友々素敵

人はなぜ生きるのか。それは生きているから。生きていることは素敵なことなのです。

熱波と井戸掘り

2018年08月02日 17時29分42秒 | Weblog

  うだるような暑さが続いている。「うだる」は「茹でる」からきた言葉なのだろうが、私はこの地方の方言と思っていた。しかし、マンションの人たちは全国各地の出身なのに、意外に皆さん「うだるような暑さですね」と挨拶されるので、普通に使われているようで安心した。それにしても暑い。夜になっても一向に涼しくならないのにもまいった。

 地球最後の日はこんな熱波になるのだろうか。寒さが厳しくても、フトンの中で身体を寄せ合っていれば、最期の時もロマンチックだ。しかし、熱波の中では、いくらエアコンが効いていても暑苦しい。地獄の苦しみは灼熱にありそうな気がする。想像しただけで、「やめてくれ」と叫び出しそうだ。被災地の人たちはそんな中で、声をあげられずに終わることのない後片付けに追われている。

 今朝、昨年設置したポンプの配管から「水が噴き出している」と連絡を受け、先輩と修理に出かけた。水漏れしている配管部分を取り換えて作業を終えた。作業時間は僅かだったのに、全身が汗まみれになってしまった。「災害が続くから、井戸掘りの需要も増えているでしょう」と言われる。実際、被災地では水が出ればかなり作業に役立ったと思う。

 地震などの時は配管のどこかが破裂すれば、一斉に水道は止まってしまう。地震が来れば井戸も水が出ないように思うが、確かに水が出なくなった井戸はあるが、全部がそうならないから不思議だ。だから非常時に備えて、井戸を掘っておくことは大切だと思うし、日常的に汲み上げていることで水脈も維持できる。地震が起きないのが一番よいが、北も南も起きているのに、この地方だけまだ起きていないことが気味悪い。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする