雪降る街 カムイラピットの楽園 こな雪 ぼた雪 あられ雪

けっぱれラピット、どろ亀さんに負けるな。ウサギとカメとの競走です。随想、旅行記、日記など、雪の降る街からのお便りです。

札幌市中沼のソバ畑 収穫終わる

2022-10-11 15:41:56 | 

「札幌市東区中沼のソバ畑 収穫終わる」

札幌にソバ畑があるなんて などと考えぶかけに見ていたのですが・・・

夏には一面が白いソバの花の畑になって、その内に強い風と 雨にやられて腰折れになってしまいました。

今年は牧草地がソバ畑に変身し その為か成長よくすくすく成長したまでは良かったのですが、背が高く育っているので、風で倒れて無残でした。

しかし、ソバは強いもので茎をもたげて何とか持ちこたえ 収穫できたのでした。

札幌にも収穫機のソバコンバインがあるらしく、あっという間の2日間で刈り取られました。

幌加内では収穫後の根の茎の部分が赤色で情緒があるのですが、ここ中沼のソバ畑は刈り取られた跡の景観はまったくよろしくありません。

収穫された中沼のソバは「札幌ソバ」として売られるのでしょうか? 札幌ソバ粉の名は聞いたことはことがありません。

美味しいソバが出来たのかなあ・・・。

菜園仲間の友人から先日打ったソバを頂きましたが、自慢するだけあって美味しい限り、ソバ粉は幌加内産の物を使っていて、やはり幌加内のソバにはにはかないませんね・・・。


今年は豊作の兆し

2022-05-19 22:47:42 | 

「ナナカマドの花が例年に無くたわわに咲いています これを見て今年は作物も実りが多いかも知れないと思うのです」

毎年春を迎える度に 今年は豊作であればと深く願っています。

今年の冬は例年の2倍の積雪量で、春の来るのは遅かろうと思っていたのは間違いで、

例年に無く雪解けがさっさと進み、意外に畑に良い土地の排水の状況なのです。

身近で気付いてみれば、ナナカマドが沢山の花を付けています。たわわに咲く花を見ていると、

今年は作物も実りの多い年になるのではと思ったりしてしまいます。

排水の良さを見て、スイカも味瓜も植え年の様に思い、我が家でも味瓜の苗を買い求めて見ました。

スイカは土地の排水が悪いと成りがまったく悪いのです。

私の知る所ではカッコウが5月17日(火)でした。カッコウが鳴くと畑作業に拍車がかかります。

住まいのある所まではカッコウが来なくなりましたので、はた作業の実感がわきません。

私の聞いたのは札幌市東区中沼のわが別荘でのことで、豆も植えなくてはいけないし畑作業が忙しくなります。

春は忙しいのです。

札幌市で行われているライラック祭りはコロナで中止の年がつづきましたが 3年ぶりに行われることになりました。

ライラックの季節、ナナカマドの季節、カッコウの鳴く季節は畑作業の季節なのです。

 

 


