雪降る街 カムイラピットの楽園 こな雪 ぼた雪 あられ雪

けっぱれラピット、どろ亀さんに負けるな。ウサギとカメとの競走です。随想、旅行記、日記など、雪の降る街からのお便りです。

再び訪れて見たい(行きたいなあ)観光地 十勝岳連峰の風景 

2018-08-26 11:20:19 | 温泉

「十勝岳連峰の風景」

十勝岳温泉郷の最高地点の「凌雲閣温泉」の地点から眺める秋紅葉の風景は見事の一言です。

山の方に深くくびれた安政火口の噴煙が見られ、十勝岳連峰の富良野岳への登山口となっています。ハイマツのある所ではナキウサギの声も聞かれます。

凌雲閣から徐々に山を下りながら見る紅葉の景色も見事です。今年もあと少しで紅葉の季節がやって来ます。

十勝岳温泉郷の中には、いつも我が家で行く吹上温泉「白銀荘」があります。

吹上温泉付近の風景も好きな景色ですが、そこまで行く道々の景色は何度通っても飽きない風景です。

 

いつもは美瑛の町から吹上温泉への道を行くのですが、この道が何とも言えぬ空間です。畑作地帯を真っすぐに進む道も気持ち良く、途中にcafe処や食事処などもあったりして変化のある道でもあります。

十勝岳の噴火による溶岩・泥流があった所は、木も生えないであろうと言われていましたが、今では白樺やトドマツなどが覆い、この脇を通る道も林の景として見事です。

途中木々の合間から十勝岳連峰が垣間見られるのも良いものです。

行きつく温泉の白金温泉卿近くには、新しく出来た「青い池」が出来て、今では観光地として大人気です。ここは広い土地があり、入場料も駐車料金も掛からないので、新観光コースとして人気です。

青い池には、時とともに池に映る木々の姿の変化があり、何度も行きたくなります。

 

 今年4月28日 十勝岳連山の麓の路は、まだ雪でいっぱいでした。

 蕗の薹も咲いたばかりでした。

そして車を進めれば「白金温泉郷」に至り、更に十勝岳連山の十勝岳登山口の望岳台で景色を堪能したのちに、道なりに進むと目的地の「吹上温泉」にたどり着きます。

何度も何度も行っているのに、飽きないのです。

この後も行きたい十勝岳温泉郷を皆様にもお薦めいたします。


アトピーに効く温泉 豊富温泉

2016-02-04 14:55:23 | 温泉

「アトピーに効果 豊富温泉」

昭和37年高等学校地理の教員になった当時、使用していた地図の北海道に豊富(とよとみ)と石狩平野と勇払原野(ゆうふつげんや)の場所に石油が出る油井の記号が描かれてありました。

石油は大量には取れていなかったようですが、豊富の所には地名が書かれていましたので石油が取れていた様で、なじみ深い地名です。むかしは北海道にも石油が取れる地層があったのです。

現在では大量の原油が輸入されているので、北海道の少量の石油が取れる場所などは問題となっていませんし、たしか勇払のある所では少しは石油が出ると聞きますが、採掘もされていないと思われます。

そして今問題としている所は豊富の「豊富温泉」です。大正末期、石油採掘中に石油分の含まれた温泉が出ました。泉質は「油風呂」とも呼ばれる珍しい温泉です。

この油風呂がアトピー性皮膚炎にや火傷(やけど)や乾癬(かんせん)にも効果が見られるとして、全国から多くの湯治客が訪れています。湯治をきっかけに豊富に移住する人が増え、この5年間で約30人が住民になったと言います。

昨年(平成26年)、NPO法人健康と温泉フォーラム(東京)が「全国約3200の温泉から特に薬効の高い温泉地から選ぶ名湯百選」にも豊富温泉が選ばれました。

人伝手に豊富温泉は日本に知られるようになり、現在ではアトピーに効く温泉として全国区の温泉として知られるようになりました。

何年か前に「稚内旅行と三大蟹食べ較べ」にkenpu氏と稚内に出向いた際、豊富温泉に立ち寄った時には、豊富温泉特製の「アトピーに効くという固形石鹸」のプレゼントを戴きました。時とともに地元も珍しい人気商品を作るものだと感心しました。

カムイラビットは礼文島や稚内に手向く度に4度ほど豊富温泉に入りましたが、一度は特に石油成分の多い時に温泉に入り、用心して入浴していたのですが、温泉から出た時には入浴時に使用していたタオルが油で黒くなり、やれやれと思った時がありました。

