雪降る街 カムイラピットの楽園 こな雪 ぼた雪 あられ雪

けっぱれラピット、どろ亀さんに負けるな。ウサギとカメとの競走です。随想、旅行記、日記など、雪の降る街からのお便りです。

札幌・金魚展 お見事の一言

2013-11-30 23:00:42 | 紹介
アートアクアリウム展  ~札幌・金魚の灯~

表記の金魚展が「サッポロファクトリー」1条館1階特設会場にて行われています。

大人1000円 小中学生600円です。


朝(11月30日)の民間テレビ放送で、今日から来年1月19日(日)まで「金魚展」が行われる事を聞いて、早速出向いてみました。ラビ妻とカムイラビットと、次男の嫁と子(巧人)の4人で入場したのです。

今までに金魚展というものを見た事がなかったので、行って見る気になったのでした。見て終わりの展示ではなく、「見る価値がある」と思う金魚展でした。心に温かみを与えてくれる内容でした。


圧巻は大金魚鉢の中にきらびやかに泳ぐ金魚の姿でした。また屏風仕立ての水槽もあり、このアイディアの面白さ、金魚が泳ぐ仕掛けは見事でした。
   

今日は金魚展の御蔭で心温まる一日となりました。

口で綺麗とか見事などと話しても金魚の美しさの様子が分かりませんので、写真にて紹介することにしました。
    

金魚展の期日は11月30日(土)~来年の1月19日(日)までです。見応えがありますので札幌市内、周辺の方は、是非ご覧になられることをおすすめします。
       

ナナカマドが美しい 冬の兆し

2013-11-29 21:39:29 | 樹木

 「札幌藤高校のモミジ」藤女子大学に行った時撮影 モミジの紅葉もこれが最後でしょう。 (25・11・28)

今年2度目の雪が11月26日に降りました。札幌は5㌢の積雪との事でしたが、近隣の当別町や石狩市などでは40㌢、50㌢も積もっているといいます。旭川市も結構な雪の量の様なのです。例年、12月1日前後から雪が消えないので、今年も今回の雪で「根雪」になるのかも知れません。
  

雪はカムイラビットの喜ぶ季節ですが、カムイラピットはウサギでなく人という生身ですので、厄介な季節が来たと、心も身体も身構えて寒さ対策に入ることになります。
この季節、野山の木々は葉を落し緑がなくなり、変化のない灰色の野外となりますので少しさみしい限りとなります。
 

 

それでもナナカマドの赤い実だけは健在で、雪綿帽子を被って見応えがあります。ついついその姿をカメラで追ってみたくなります。


 

内地では柿の実が農村の秋を彩りますが、札幌はナナカマドの実が今の街路を美しく彩っているのです。ナナカマドの実はいくら実っても食べられませんが、実の美しさ、木の強さが街路樹に選ばれ多く植えられることになります。


今日(29日)の午後、画廊喫茶「法邑」に寄った後、伏古(東区)の道路公園を車で通ったのですが、結構なナナカマドの木が植えてあって、昨日降った雪が赤いナナカマドの実の上に積もって消えぬまま色どりよく道の脇を飾っておりました。


雪綿帽子をかぶる赤いナナカマドの実は際立って美しく多くの人から愛されています。

命づな 襟裳の西海岸 襟裳の人たちの生活がここにも

2013-11-28 20:53:09 | 風土
写真の綱は何に使われているのでしょうか。

一本の綱が崖の上から下の海岸まで降りています。「この綱を伝って浜の母さんが浜に降りて昆布取りをするためのもの」だとか、話を聞いて驚いてしまいました。崖なんですよ、よく降りれますね。襟裳の女の人にたくましさ力強さを感じ、生活も大変なのだの一言です。
「この綱を伝って海岸まで降りろ」と言われたら、やって見たさ半分、命あってのものだねとやりたくない心が半分と両方の心があります。
  

綱のある場所の、襟裳半島の西海岸に出向いたのは今回で2度目になります。海岸は岩場で襟裳半島の代表的海岸の美しさの見られる場所でもあります。
 

11月16日と、もう秋も進んおりましたので、花も咲いておらず海岸段丘の上から夕日を写真に撮るというのが訪れた目的のひとつでした。幸いこの日は快晴の日で見事な夕日に出会いました。運が付いていました。
しかし、一番強烈な印象はこの綱なのでした。海岸段丘の上からこの綱を使い海岸に降りて昆布漁をする浜の母さんの姿を思い描き、きつい生活なのだろうなとつくづく思うのでした。浜の女の人の生活は危険と表裏一体なのでした。

襟裳岬 風景の宝庫

2013-11-27 12:39:52 | 観光
11月16日(土)は「えりも観光館」に泊まりました。そして次の朝、襟裳岬にせっかく来ているのだから、朝も早くから活動開始です。
前回襟裳岬に来た時は朝陽を十分にカメラに納めれませんでしたので、今日は風景との勝負です。まずは襟裳岬からの朝陽を拝もうと灯台近くの展望地に陣を取りました。