春の七草 セリ、ナズナ、ゴギョウ・・・・・すずな、スズシロ。

2022-01-07 18:46:50 | 

「1月7日は七草がゆで・・・ 元気にこの一年」

季節おりおりのものを楽しみます。

芹(せり)      野の芹が かおり、触感ともに最高。

薺(なずな)     ぺんぺん草   若菜が美味しい。ぺんぺん草の実が付く時期は葉も固くなります。

御形(ごぎょう)   母子草 草餅の材料にしたとか。

はこべら      はこべ       

ほとけのざ     タビラコ      たんぽぽに似ているそうです

鈴菜(すずな)     かぶのこと    ビタミン豊富

すずしろ      ダイコン      消化を助け風邪の予防になる

「春の七草」の名を上から順に繰り返し唱えていると いつのま間にか春の七草の名を覚えてしまいます。

市販されている七草は上の植物全ては入っていません。ダイコン、カブは入っています。一そろいで450円ほどです。

我が家では我が家で採れた「簡易の七草粥」で頂きました。


田園風景 日本人の心の支え

2021-06-15 17:27:04 | 

「田に水が引かれ苗が植えられる 田園風景は日本人の心の拠り所」

札幌の我が家のある東区のこのあたりは、以前一面が水田だったと聞きました。今ではどこにも水田は見当たりません。

家を建てた当時は、春に雨が降ると、雨蛙がうるさく鳴いていたのですが、この辺りもめっきり住宅地化が進み、雨蛙の鳴き声も聞けなくなりました。

雨蛙が鳴いていたのは水田が作られていたことのなごりだったのだろうと思います。

札幌の北に当たる当別町に車を走らすと水田を見ることが出来ます。田んぼに水が引かれ、稲苗が植えられると何か心の安らぎを得るのは私だけではないでしょう。

田園風景を見るのはうれしく、生活の安心感を得られるのです。不思議な力が田園にはある様に思えます。

6月7日には、もうすでに水が引かれ苗が植えられていました。

北海道のお米も美味しくなりました。品種改良が進んだり、地球温暖化のせいもあって北海道も米作に適するようになったと言われます。

北海道は新潟県と競って米の生産量一位を争っています。


「アイヌネギ」の季節がやって来た

2021-04-06 12:09:45 | 

「春の季節の幕開けは アイヌネギ」

今年 2度目のお目見え、私の通うスーパーで「キトピロ」として売られていました。一握りが550円ほどです。

キトピロとはアイヌネギの事です。

店に並んでいる今の物は養殖して育てられたものでしょう。わさざわキトピロなどという言い方をしなくても、市井ではアイヌネギで話が分かります。

昨日家内のお友達から電話がかかってきていたのですが、外回りの仕事をしていたので電話を取ることが出来ずでした。話の中身はアイヌネギを頂いたのでおすそ分けしようと思っての電話だったそうです。

熊の足跡がある山合からの採集で、危険を感じながらのアイヌネギ取りだったとの話です。

電話に気付かなかったので、もうすでに別な方にあげてしまったとのこと、もらい損ねてしまいました。少々残念がっています。

札幌の近郊では採取され過ぎてその姿を見るとがなくなりました。日本海海岸や日高の方には結構あると聞いています。

 


札幌にも春は足早に!  蕗の薹味噌 これ最高

2021-03-31 12:45:53 | 

「蕗の薹 春一番の癒しの野の花」

3日前に庭に出てきていた蕗の薹を採って、「蕗味噌」を作ってもらいました。

春はラビ妻の出番です。

20株ほど収穫があったのですが、出ていたすべてをとってしまったので、ラビ妻にがっかりされました。

我が家の春一番に春を知らせてくれている「蕗の薹」ですから、「庭で毎日眺めて楽しんでいたのに」と残念がられたのです。

庭から取らずに、野に行っていただいてくれば(蕗の薹を採ってくれば)よかったかなと 少々反省したのでした。

「蕗味噌」を料理している時間帯は、部屋に漂い蕗独特の灰汁の匂いと云うか、これがたまらなく体にしみます。毎年のことながら春一番の山菜の楽しみです。

毎年この蕗味噌がテーブルの上にならべられます。白いご飯にのせて頂くと春が来たのだなあと幸福が家に満ちます。

食が進みます。

平地から奥地にと順次「蕗の薹」が出てきますので、時期が立てば山の方へ車を走らせ取ってきます。

2年前は十勝岳温泉卿に向かう途中で、5月連休に蕗の薹を採取しましたが、山での野の恵みを頂くのもまんざら(最高です)ではありません。

その時旅行中でしたが 私が体調を崩し、採取した蕗の薹は料理もできず廃棄したので、可哀想な事をしたものだと 思い返しています。

ある年の事、吹上温泉に宿泊した時、同じく旅行していた人たちから、フキノトウの天ぷらを頂いたことがあり、嬉しかったものです。高山のフキノトウは時期外れに野の恵みを食べれるので、これまた最高というものです。

蕗の薹のテンプラ揚げも これまた美味で、アクが取れていくらでも食べれますので 今年もこれから挑戦するところです。

我が家では蕗の薹は春の料理に欠かせないものですが、これは美味しいとばかりに、隣近所にいかがですかと声をかけると 意外なことに食べないから我が家の両隣からことわられたことがあります。

自分には好物でも、人にとってはまったく好まないものだと反省しています。

まだ、スーパーには蕗の薹は並んでいませんが、何日か後に店にも並ぶことでしょう。

蕗の薹は花ではなく、しばらくしてから花が開きます。咲きはじめは綺麗です。


終戦直後の「弁当のにおい」 忘れられない

2021-02-24 21:39:41 | 

「終戦当時の弁当のにおい 教室に満ちて記憶に鮮やか」

誰もが経験したものではありません。終戦直後の弁当の匂いが今でも私の心に残っています。

心に残っているのか、脳に残っているのか、嗅覚に残っているのかよく分かりませんが、鮮やかに思い出されるのです。

  以下の詩は 道新 「短歌」 時田則雄選(2021.1.17)に載っていたものです。

    たくあんの匂いただよう教室のペーチカの上の弁当並ぶ    小原幹子(長沼)

