「黒ニンニク どんと買う人がいる とか」
大丸デパート(札幌)地下食品売り場で「黒ニンニク」を売っている店があります。この店は漬物を売っている専門店ですが、覗いてみると近頃「黒ニンニク」が店に置いていました。この事をラビ妻に話したら、「なぜ買ってこなかったの?」と責められました。今人気らしいのです。
だがしかし、年金生活の我が家が買う値段ではなかったのです。そして再び一週間後に大丸に立ち寄った時は、ラビ妻に言われていたので、黒ニンニクが高かろうが買ってみることにしたのです。
値段は100グラム1620円もしておりました。
まあ500円も買えばよいかと頼んだのですが、渡された黒ニンニクを手に取ってみると、二粒で541円、高い買い物をしてしまったのです。
店には黒ニンニクが入れ物にいっぱい入れ物に積まれていたのですが、「高いのであまり買っていく人は居ないでしょう」と店員に聞いてみると、「何百グラムと買っていく人がいますよ」という事です。
世の中には豊かな生活をしている人が居ると認識をしたのです。
家に帰りさっそく食べてみると甘味のある柔らかい微妙な味です。値段を知らなければ一度に10個は食べてしまいそうなものでした。お金持ちは沢山買い入れて食べるのでしょう。
三度目の28日に大丸食品売り場を通り抜けましたら「テレビで紹介されました、美味しいですよ」と添え書きが置かれていました。
我が家としては、今まで食べた食べ物の中で一番高価な食べ物となったのです。
かつて高知市の日曜市で買って食べたミニトマト一個100円どころではありません。
黒ニンニクは、美味しいが自分は多分二度と買わないだろうと思ってラビ妻に話したら、「また買ってきてね」と言われ、「身分相応な生活をしなければね」と心の中で答えている自分が居ました。