友々素敵

人はなぜ生きるのか。それは生きているから。生きていることは素敵なことなのです。

今朝、友だちがやって来た

2019年10月14日 17時22分37秒 | Weblog

 どんよりとした空、昨日の秋晴れはどこに行ってしまったのか。雨も降ったり止んだりしている。明日は夏祭りの慰労会で、南木曽町の温泉旅館へ出かける。天気予報は晴れになっているから心配ないと思うが、途中の道路は大丈夫だろうか。なるようになる、そう信じる他ない。

 今朝、友だちがやって来た。顔は洗ったが、どこへ行く予定もないので髭を剃っていなかった。「玄関先で失礼する」と言っていた彼女に、「久しぶりだから上がって」とカミさんが招く。部屋に上がった彼女が、「まあ、どうしよう。肝心な物を忘れてきた」と言う。フランスに旅行した時の「お土産を渡すために来たのに、ボケたのかしら」と嘆く。

 するとカミさんが、「その通りだわ」と言う。おいおい、その言い方は失礼になるよ。「私も近頃、よく忘れるの」と言うべきだろう。言葉の頭で、「私も」と言いたかったのだろうけど、よく似た事象につい共感が先に立ったようだ。親しい間柄だからいいが、神経質な人なら、「ナニヨ」と怒ってしまうだろう。

 私たちも高齢になった。8月11日に、市役所のホールで逢った女性は、台風の時は避難所にいたのだろうか。口ぶりから「常連」さんのようだったが、避難所では快く受け入れてもらえたのだろうかと余計な心配をする。東京都台東区の避難所は、住民でない人つまりホームレスは受け入れなかったので、非難を浴びた。

 『あいちトリエンナーレ』で「税金を使うな」と同じ発想だ。「税金を納めていない者に権利はない」と考える人は、別の見方があることを認めない。市役所にいた女性はホームレスではないが、彼女を受け入れてくれる知り合いは少ないだろう。たとえ、ちょっと変わった人でも、みんなで助け合うことが人の基本であるのに、最近は忘れられている気がする。

 明日と明後日は、ブログを休みます。

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