毎年、夏と冬に開催される和菓子好きが楽しみにする催しが「北野天満宮」で12月1日に行われました。
ミモロは、お友達に誘われて出かけることに…「たくさん、素敵な和菓子が出展されてるんだよ~」とワクワク…。
以前も夏に「八坂神社」で行われた時に伺ったことがあります。
「菓匠会」というのは、現在、京都の老舗和菓子店18店が加盟し、伝統の技を守ると共に、それぞれの技術を高め合うために結成されました。その歴史は古く、明治時代…もともと江戸時代、禁裏や神社仏閣などとの結びつきで発展した京菓子。特に趣などがある「上菓子」は、京都の文化のひとつです。江戸幕府の要請で結成された「上菓子屋仲間」が、この「菓匠会」のルーツです。
毎回、テーマが決められて、それに沿った和菓子が作られるのです。今回のテーマは、「暖」。
会場には、さまざまな和菓子が並びます。
冬の暮らしに欠かせない炭や囲炉裏など…それらを巧みに、風情豊かに表現した和菓子ばかりです。
「冬の情景が思い浮かぶね~」とミモロ。
また、厳しい冬の中、待ち遠しい暖かな早春をイメージした「梅」も。
会場である「北野天満宮」をも意識した作品です。
「これ洒落てるね~雪の結晶が可愛い~」とミモロが見つめるのは、「亀屋良長」の作品。
「いつもテーマが決まって、いろいろ想像するんですよ~なかなか悩むんですけどね~」とご主人。
「こういうお菓子、お茶会に登場したら感激しちゃう…」と、洗練された雰囲気がそこに。
また、訪れた人が注目したお菓子は、羊羹の一部がまるで暖炉の火のように輝いて見えるお菓子です。
「下に電気が入ってるのかな?」とミモロが思うほど、内側から暖かな火が見えるのです。
これは「鍵善良房」の作品。
「どうして光って見えるの?」とミモロ。「フフフ~」と多くを語らぬご主人。
会場に並ぶ老舗和菓子店の作品は、いずれも個性的…これからの和菓子の姿にもつながってゆくようです。
「なんか見てるばっかりで、お腹空いちゃった~」とミモロは、火鉢で暖を取り、空腹を癒します。
「ミモロちゃん、そろそろお茶とお菓子頂戴しましょうね~」とお友達。「は~い!」と待ちに待った時間の到来。
さっそく、お菓子とお茶を頂戴します。
ほんのりと上品な甘さがミモロの口に広がります。「お菓子って、本当に人(ネコ)を幸せな気分にしてくれるね~」と。
至福のひとときは、あっという間に終わってしまいました。
「もっと食べたい~」とミモロ。
「ここでは食べられないから、他に行きましょうね~」とお友達。
美しい和菓子に、ミモロの食欲は刺激されてしまったよう…。
日本を代表する文化である和菓子…その魅力をさらに…その思いを今も受け継ぐ老舗和菓子店の店主たちの熱い思いを見ることができる「菓匠会」の催しでした。
毎年、初詣で賑わう「北野天満宮」も、新年への準備が着々と進みます。
「なんか今年の師走、早くない?」というミモロ。12月になっても20度を超す気温の日など…どうも師走の実感がわかきません。
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