「ウーム、この位置は満更でもないね(良い位置だね)」。岬の先の岩の総てが眼下に見えて、この岩間から朝陽が出てきたら最高の写真になるだろうと思われるのでした。
暫くすると、太陽が昇り始めました。「今日は少し雲がかかって、からっとした朝陽は撮れそうもないなあー」 かすかに雲の割れ目から太陽の光がこぼれて来ています。何枚かシャッターをおします。そして、またすぐに雲の中に隠れてしまいました。
 

しかし、襟裳岬の突端からの朝陽を見ているのだから、「何んて最高の幸せ何んだろう」という気持ちになっていたのです。

 この日の朝は高波で、朝陽を狙う人と波の高さが面白いでしょう。

 

一段低いところにも展望地があり、太陽の上がるのを待っている人たちがいます。ここの場所は私とラビ妻の二人だけ、考えて見ると下の展望地には人が沢山居て、ここより良い撮影スポットなのだろうと思われました。次の機会にはあの場所まで降りて朝陽の撮影に入ろうと思うのでした。

さらに、カムイラピットはこの朝陽を見るだけではもったいないと集落のある海岸に車で急ぎ下がって浜に降りて行きました。
  

そこではこの寒さの中拾い昆布漁をしている人たちがおりました。私には珍しい風景です。遠くから望遠で撮影させてもらうことにしました。昨日の大風で今朝は高波が来ておりましたが、拾い昆布漁は続けられています。ここの入り江は昆布が丁度流れ着くらしく、結構な収穫のようでした。

30枚もシャッターを切ったでしょうか、ホテルの朝食の時間7時30分近くになり、残念ながらこの場所をひきあげ急いで戻ったのです。

見慣れない昆布広いの風景に出会い「やったね。良い写真が撮れた。」と心の中で満足したのでしたが、確かめ見て「ウームいまいちだなあ」という出来のように思われました。

ホテルではぎりぎり食事にまにあいました。朝から料理が沢山でていて結構満腹です。朝から刺身やらイクラも出ていて、これは御馳走と感謝したのでした。御馳走さまでした。

日高道で朝日を拝む 

2013-11-25 21:28:10 | 記録
11月16日の朝、襟裳岬に車で向っておりました。高速道の苫小牧西インターから日高道に入ったところで、朝日を見ることにあいなりました。見事な朝日です。日高道に入ったすぐのところで高速道路に車を止めての撮影です。高速道路で車を止める事は危険を伴いますが、朝も早い時間で後続車も少なく「ままよ」とばかり車を一時停車し車の窓を開けて朝日の撮影です。
 

真っ赤な朝日を見るのは気持ちの良い物で、「やったね 今日は運が付いてる」と心で叫びました。今日の襟裳岬での植物撮影の素晴らしさを予感しておりました。
朝日は見るものでなく「朝日は拝むもの」と云うのがふさわしいのかもしれません。後続車が来るのでおちおち長い時間写真は撮っておれませんが、しばしの時間鑑賞しました。美しい太陽を見る。それは心に残る時間となりました。
撮影した後、車を進める先に朝日があり、前になり。横になりと太陽の美しさに感じ入りながらの運転でした。


太陽の撮影の後はひたすら襟裳岬へ一目散 翌日17日の朝も襟裳岬での朝日の撮影が出来ました。

朝5時45分東苗穂(札幌市)の家を車で出たのですが、「早起きは3文の得」とはよく言ったものですね。
かつてオホーツク紋別に住んでいた事があります。そして冬の朝日を2ケ月間にわたり浜に撮影に行きました。一度出向いて見るとどうも癖になり、毎日毎日早起きして出向いたのでした。紋別の冬の朝日も見事です。四角い太陽にも2度出会いました。また、雄武町の「日の出岬」でキャンプした朝も見事な朝日で記憶に焼き付いています。

襟裳半島 野の花の宝庫

2013-11-22 20:15:02 | 草花
襟裳半島は「野の花の宝庫」です。

襟裳には何も無い春です これは間違いです

襟裳での花の撮影には蚊も居ないので、ゆっくり撮影できます。かつて小清水原生花園(網走)でエゾスカシユリのスケッチをしていましたら、ズボンの上からヤブ蚊にさされ、あわてて退散したことがあります。霧多布湿原でも蚊が多くへいこうしました。大半の湿原では蚊に悩まされますが、襟裳は珍しく刺す蚊もいないのです。
蚊が居ない理由を考えでみると、

風が強く蚊が吹き飛ばされてしまい住めないこと。
それに、これといって広い範囲に湿原がないこと。
風が強く土地が乾燥の強いこと。
 
秋のヒダカミセバヤ   25年11月17日撮影

などが挙げられるのではないかと思っています。
さて、襟裳は野の花の宝庫と書きましたが、カムイラビットにして見るとこれから襟裳に行く事で植物の種類がわかってくるのですが、他の地には見られない綺麗な花が襟裳に見られるのです。カムイラビットの心に残る花は「ヒダカミセバヤ」と「チシマセンブリ」なのです。

