ネコのミモロのJAPAN TRAVEL (Mimoro the cat:JAPAN TRAVEL)

「京都観光おもてなし大使」のライターとネコのミモロが、京都の情報や暮らし、グルメなどをご紹介。心和む雑誌のようなブログ

西陣織を知るなら「西陣織会館」へ。伝統工芸士の職人の実演…そしていろいろな企画展も開催

2021-01-26 | 京都

ある日ミモロが訪れたのは、堀川通と今出川通の交差点のそばにある「西陣織会館」です。
 
交差点にひと際目立つ、立派な建物で、ここは京都を代表する産品の西陣織の工房や職人さんたちが加盟する「西陣織工業組合」の建物です。


そもそも西陣織というのは、京都で生産される先染めの紋織物の総称だそう。「西陣」というは、応仁の乱で山名宗全が率いる西軍の陣地が置かれたことに由来します。その戦いの後に、以前から織物の町として栄えていたこの一帯に離散していた職人たちが再び戻り、織物生産を始めたころから「西陣」と呼ばれるようになったのだとか。

「ということは、応仁の乱の前には、『西陣織』はなかったの?」とミモロ。もちろん京都で織物が始まったのは、平安遷都以前のことで、平安京が築かれ、いっそう発展してゆくことに。特に、高い技術を要する綾や錦などの高級織物の生産が得意で、神社仏閣の装飾をはじめ、雅な装いを愛する都人などの購入先にも恵まれ、京都の一大産業となってゆきます。

「西陣織工業組合」のホームページによると…
実は、「西陣」という行政区域はないのだそう。西陣織の業者や職人がいるのは、上京区や北区を中心に、京都各所に広く分布してるそうです。
さらに「西陣」というのは、「西陣織工業組合」の登録商標と。
「え~西陣って、登録商標なんだ~知らなかった~」と驚くミモロです。

西陣織の普及および史料保存などを推進する役割を担うために、できたのがこの「西陣織会館」。

館内には、西陣織の歴史的資料の展示などの企画展

西陣織のできるまでを学べるコーナーなど

西陣織に関係するさまざまな分野のことが集まっていて、ここに来れば、西陣織のことが全部わかる場所なのです。

西陣の着物の美しさを広く使えるために、毎日「きものショー」が開催され、さらに着付け教室なども行われ、外国人観光客や修学旅行生には、大人気の場所。ミモロも、「あそこ、すごく混雑してるから…」と遠慮して行ったことがなかったのでした。

ところがコロナの感染拡大で、外国人観光客は消え、修学旅行生も激減…今や訪れる人がほとんどいないという厳しい状況になっています。
この日も見学者は、ミモロとよく訪れるらしい近所のおばあさんだけ…。
「まぁ、ゆっくり見られていいけど…」と、スタッフの人の方が多い今なのでした。

さて、西陣織会館では、伝統工芸士さんが、交代で実演をしていて、いろいろな伝統工芸ができる様子を見学できます。
この日は、ガランとした館内の一角で「京鹿の子絞」特に、高い技術が必要とされる「本疋田絞」の実演が行われていました。

「わ~すごく細かい…これどうやって絞るの?」と興味津々のミモロ。疋田絞は、生地に刷り込まれた小さなゴマ粒ほどの水玉をひとつひとつ指で摘まんで、糸でくくってゆく作業です。

糸でくくった生地を染める絞染めです。この本疋田絞での総りの着物ができるには、1年はかかると言われます。

実演されていたのは、親子三代でその技を受けついだという高橋さん。

お母様が、そのお母様から教わった技で、三代目となるのだそう。「母の技はすごいです…」とおっしゃる高橋さん。現在、お嬢様もこの技を受け継ぐために修業なさっているそう。今や本疋田絞ができる人は、わずかしかいないのです。

