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友々素敵

人はなぜ生きるのか。それは生きているから。生きていることは素敵なことなのです。

アニメ映画『モアナと伝説の海』を観た

2017年03月13日 18時28分12秒 | Weblog

 昨日は小1の孫娘のお守りだった。緑地公園で1輪車に乗せてあげようとか、美術館か博物館へ行こうかとか、いろいろ思い巡らせてみたが、とにかく本人に希望を聞いてみることにした。すると「エアポートで映画を観る」と言う。孫娘の言う映画とはディズニーのアニメ『モアナと伝説の海』のことで、私も興味があった。

 アニメ映画『アナと雪の女王』や『美女と野獣』など、奇抜さや美しいだけでなく心に届くものがある。小1の孫娘と72歳の私では受け止めるものも違うかも知れないが、あの子が何かを感じてくれればそれでいい。途中で眠ってしまうこともなく、映画が終って制作関係者が字幕で長々と写し出されても、「出よう」と言わずにじっと待ってくれた。

 灯が付くまでは席を立たないのが礼儀と私は思っているが、あの子にそれが伝わったのだろうか。映画を製作する者にすれば、最後の最後までが作品である。音楽会でも演劇でも、一旦は幕が下りるけれど、それで席を立っては出演者に失礼である。いい作品なら手が疲れるまで拍手を送るのが礼儀というものだ。

 弁護士に指示されたように「お願いの手紙」を書き、内容証明付きで送った。誠意のある業者なら必ず対応してくれるだろう。そうでなければ無視される。依頼主が「この切手を使って」と古い切手を差し出した。郵便局に持って行くと、「大丈夫ですよ」と言ってくれるが、そのうちの何枚かは破れていて「使えません」と言われてしまった。

 年を取るとケチになるというより、「もったいない」気持ちが働くようで、何でも溜め込んでしまう。「1億円近い貯金がある」「親族は医者や経営者ばかり」とか、「着てもいない服が百着はある」「贈られたアクセサリーがいっぱいあって困っている」とか、財産はあるが「細々と年金で暮らしている」と分からない話をするが、どれも本当のことだろう。

 この人は何が楽しみなのだろう。子どもの頃に何を見て感動したのだろう。庭には春を告げる花たちが咲いていたから、きっと心根は優しい人なのだろう。

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