うーん、疲れた。朝から高校野球の準々決勝戦を観戦、ハラハラドキドキ続きで本当に疲れた。社会人になった孫娘はボーイフレンドと甲子園まで出かけて行った。「満員で入れない」とメールしてきたが、第2試合の途中から、「入れた」とメールが届いた。1度、入場できたなら最後の試合まで見られるのだろうか、どういう仕組みになっているのか聞いてみたい。
高校野球は何が起きるか分からないから面白い。確かにプロ野球選手に比べれば身体も細いし技術も未熟かも知れないが、一生懸命なプレイは何故か涙を誘う。勝っても負けても、なんといい試合だったのかと思えるから不思議だ。初めはもちろん地元チームの応援からだが、そのうち、なんとなく贔屓なチームができてくる。ぜひ、もっと勝ち進んで欲しいと祈ってしまう。
準々決勝まで進んでくると、やっぱり前評判の高い強豪チームばかりになるが、それでも強豪チームだから絶対に勝てると限らないのが高校野球だ。第1試合の大阪桐蔭と浦和学院は事実上の決勝戦と私は決めていたが、試合は大阪桐蔭が終始圧倒した。第2試合は報徳学園と済美で、私の予想は報徳学園の圧勝だったが、済美が打ち勝った。松山出身の友だち夫婦は大喜びしていることだろう。
ビックリしたのは第3試合の日大三高と下関国際。私の予想は日大三高の圧倒的な勝利だったが、下関国際に先取点が入り、その後は全くの投手戦だった。日大三高は6回までノーヒットに抑えられていた。下関国際の勝利かと思っていたら、7回に初ヒットが生まれた。すると8回に3球で2点取り、一気に同点となり、あっという間に3点目を勝ち取り逃げ切った。
それよりもっとビックリしたのが第4試合の金足農と近江。私の予想通り近江の勝利が目前だった。9回2対1で近江がリード、そのウラ金足農が1度のスクイズで2点を取り、逆転勝利した。まさか2塁走者までホームベースに走り込んでくるとは思わなかった。カミさんが応援していた金足農のピッチャーは4試合とも10奪三振の力投だったので、カミさんお喜びようはひとしおだった。孫娘がその時の観客席をメールで送って来てくれた。