「あの~近くで見てもいいですか?」とミモロは、高橋さんの膝のそばへ。

絞りをするのに使うのは、なんと指だけ。生地の小さな水玉を指先で摘まんで、糸をクルクルと回します。
 
「よく見えない~」とミモロがいうほど、細かい作業。そして根気がいる作業です。

その作業にただただ感激するミモロでした。
「ミモロも総絞りのお着物もってるけど、本疋田絞じゃないね、きっと…」。そう絞り染めと言っても、その技法は日本では100種類以上あるのだとか。特に本疋田絞りは、その目の細かさから別格と言えます。

「いいもの見せていただいちゃった~」とミモロ。「こちらこそ、楽しかった…見学者と話するの3日ぶりですから…」と高橋さん。
う~そこまで見学者が激減してるんだ~。

また、今回「西陣織会館」では、2月14日まで、「京もの認定工芸士 響」の職人さんたちのセレクション展も行わています。
 
「ミモロちゃん、来てくれたんだ~」とミモロが振袖づくりでお世話になった金彩の上仲昭浩さん。

「久しぶりに会えたね~」と再会を喜ぶ二人です。
「響」の職人さんたちの作品が並ぶコーナー。「いろいろ素敵なものがある~」とひとつひとつ見てゆくミモロです。

 
*「西陣織会館」の詳しい情報はホームページで

キャラクターの「にしじんくん」
ここでは、西陣織以外の京都の産品やおみやげ物も種類豊富に揃っています。


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ミモロのひとりランチ。押小路通の「ビストロ ヴァプール」。上質の素材とソースの美味しさが人気

2021-01-25 | グルメ

雨降りの日曜日の午後…ミモロは、ご用事を終えて、烏丸通から東へ押小路通をトコトコ歩いていました。
「う~お腹空いちゃった~」と歩む足の速度も遅くなり始めました。「どこかでランチしたいよ~」とそろそろ限界が近づいているよう。

ちょうどその時見つけたのが、洒落た雰囲気のレストラン…「ここ行ってみたい~」というので、まずはお店の前の看板でプライスをチェック。
 
ランチは、1800円~と、まぁミモロのお小遣いの範囲です。

 
ここ「ビストロ ヴァプール」は、ここにオーナーが店を構えたのは数年前。以前は、北山通エリアで、ファッション関係のお仕事をなさっていたそう。縁あって、フレンチビストロのお店を開業…本場フランスの雰囲気が漂うお店ができました。

ここのシェフは、祇園で有名なフランス料理の名店「グリル大仲」で長らく腕を磨いた方。現在も姉妹店として、その味をより多くの方に楽しんでもらっています。

落ち着いた雰囲気の店内…今は、ソーシャルディスタンスを保つため、テーブルの間の距離はさらに広く…


アルコール消毒と検温を済ませて店内に入ったミモロ。さっそくメニューに目を通します。


ミモロが食べようとしているのは、ランチコース1800円(税込)で、オードブルとメイン料理をそれぞれ数種類の中から選べるスタイル。それにパンとコーヒーなどがセットされています。
ほかに2500円などのコースも…
「ミモロ、小食だから小さいコースにします」え?ちょっと違う気もするけど…。

しばらくして、ミモロの前にお皿にいろいろな種類のオードブルがいっぱい…

「わ~どれもすごく凝った作り…美味しいそう」とマスクを外すのも忘れ、料理に目が釘付け。

マスクを外すや、瞬く間にオードブルをペロリ。
そして、次のメイン料理を心待ちに…。
「はい、お待ちどうさまで~す」とミモロが注文したお魚のポワレです。

カリっとした食感の皮…ジューシーな白身にソースが絶妙なハーモニーを生み出します。

「う~美味しかった・・・ごちそうさま~」とニッコリ。

その後、コーヒーを頂き、この日のランチは終わりです。「全部食べちゃった~」と、食べる前と食べているときの喜びのあと、ミモロを襲うのは、食べ終わったという寂しさ…。
 