    (評)  小原さんは84歳。つまりこの歌は敗戦直後のころを思い出して詩っておられるのだ。当時は食料事情が悪く、弁当のおかずは粗末で

       「たくあん」だけのこともあったのだ。ただし温められた「たくあん」は良い匂いだった。

 選者の時田則雄さんもご高齢なのかこの詩の様子がよく分かってられるようです。

 終戦当時カムイラビットは尋常小学1・2年。給食は勿論なく、弁当持ちで学校へ行きました。弁当は石炭ストーブの上や横に皆が持って行って温めます。弁当の中身はたくあん、梅干しなどの簡単なおかずです。今のような立派な弁当は誰一人持ってきていません。

ストーブで温められた弁当は昼の時間になるとたまらなく美味しい匂いが教室に満ちます。

先に挙げた詩でおかしな部分があります。学校での暖は投げ込み型の石炭ストーブ(鋳物製)で、ペチカは設置されていませんでした。終戦当時にはまだまだペチカなどの洒落た暖房などあるはずはないのです。

これが今でも忘れられない匂いなのです。

    

 


死ぬ時は 畳の上で死にたい 白御飯を食べて死にたい

2020-12-04 19:48:28 | 

「米へのあこがれが 都道府県で北海道を第一の米作産地に!」

北海道の開拓当時は米は作られていなかった。寒冷地に適さない米を作ることさえ禁止された時代があるのです。

「死ぬ時には白いご飯を食べて死にたい」と願望がつのり、何時しか北海道の道央や南部の方から米作が行われはじめました。

今では稲の品種改良が進み、かつ地球温暖化の事もあって、北海道は今や日本一の米の生産地県となったのです。

品種改良が進んで美味しいお米さえ作られています。

我が家でも「あきたこまち」や「コシヒカリ」を食べていた時がありましたが、今では道内産のお米を食べています。

コシヒカリと言っても生産地によって値段がまったく違い、我が家では茨城産のコシヒカリで満足していた時があります。

北海道産のお米ですが、値段が高ければ美味しいと思っているカムイラビットは値段イコール良いお米などと幼い知識しかないのです。

ちなみに北海道西区にある某米屋さんの1キログラムの米の値段を次にあげてみることにします。

   ゆめぴりか   1Kg当たり   680 円

   おぼろづき             670    円 

   ゆきさやか             670 円

   ななつぼし             670 円

   ふっくりんこ            670 円

   ゆきさやか             490 円

   きたくりん             480 円

我が家では「ゆめぴりか」を食べています。

米もどのような環境で生産されているかが肝心で、国道の脇や、農薬をぎりぎりいっぱい使っている農家の米や、畔に除草剤をまくような米は食べないように、生産農家吟味しています。

 


蛸 こんな人参初めて見たよ!

2020-12-03 21:44:54 | 

「たこ足 人参 こんなニンジン見たこと初めて」

ニンジンの足が8本あれば、これタコニンジンとなりますが、足の数は7本・・・

  

変態ニンジン・・・ ラビ妻言うに、この姿のニンジンは食べたくないとのこと・・・。

変態ニンジンを見たのは初めてでした。

他のニンジンは素直に一歩立ちなのに、どうしたというのでしょう。

F1 ニンジンを作るために掛け合わせた原種がこのニンジンだったのかもしれません。

 

今年は立派なニンジンがわが菜園で収穫できました。

我が家で作ったニンジンは味よし、ニンジンらしいにおいがして 幸せです。

 


柿はどこで食べるのが 最高か! それは法隆寺の鐘の音を聞きながら です

2020-11-30 21:09:50 | 

「柿の季節になりました」

「柿は何所で食べると最高なの?」と

こんな質問をある人に聞いてみました。なかなか返事が返ってきません。

答えは、決まっているでしょう。法隆寺の鐘の音が聞こえる場所ですよ。

  柿食えば 鐘が鳴るなり 法隆寺

と言ってもなかなか法隆寺まで、秋の季節に出掛けられません。土地の人は法隆寺の鐘の音を聞きながら柿を食べている時が最高の至福の時間なのでしょうね。

もう何10年もの前に、修学旅行で生徒を引率し法隆寺を見学したのでしたが、秋の季節でしたので柿が店先に山盛りに並べられていました。

特に暑い日でしたので、ある店にて休憩をさせたのでしたが、この時に出された柿の味が今でも忘れられません。法隆寺の門前ですものね。残念なことに法隆寺の鐘は鳴りませんでしたがね。

私が「柿が大好き」と四国や山梨、東京の親戚筋や知人に浸透し、今では4軒から毎年贈ってきてくれるようになりました。

有難うございます。

「家の庭で取れた柿です」と送られてくる柿は、その土地のその地の気候を知るのです。

毎日、朝夕にと柿を頂いています。