「何か素敵なご本に出会るかな?」とミモロは、「下鴨神社」の「糺の森」へ出かけます。
8月11日から16日まで、毎年、ここでは「下鴨納涼古本まつり」が行われるのです。
京都市にある古本店が加盟する「京都古書研究会」が主催するこのイベントには、京都府および大阪、奈良、三重、兵庫などの古書店も参加。幅広いジャンルに渡る書籍や図鑑、カタログなど、日本の近代文化を物語る品々が販売されます。
「う~暑いね~」と汗を拭きふき訪れたミモロ。昼頃の気温は、すでに37度とも…。
大きな木々が茂る「糺の森」には、日陰や木々を渡る風が吹くものの、その暑さは、相当なもの…。
「なんか、さすがに昔より人の姿が少ない感じ…」と思うミモロです。
「今年は、暑いから行くのやめる」というミモロのお友達…毎年のように訪れていたものの、「最近は、ブックオフやアマゾンなんかで買ってるから…」と。「なんか時代が変わってるかも…」と思わざるをえません。
また、夏休みのイベントとして、のんびり過ごすのにピッタリだった「下鴨納涼古本まつり」。
でも、さすがに命に係わる危険な暑さの中、遠くから訪れる人は遠慮がち。
開催時間は、10時~17時半。「もう少し遅くまでやってるといいんだけど…でも夜だと文字見えにくいしね~」とも思うミモロです。
建ち並ぶテントを見て回るミモロが足を止めたのは、絵本の前
「なにか面白そうなご本ないかな?」としばし時を過ごします。
興味を抱いた絵本を熱心に読み進めます。それ欲しいの?「ううん、いい~涼しいところでゆっくり見たい…」とミモロ。
読書にも集中できない暑さです。
「ここにお参りしよう…」と立ち寄ったのは、ラグビー選手などの崇敬を集める「雑太社(さわたしゃ)」です。
関西においてはじめてラグビーが行われた場所とされ、顕彰碑も。
「ここで、明治43年に旧制第三高等学校(現・京大)と慶応義塾大学の学生がラグビーしたんだって…でも、ここラグビー場みたいに広くないのに…きっとパスの練習したのかな?」と想像するミモロ。
この社に下がる鈴、そしてお賽銭箱は、ラグビーボールの形です。「これって、なかなか斬新だよね~」
外国人観光客も興味を示す巨大ラグビーボールです。
2023年9月8日からフランスで始まるラグビーワールドカップ。日本チームは、9月10日にチリとの試合から登場します。
「どうぞ、いい試合ができますように~」と手を合わせ、参拝するミモロです。
さらに境内の西側へ…「ここ、今、整備中で随分できたみたい~」と。
そこにあるのは「河崎社(こうさきしゃ)」です。
鴨一族とゆかりの深い社で、長い歴史の中で、いろいろな場所に移転。その再興が今、進んでいるのです。
社のそばには、州浜をもつ流れが…
現在は、まだ中に入ることができませんが、小道が続いていることから、そのうち散策できるようになるのでは…。
その日が楽しみなミモロです。
「古本まつり」は、秋には、「百万遍知恩寺」で11月1日から5日に開催されます。
「その頃は、ご本探す気力も、今より出ると思う…ふ~暑い…もうフラフラ…」と、毛皮のミモロには熱中症の危険が迫るので、そろそろお家に戻りましょう。
16日まで開催される「下鴨納涼古本まつり」ですが、台風7号の接近もあり、予定の変更が生ずる可能性が高まっています。
ちなみに8月15日開催予定の「百万遍さんの手づくり市」は、台風の影響を考慮し、中止となりました。
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