曇っていたのに急に晴れてきて、陽が差していたのに真っ黒な雲が広がり、雷が鳴ったり大雨が降ったり、生暖かい風が急に冷たい風に変わったり、今日の天候はめまぐるしいかった。各地で土砂崩れが起きるほどの大雨になっている。地震も起きているし、火山活動も活発になっている。この地方は2000年の東海豪雨の時から、大きな災害に見舞われていない。「そろそろ、何か起きるんじゃーないか」と今朝も友だちが言う。
「この世界的な異常気象の原因は、地球の基軸が変わってきているせいじゃーないか」と、私は自説を展開してみせる。否定されるかと思ったら、「そういう可能性もある」と同調してくれた。災害時に、どんなに井戸が役立っているか、もっとアピールする必要があると意見が一致したのに、情報発信ができる人はひとりしかいない。「ブログよりもツイッターかフェイスブックがいいよ」と言われるが、それができるのも彼しかいない。
アメリカで暮らしている80歳を超えた先輩のお姉さんからメールが来た。かなりの長文の手紙だ。訪日することは無理だろうと思っていたら、娘さんが同行してくれることになり、年末年始を日本で過ごすことができそうというものだった。「アメリカとメールのやり取りができるのに、SNSをやらないなんて遅れてるよ」と彼は冷やかすが、まだよく分からない。私はパソコンで文章を作り、それをコピーしてgooIDにアップしているが、それ以外の使い方を知らない。
絵描きは技術を競ってきたが、印象派が生まれて、何をどう表現するかになり、次に何が重大な課題かになった。しかし、今は見る側をびっくりさせることが目的となったので、「平面での表現」はもっと違う方法が必要になってきた。これだけ情報発信の方法がいろいろあるのだから当然の帰結である。そういう点でも私はまだ紙に固執しているし、テーブル型パソコンから抜け出せないでいる古い人間である。