同日温泉で一緒のアトピーで温泉に入っていた人は、黒い油を自分の体に丹念に塗りつけていました。道北の温泉までにはなかなか来れないので、少しでもアトピーをなおそうとしていたらしいのです。

一般的に油分が身体に入り込むと健康に悪いはずですが、アトピーに良いという風説を信じて長時間温泉に入っていたようでした。

アトピーに苦しんでいた本州の学生が、「かけつけの医者から、石油に含まれる豊富温泉がアトピー性皮膚炎に効果があると教えられ、豊富温泉で湯治を続け、ボロボロな皮膚が、これまでで一番よくなった」として、大学卒業後も近隣の町に就職、この温泉に通うようにした話があります。

この様な話を聞くと豊富温泉のアトピーに効くという話はありがたくも真に響くものがあるのです。

 ★アトピーに効くという瓶詰の油分、豊富温泉から出る油で作った石鹸 どちらもアトピーに効くとして販売されています。

 


定山渓温泉 カッパの淵

2013-02-01 18:07:25 | 温泉
「定山渓温泉」は札幌の奥座敷と言われる温泉郷です。昨日31日(1月)「定山渓ホテルミリオ―ネ」の温泉に入りに行きました。
札幌から定山渓温泉まで、バスの無料の送り迎えがあり、昼食のバイキング付き、温泉入浴(バスタオル、手拭い付きで)も出来て2000円と格安の手ごろな企画でした。友人夫妻をお誘いして、友好を深める事が出来ました。バスはほぼ満員でした。
むかし、定山渓温泉はお客も多く温泉街も賑わっていました。また定山渓鉄道(今は廃止されています)もあり、人も気軽に行けた温泉でした。
今では、大きな施設の温泉旅館、ホテルがお客を占めていて、温泉街に夜は人も出歩かなくなりました。
さて、お土産ですが定山渓温泉饅頭や他のお菓子、近くの酒造会社からのお酒などいろいろですが、特にと言えば、定山渓温泉で今売り出しているカッパ関係のお土産品が目につきます。
定山渓では渓谷に住むカッパが居るという伝説を作り、温泉近くに流れる川にかけた橋のところどころにカッパの像などを作り観光客の目を集めています。そのおかげで、このカッパ関係の人形などのお土産が目立っています。カッパは憎めない動物(?)なので、可愛さがあって愛されています。
パンフレットにもカッパたちの姿がアレンジされて掲載されており、見る目を楽しませてくれます。






札幌あいの里温泉なごみ 源泉かけ流し

2013-01-26 15:55:29 | 温泉
カムイラビット夫婦は、むかしはよく温泉に出かけたものです。1週間に一度は出向いていたでしょうか。
このごろでは出不精になり、まれにしか温泉に出向かなくなりました。温泉も入るとリラックス出来気持ちが良いので、一度行くと癖になるものですがね。
ところで、札幌市内にも沢山の温泉が造られています。カムイラビットの身近では「北のたまゆら」「千の湯」「健康ランドモエレ温泉」「蔵の湯」等次から次へと温泉が出来ています。
北海道の温泉について詳しく、道新に連載記事を書かれている小野寺淳子さんに 講演会の機会に「札幌で良い温泉はどこですか」と聞いて見ると、「札幌あいの里のなごみ」が良いと言いとのことでした。
①銭湯なみの料金、②源泉かけ流し、③温泉水の質の良さ、④造られてから年数の経っていない新しさ、⑤市街地からの近さ 等が良い様です。特に好みは源泉かけ流し、泉質の良さが他人に勧める内容に思われます。
1月24日(木)に、この良いと言われた温泉「なごみ」に行ってみました。この温泉は今年で三年目に入ったばかりとお聞きしました。
土地の温泉と言うのは、土地の人と温泉の中で話し合いが出来るのが良いと私は思っています。

「源泉かけ流しの温泉」は他に札幌市内でもあるのです。「野幌森林公園温泉」(江別市)も源泉かけ流しの湯(温泉)です。

札幌あいの里温泉なごみの「泉質」のなどを紹介をします。

  





 泉質  ナトリウムー塩化物強塩泉

 適応症 神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、関節のこわばり、打ち身、くじき、
     慢性消化器病、痔疾、冷え性、病後回復期、疲労回復、健康増進、切り傷、やけど、
     慢性皮膚病、虚弱児童、慢性婦人病。