さぁ、行きましょう…外はまだ冷たい雨がシトシトと…人通りも少ない京の日曜日…寒さもいっそう感じます。

「テイクアウトもやってますよ~」とお店の方。「お菓子も美味しそうだから、また伺います~」とミモロ。
 

ランチボックスは、現在人気の品に…。
また、「京都三条新町店」もあります。
おうち料理に飽きたら…ぜひ本場の味を…尚、現在 営業時間などには、変更もあります。

*「ビストロ ヴァプール」京都市中京区押小路通東洞院東入る船屋町399  ☎075-223-2120 ランチ11:30~14:00LO ディナー18:00~19:00LO 火曜休み ディナーの営業時間は、お店に問い合わせてください。



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京都国立近代美術館で3月7日まで開催「分離派建築会100年展ー建築は芸術か?」デザイン好きならぜひ…

2021-01-24 | 博物館・美術館

「雨だから、今日は美術館に行こう~」とミモロは、東山岡崎の「京都国立近代美術館」に出かけました。現在、3月7日まで企画展として行われているのは「分離派建築会100年展~建築は芸術か?」というちょっとむずかしそうな展覧会。でも、その内容にミモロは、感激!


美術館には、予約なしで入れます。入口でアルコール消毒と検温をして、ロビーへ進みました。

ロビー正面には、「我々は起つ」と書かれた書がたくさん貼られています。


これは、ミモロがお正月に書き初めに伺った書家の西垣一川先生のご指導のもと書かれた人をはじめ、美術館が広く募集した作品です。
「ミモロも書いたんだ~」と、その時のことを思い出します。

西垣一川先生のお手本を前に、真剣に見つめるミモロ。

たくさん集められた作品の中に、「あ、ミモロの書いたの貼られてる~!」と発見。

「これ~」とその前で喜ぶミモロです。「上手、下手は関係ないんだって~書く気持ちが大切…」と。

書き初めの応募期間は、2月24日まで郵送のみで…詳しくは美術館のホームページでどうぞ。

そこからエレベーターで3階の企画展会場へ。

そもそもこの企画展は、大正から昭和にかけて活躍した若き建築家が起こした最初の建築運動「分離派」の軌跡を、数々の建築作品などを通じてみてゆくもの。
大正9年に東京帝国大学建築学科を卒業し、その後の日本建築に大きな影響を与えた若き建築家6名…

「みんなすごく素晴らしい建築を今に残しているんだね~」と、初めて知ったミモロです。
 

なんでも、この運動が起こったのは、世界にスペイン風邪が蔓延した時期を経たころで、まさにコロナが世界を騒がせている現代にも通じるものがあるのです。それは人々の意識の変化…住まいだけでなく、人が集う場所の建築がどういうものが望ましいのか…という意識の変化がみられるそう。

従来の建築意識に疑問を呈した「分離派」の運動。その作品である建築は、今見ても、美しく芸術性を強く感じさせます。
「ホント、どの建築も素敵~」と思うミモロ。

戦後、「分離派」の建築は影を潜め、建築に求められたのは、機能性と効率性…。でも実は、今、新たに建築に動きが始まっているのだとか。
それは自然との共生や新たなアート感覚ともいえるかも…。

今回の「分離派建築会100年」の展示を見ると、まず「建築家ってすごいね~」と感心し、「もっといろんなデザインに関心もちたい~」と思い、「おうちの中をもっと快適に、個性的にするにはどうしたらいいのかな?」と考えるようになったミモロです。

建築に興味がないという方でも、ぜひ訪れてみて…。きっと何か心に響くものに出会えるはずです。

GOTOトラベルキャンペーンの時は、入場制限や予約が行われた美術館や博物館も今は、空いているので、予約なしでも入れるケースが多くなっています。

「密じゃないから、大丈夫だったよ~」とミモロ。

土曜日なのに、雨のせいもあってか、人通りがほとんどなかった東山岡崎エリアでした。


*「京都国立近代美術館」の詳しい情報はホームページで


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陶芸家、ひろすえたかこさんの素敵な作品が並ぶ「うつわhaku」。繊細な水滴を表現した器が魅力的

