、そして専門家を招いた自然保護の講座など、毎回テーマを決めて、約4時間ほどを過ごします。
この日は、9月10日に作った巣箱の設置をすることに…。
大きな巣箱で、フクロウやムササビなどが入るかも…と。
「その前にミモロが入っちゃおう~」と巣箱へ。「ミモロちゃん、いいですか?動きますよ」と、巣箱を背負うメンバーさん。
「このまま山まで運んでもらっちゃおう…」と、ちゃっかりしているミモロでした。
谷を流れる水に沿って、山の奥へと進みます。
「この辺りの杉に巣箱設置しましょう~」と、この日、自然環境保全や動植物の研究をなさっている堀田先生に設置場所を決めて頂くことに…。
大きな巣箱は、かなり重さもあり、それに耐えられる木と、動物が来やすい周囲の状況などが考慮されます。
「あの上の木にしましょう」と。
急な斜面に聳える杉の木へと、巣箱が運ばれます。
持ってきた梯子を木にかけて、まずは足場を安定させます。
「巣箱を木の高いところまでロープをかけてあげましょう」と。そのロープ設置を手伝うミモロ。
「そこ、しっかり押さえて~」と。「はい!」全体重をかけて押さえます。
「わ~かなり高い場所だね~」
ハシゴの上の部分に巣箱が設置される予定です。
そばの別の枝にロープをかけ、そのロープと巣箱に付けたロープを結び、巣箱を引き上げてゆきます。
急な斜面での作業…「落ちないようにね~」とそばでミモロは、ジッと見守ります。
目的の場所に巣箱をあげ、杉の幹に固定します。
なかなか力がいる作業…。
約1時間ほどで巣箱の設置が無事終了。
作業したメンバーと堀田先生の顔に笑顔が戻りました。
杉の幹に設置された巣箱。少し下向きに掛けて、動物たちが入りやすいようにしてあります。
「快適な巣箱に動物さん入って、子育てするといいね~」とミモロは願います。
冬は、雪も積もる山里久多。この巣箱なら、きっと温かいはず…。
作業を終えたミモロたちは、谷を下りながら、自然観察を…。
「ここ、鹿の糞がある~」もしかして、ミモロ達の様子をじっと見ていた動物たちがいるのかも…。
久多での今年の活動納めのこの日。山から下りて、ミモロ達は、以前も利用した農家の建物の掃除を兼ねて、忘年会をすることに…。
料理は、山菜料理などをご指導くださった料理人の田邊さんがご用意くださいました。
ここで、「京都環境賞」の「特別賞」受賞をメンバーさんにご報告。
今まで活動してきた方々に喜びの笑顔を浮かびました。
この夜のメインは、フグ鍋。
「わ~フグ食べるの久しぶり~お家では、いつもタラだもの…」と、余計なことまでいうミモロ。いいのそこまで言わなくて…。
野菜もたっぷり頂いて…。「やっぱり冬は鍋だよね~」と。
そして〆は、フグ雑炊…「これが楽しみなんだよね~」
体も心も温まった夜でした。
冬の間は、活動はお休みです。
また山に入るのは、春4月から…
「ビーバーの山の会」では、参加者を募集しています。自然観察や環境保全などの活動に興味のある方は、どなたでも年齢不問。
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