 入浴料金  大人 420円   子供 110円   乳幼児 70円

「雪秩父」(蘭越町) 露天風呂の大きい温泉

2013-01-19 18:30:37 | 温泉
カムイラビット夫婦は、春6月ニセコに「タケノコ採り」に良く出かけます。「根曲り竹」のタケノコはニセコの山麓も宝庫です。
タケノコ採りの苦労は経験した者にしか分かりません。密集した細竹の中を、這いずりまわりながらタケノコを探すので、けっこう苦労で汗をかきます。
わが家のタケノコ採取地からの帰り道にある温泉が「雪秩父(磯谷郡蘭越町湯里680・チセヌプリの南麓に位置します)」温泉です。タケノコ採りの二度に一度はこの温泉に入ります。初めは面白い名だと思いました。「雪秩父」とは印象に残る温泉の名です。近くに熱湯の噴き出るけっこう大きな「大湯沼」があり、雪秩父はまぎれも無い温泉施設であることが分かります。
具体的には、ニセコ湯本温泉郷にあるのが「国民宿舎 雪秩父」です。1966(昭和41)年に開業した町営の温泉施設です。この名前は1928(昭和3)年、秩父宮様がニセコでスキー登山をされたと言うことに由来しているといいます。

内湯は「硫黄泉」と「鉄鉱泉」の浴槽を備えています。皆が外湯に向かうので、内湯はゆっくりと楽しめます。ここも源泉かけ流しの温泉です。
外湯は、1000平方メートルの敷地内に男女合わせて11の露天風呂があります。女子風呂には大湯沼から持ってきた泥湯があって身体に塗ると美容に良いと言われ人気と言います。
露天風呂の広さにゆったり感があります。人伝えに広まったのか多くの人がこの温泉に来ています。古びた建物温泉施設ではありますが、露天風呂の広さ、源泉かけ流し、そして古さの雰囲気を好む人が多いからなのでしょうか。
露天の風呂からも、大湯沼を散策する人の姿を囲いの間から見る事もあります。
  1泊2食付き6700円、日帰り入浴大人500円、小学生300円

七色の湯けむり 秘湯の湯 かんの温泉

2012-12-18 20:08:52 | 温泉
「かんの温泉」に出向いた折、その時カムイラビットがメモしたものがありました。何から拾ってメモしたかもわかりません。文章の様子からみると「かんの温泉」側からのもののように思われます。

山の中の一軒宿でございます。何もございませんが、大自然からあたえられ、先祖から引き継いだ貴重な温泉資源や古い建物、
自然環境を大切にしております。
  山肌から聞こえる鳥の声
  渓流のせせらぎ音
  エゾシカとの出会い
  付近の山野で採れた山菜に
どうか自然との語らいの中で、日ごろのお疲れを一時いやして頂ければ幸いと存じます。

「かんの温泉の歴史」
開湯の歴史は約100年前、明治にさかのぼる。現館主菅野家の遠縁にあたる本郷兵吉氏が、明治43年夏、アイヌの青年を案内にたてて約1週間かけて探しあてました。
そして、大正2年より湯治場として営業、当時は道路も無く、冬になると効能を聴きとめて近くの農家の人達が馬橇を使い、1日がかりで湯治に来たといいます。

昭和16年、先代菅野祐喜が本郷氏より譲り受け「かんの温泉」と名称も改めました。客室数も5~6室、浴場も1か所しかなくきわめて簡素なものでした。

 第二次大戦末期の昭和19年には陸軍の保養所にと要請を受け、改築に着手(現旧館部分)し、そのそのかわり道路を軍が造るという約束でしたが、敗戦のため、それもならず先代祐喜自ら道路建設に乗り出し、昭和33年にはジープを導入し車で温泉に来ることが出来るようになりました。

昭和40年には当時十勝管内一と言われる現新館部分が完成、その後環境庁による「国民保養温泉」への指定や「日本秘湯を守る会」入会、欧米の「クワハウス」の視察などを経て、北海道における「かんの温泉」としての独自性といろいろ模索してしてまいりました。
素朴な湯治場の雰囲気を残した秘湯「かんの温泉」としてもすこしばかりではありますが、皆さまに知られるようになりました。

館内5ケ所の浴場(8つの浴槽)すべて泉質、効能が異なる、全国的にも珍しい特質を持つ温泉となりました。
湯治のお客様の多い時季はそれぞれの身体にあった温泉に入浴頂くため、全浴室混浴とする場合がございます。