2021-01-23 | ものづくり

ある日、ミモロは、自転車で「相国寺」の東側の住宅地を走っていました。「あれ?ここなんだろ?」と、ペダルを止めてガラス窓を覗きます。


「器のお店?」と、中を見渡すミモロ。ここは、陶芸家 ひろすえたかこさんのアトリエ兼ショップです。

古い町家を改装し、白を基調にしたシンプルな造りのショップ。そこに淡い色の器たちの姿が…


「わ~素敵な色…やさしい感じで、なんか心和むね~」とミモロ。


「あれ~なんか不思議な器…表面に水滴がついてるみたい…」


そう、器の表面は、冷たいものを入れた時にできる細かな水滴が一面を覆っているのです。
そっと、触っても、もちろんその水滴は消えることはありません。


「わ~不思議~なんて素敵なんだろ?!」とミモロ。
「こんにちは~いらっしゃいませ~」とそんなミモロに声を掛けてくださったのは、ここのオーナーである陶芸家のひろすえたかこさん。


ひろすえさんは、京都市立銅駝美術工芸高校の陶芸科、京都精華大学美術学部造形学科陶芸科を卒業し、京都市立産業技術研究所陶磁器コース本科・専修課程を修了なさった方。「アサヒビール大山崎山荘美術館」「京都陶磁器会館」などで個展なども多数開催。東京や京都など国内有名百貨店などにも作品を送り出す、人気の陶芸家さんなのです。
また、テレビドラマなどでも俳優さんたちに陶芸指導をなさっています。

堀川五条の古いビルでショップを始めて10年。そのビルの老朽化に伴い移転し、ここ「相国寺」の東側、かつて西郷隆盛が私邸を構えた地に平成30年に新たなアトリエ兼ショップを始められたのです。

「すごく薄い器~。こういう風に作るのって、すごく難しいんだよね~」と何度か陶芸体験をしているミモロ。
その形の美しさは、もちろんですが、ともかく表面の雫、水滴を纏った姿の美しさに心惹かれます。

透明感のある本物の水滴のような表面だけでなく、白い器の表面には、まるで小さなパールが散りばめられたよう…。
ミモロは、不思議でなりません。


「あの~これどうやって生まれたんですか?」と尋ねます。
「いろいろな釉薬を試していて、ある日、出会ったんです。これは面白い…と思い、それから、その姿を定着、安定させるために、さらにいろいろ研究しました」と。
ショップの棚の下には、数千枚といわれる釉薬の研究のために焼いたタイルが保管されています。


陶芸は、まさに科学実験の積み重ね…独自のスタイルを創造するには、地道が研究と何度も試行錯誤を重ねなくてはなりません。

陶芸に関わる人でも、その人ならでは作風を確立するのは至難の技。陶芸作家として認められる存在になるのは、本当に一握りの人なのです。

「本当に素敵~あの~この水滴、洗っても取れないんですか?」とミモロ。

「はい、もちろん大丈夫ですよ~」とのこと。

「うつわhaku」というショップの名の通り、余白を大切にした器は、中に盛るものを水滴のような表面でいっそう新鮮に見せてくれます。
「ここに果物や水羊羹のせたら、すごく似合うね~お刺身もいいかも~」と器を見て、想像が膨らむミモロです。

さて、ショップの奥は、ひろすえさんの製作現場であると同時に、陶芸教室でもあるそう。

そこでは、成形、釉薬掛けなどを体験することが可能です。


「わ~ミモロもやってみたい~」と興味津々。

「これでご飯食べたい…」とまた別の素敵な器にも心惹かれるミモロです。


ショップの営業時間および陶芸教室の開催などに関しては、ホームページをご覧ください。
*「うつわhaku」京都市上京区上塔之段町469  075-211-0892 営業時間 12:00~17:00 火曜:土曜・日曜のみ営業




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コロナ退散!ミモロのアマビエ。比叡平の山中にある謎の巨石群。不思議なパワーがもらえそう。

2021-01-22 | 自然

「コロナ退散!」とミモロは、一向に減少しないコロナ感染を憂い、アマビエになって、みなさまの健康を祈ることに…。


ご存じの通り「アマビエ」は、豊作や疫病退散をもたらすと言われる日本の伝説の妖怪。海の中から現れた、その姿は、長い髪と鳥のような嘴、魚のようなウロコをもつとか…。

そこでミモロは、「これ以上、コロナが全世界に感染拡大しないように…」との願いを込めて、アマビエに変身。
「アマビエに見える?」と実は、ちょっと自信なさげ…。
ウロコの模様は、ミモロの体に合う小さな青海波の模様の生地を見つけ、それを逆さまにしてウロコに見立てました。
ロン毛の髪は、以前、西陣の織物屋さんから頂いた正絹の糸で…。美しいツヤのあるロン毛のかつらを作りました。

似てるかどうかはともかく、本人は、アマビエになり切って、「コロナ退散!え~い!」と何度もお願いしました。
どうぞ、その願いが叶うことを…ミモロのブログを見てくださる読者の皆様のご健康を祈ります。

「せめてミモロができることしたい!」とその思いだけはおわかりください~。


さて、今日は、密とは無縁な山歩きのお話を…
ミモロは、お友達の位牌作家の三田一之さんと出張料理人の三田清美さんご夫妻の住む比叡平へ、遊びに行ったとき…
そこで、美味しい料理をたくさん頂きました。

「う~お腹いっぱい~」とポッコリ膨れたお腹をさするミモロを見て、「ちょっと近所の山を歩きましょう」と三田さん。
お二人のおうちがある比叡平は、京都の北東、比叡山の南側に位置する山頂を昭和42年以降に住宅地として開発された、昔のニュータウン。多くの芸術家や学者、研究者などが住む場所と言われています。

ご自宅から2分ほど車に乗って、山中へ案内されたミモロ。「え~どこいくの?」

車の通る道から、ドンドン山の中へ進みます。


しばらく歩くと、開けた場所へ…「うわ~ここなあに?」とミモロは驚きの声を上げます。

なんと目の前には、大きな岩がゴロゴロ。見上げるほどの大きさの岩が、いくつも重なりあうように、その場所に点在しているのです。

偶然お散歩の時にこの場所を見つけたという三田さん。以来、何度も通い、すっかりこの場所に魅了されているのだとか。

苔むした巨岩は、まるでかつて日本庭園でもあったかのような風情も漂います。


そもそもこの地域は、地質的には、花崗岩で形成されているそう。
大きな岩にも堆積による地層が見られますが、それが直角に地面から伸びたように見えています。
「え~だれか動かしたのかな?」と不思議がるミモロ。「大昔、この地域が隆起して岩が残されたのかなぁ~「」と不思議さ募る一方。


「ヨイショ!」と次々に岩を登るミモロ。

ミモロにとっては、まるでロッククライミング。


「我々はストーンヘンジって呼んでるんですよ」と三田さん。

確かに、何らかの神事が行われても不思議ではない雰囲気です。
「もしかして、ここでタヌキや鹿やイノシシが会議したり、宴会したりするんじゃないの?」とさらに想像を膨らますミモロ。

「う~なんかパワー感じる~」と天を仰ぐミモロ。


かつて、ここに寺院があったのではないか、との説もあるそう…。

「ここにある岩は、比叡山に姿が似てるものもあるんですよ~」と三田さん。
 
北側に見えるのは、比叡山。
なんか偶然とは思えない岩の形…。比叡山を仰ぎつつ、昔僧侶が修行した場所と言っても、思わず納得しそうなところです。

この場所がどういうところかご存じの方は、ぜひ教えてくださいませ。

おうち時間が長く続く今、ミモロにとって、ほどよいお散歩になりました。
みなさま、どうぞくれぐれもコロナにご注意を…。
ミモロのアマビエパワーが発揮されることを願います。


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