七色の秘湯 七福の湯 然別峡かんの温泉 温泉効能
①不動の湯 含硫酸重層食塩泉
②大黒の湯 含石膏食塩泉
③恵比寿の湯 含重層食塩鉄泉
④毘沙門の湯 含 重層食塩泉
⑤布袋の湯 含岩酸重層食塩泉
⑥弁天の湯 含硫酸重層食塩泉
⑦寿老の湯 含重層硼酸食塩泉
⑧福禄の湯 含石膏食塩鉄線
効用 すべての急性疾患 進行性結核 重い心臓病 出血性疾患 高度の貧血 熱性疾患 悪性腫瘍 高度の動脈硬化症 
泉質が異なる8種類のお湯が湧き、古くから湯治に利用されていました。
「かんの温泉」では治らない病はないと言われ、松田忠徳さんも絶賛の泉質です。ホテルから歩いて15分~20分ほどには川沿いに天然の露天風呂があったり、キャンプ場もあります。

然別峡 かんの温泉

2012-12-14 22:22:03 | 温泉
「秘湯・かんの温泉」の名を知っておられる方も多いと思われます。
カムイラビット夫婦も15年ほど前の初夏に一泊したことがありました。新聞でその後閉鎖になったと聞きましたが、おしい事だと思っておりました。2011年になり鹿追ホットスプリングス(勝海敏正社長)が回収し再開されると報道されました。
訪れた当時、「かんの温泉」は秘湯の言葉にぴったりな温泉でした。ラビ妻は夜に温泉に入るのが気持ち悪いと言うほど、暗い階段をおりて潜り込むような場所にある薄暗い温泉場を気持ち悪がっていました。泊まり客が少なく、そのためか襲われる錯覚に陥るらしいのだと言います。こうした温泉は秘湯と言うのでしょうが、異様な感じでした。

いい湯だな 温泉は気持ちいい 千湯一湯 

2012-11-28 19:13:39 | 温泉
道新の温泉連載記事を書かれている「小野寺淳子」さんの「温泉講演会」(道新講演会会場)に27日(11月)ラビ妻は行って来ました。「道新ぶんぶんクラブ」主催の抽選に当たったからです。是非とも行きたいと思っていたカムイラピットは抽選落ちで、聞きに行けず残念でした。
ラビ妻は講演会から帰って「良かった、良かった」と講演会の様子を話してくれました。
札幌では、源泉100%かけ流しの「あいのさと」の「なごみ」が良いそうです。「森林公園温泉」も温泉の質が良いとお墨付きを受けていました。この森林公園温泉にはカムイラピットも以前数度通ったことがありますが、モール温泉なのか黒っぽい色をしており、手拭いも湯に付けると黒くなるほどです。飲み水にも汲んで帰る人もいました。その後保健所がうるさくなり、飲み水不可の張り紙が張られました。
また、札幌の奥座敷の「定山渓温泉」はどこも良いとの事ですが、「ホテル山水」を特に紹介され、温泉は安くて(600円)良い(手ごろ)との事でした。
特に関心のある、「アトピー」に効く温泉では美瑛町の白金温泉の「ヤマベの家族」が良いとの事でした。この温泉ホテルを開いた人はアトピーに悩まされ、白金の湯が身体に良いことが分かり、この地に温泉宿を開いたとの事でした。講演者の小野寺さんもこの温泉に3日ほど入り、悩んでいたアトピーが治ったほど効くと話されていました。一泊3食付きで5400円だそうですので、値段も手ごろで試される事をお勧めします。
知床半島の話もあり、無料の露天風呂の「熊の湯」の泉質が良いと言います。夏はライダーの人で混んでいてなかなか入る気にはなれません。カムイラビットは以前入ったことがあり、谷あいにあって眺めも良く、さらにかけ流しの天然温泉なので最高でしたよ。話の残りは別な機会に紹介します。

支笏湖 秘境丸駒温泉

2012-07-23 20:35:23 | 温泉
支笏湖の奥まったところに、「丸駒温泉」があります。大正4年の創業で、桜島の噴火が大正3年ですからほんとうに古い温泉です。
露天風呂までは、隙間から外が見え隠れする回廊を通って行きます。秘境の露天風呂といっても、もちろん混浴ではありません。
露天風呂では天然の湯が、湯殿の足元の砂利の中からコンコンと湧き上がります。湯船は湖面の上下で深さが変わるのが珍しいと人気です。訪れたある日は立ったままで入浴しました。1m50㎝以上の深さで、浴槽の壁の岩につかまり温泉を楽しみます。これがまた思い出に残ります。湯は少し温めの、無色透明で湖面がまったくの目線の位置になります。
ある日はモーターボートが向こうから勢いよくやってきて、一時エンジンを止め、気勢をあげて去って行きました。
身体がすっぽり入る温泉も味があります。秋色の季節はこの露天風呂は最高です。
この湯の深さをもう一度体験したくて、ある年の5月の連休に行きました。その時には湯の深さが膝小僧までしかなく、がっかりして帰ってきたことがあります。
温泉は二つあって展望風呂の方は茶褐色で温泉らしいのです。毎年に2・3度は丸駒温泉に出向いて居たのですが、このごろはおっくうになり、もうだいぶ行っておりません。別に丸駒温泉の近くの湖畔に「伊籐温泉」があり、湖畔に下りる時、急な坂を下りて行くので、ブレーキが故障したらと恐ろしいと思いをいつもする温泉です。この二つの温泉は秘境温泉と言えます。

★丸駒温泉メモ
  ・日本秘境を守る科医の会員宿
  ・場所 千歳市幌美内7 TEL 0123ー25-2341
  ・JR千歳駅より中央バス支笏湖畔雪で約50分 そこより予約の無料送迎があります。
  ・泉質 ナトリウム、カルシュウム、塩化物、炭酸水素塩、硫酸塩温泉。
  ・日帰り入浴は 10:00~15:00 大人 1000円  小学生 500円  三才以上200円

★北海道の温泉数 日本最多の254ケ所の温泉数です。

秘湯の湯 知床カムイワッカ湯の滝

2012-06-28 21:13:59 | 温泉
知床観光の第一のおすすめの場所を今回は紹介します。それは、斜里側のウトロの奥地の「カムイワッカ湯の滝の温泉」です。
「カムイワッカの川」全体が温泉と言ってよいかもしれません。
15・6年前の夏にカムイラビット夫婦はカムイワッカの川を上れる所まで行きました。川の途中途中に深み(くぼ地)があって、どこも水は温かく温泉でした。
裸足となって川を上るのですが、足の裏が川底にぴったと付いて、気持ちの良い川のぼりでした。いくつもの深み(くぼ地)の温泉を過ぎて、最後のきつい滝で一応の行き止まりとなります。この最上流の滝壺全体も温泉で、他の観光客も滝壺の温泉に入っています。
もちろん、すでに車の中で水着を用意したラビ妻も滝壺温泉に入ります。よほど深い滝壺なので皆わきの岩につかまって入っています。突然ラビ妻の姿が消えました。「どうしたんだ」と一時不安になりましたが、しばらくして姿が現れました。話しを聞けば、つかまっていた岩から手を滑らせて滝壺に沈んだのだそうです。それでも底まで達していないと言いますので、よほどの深さです。私も立ち泳ぎしてこちらからあちらへと行き来してみました。滝壺温泉も広く、立ち泳ぎしても人の邪魔にはなりません。
天気も良く温泉の温度も適温で、最高の温泉気分です。
私たちより遅れて来た若い二人がいて、女性は水着を着てこなかったと見え、岸で入浴の様子を見ています。男性は湯に入りましたが、その内、滝の上から下りてきているロープに気づき、まるまるのフルチンで、滝を登りはじめました。湯に入っている者が見上げるなか。あれよあれよという間の滝上りです。女性の入浴客も多かったのですが、手の隙間からながめていました(?)。滝の上には何もないらしく、またそのロープにぶら下がりながら降りてきましたが。皆が見ている瞬時の珍事でした。
「カムイワッカ湯の滝」は、現在も人気で知床観光第一のおすすめの地です。
上流に上るのに楽になるように付けられたロープは、その後怪我人が出たとかで、ロープも撤去されました。ここに紹介した最上流の滝壺までも行けなくなってしまいました。話によると自動車道から100mほどの第一の滝壺までが許可されているとのことです。
滝の湯から下りて来るのには閉口しました。体重もあり、部分部分に川底にある小石を踏んで大変でした。下山の小石を踏んだ痛さも今では快い思い出になっています。

☆ 今年の普通自動車が通行出来る期間も限られています。
   6/1 ~ 7/31   8/26 ~ 9/14   9/25 ~ 10月下旬