 この姿(花は散っても)でもヒダカミセバヤは美しい (11月17日撮影)

「ヒダカミセバヤ」の花は風雨に強く寒さにも強いので、私の心を引き付けました。崖の岩間に陣取り、ピンク系の赤色の花を付けて人眼から離れた所に根をはって生きています。もう大半の花は冬の様相になっていましたが、11月16・17日に訪れたえりもの「庶野」の波打ち際の岩場には葉や花を赤く染めていまだに生きのびているヒダカミセバヤがありました。また、陽を受けて花は落ちていましたが、いまだに姿の美しいヒダカミセバヤを見つけました。

来年の襟裳行きが楽しみです。

「堀田清写真展」 浦河町図書館 12月1日まで

2013-11-19 20:11:17 | 草花
植物から元気が貰えると「植物エネルギーの提唱者」の「堀田清」さんが、日高管内浦河町の図書館で「松山湿原などの植物の写真展」を開催しております。30数枚の総ての写真が見応えがあります。



植物好きな人ならば「見事な写真だね」と、うなる程のうまさです。光をよく掴んで感心させられます。これほど綺麗に撮ってもらえば植物冥利と植物も思うでしょう。
えりもへの旅行の帰り道にカムイラピット夫婦も写真展に立ち寄りました。展示写真にカメラを向けると「これは撮影禁止です」と受付の女性から注意されましたが、「先ほどお別れしたばかりなので」、云々と話してみましたら、「それなら良いかも」と何枚か写真を撮らせてもらいました。


堀田清氏のブログによれば、札幌市、大阪市、美深町、名寄市、熊本市、浦河町と巡回中だとか、人気のある内容の写真展なのです。
浦河の近くにお住まいの方、是非この機会に堀田清写真展に足をお運びください。ブログ分類では植物の写真なので、草花の項目に入れました。

  図書館のロビーにある可愛い子供と仔馬の像

浦河の図書館は町が、浦河出身の人が「図書館は立派なんだよ」と自慢する位、充実しておりました。驚きです。

「襟裳」の海岸、気持ち安らぎます

2013-11-19 19:06:14 | 自然
11月16日(土)・17日(日)と「襟裳岬」への旅行で、ブログをお休みしておりました。また、ブログを発信しますので是非ご参加(見て)して下さい。

 襟裳岬の景

今日は襟裳の4枚の写真をみて下さい。襟裳岬はカメラアングルが最高の地ですね。今回の旅行でカムイラビットの写真とラビ妻が撮った写真の枚数が合わせて1000枚以上の写真の記録が出来ました。
 
 襟裳半島西海岸の景

家に帰ってからパソコンで襟裳旅行の写真スライドショウを見て、今回の旅の思い出をラビ妻と楽しんでいます。
風景ばかりでなく、えりもに各地(札幌・十勝など)から集まった植物を愛するカメラ愛好家が16人、おなじ目的の写真仲間がいるのはスパイスが効いて楽しさが2倍3倍となります。

 襟裳半島東海岸の白波

襟裳の魅力に取りつかれた人達は本当に気持ちの良い人達ばかりです。襟裳は空気はよいし、風景は見事だし、食べ物は最高だし、お会いできた襟裳の人たちは気持ちが良いしと、良い事こずくめでした。

エゾ鹿衝突事故 釧路最大

2013-11-15 18:41:19 | 観光
もう、北海道観光の季節は終わりましたが、乗用車とエゾ鹿との衝突事故は年々多くなっています。
道内の道路は広くドライブには最も快適なところです。一般道路でもスピードは高速道路並みに結構出せて気持ちが良くなります。ところが、快適と思っていた道路で交通事故にあったりすることもあるのです。それもこの頃増え続けるエゾ鹿と車がぶつかるという事故なのです。鹿がはねられ怪我をしたり、死ぬだけなら可哀そうと思いながらも我慢できますが、乗用車も大破し大変なことになります。
特に道東での事故が多く、釧路、根室などでのドライブには十分な注意が必要となります。バスの中から道路脇に鹿が見えたりると、乗客は野原に鹿がいるのを見たと喜びますが、このごろでは鹿との衝突事故にあったりしますので、鹿が見えると減速するなど注意が必要になります。
かつて勤めていた道立足寄高校のPTA会長さんが置戸~芽登温泉に抜ける道でエゾ鹿とぶつかり、車は大破するは、夜でもあったので大変だったと話してくれました。「車に鹿が飛び込んでくるのだからさけようがない」といいます。警察に連絡し来てはもらったものの、状況を聞くだけで、死ん鹿は証拠品として持って行かれ、車は動かないは、鹿は持って行かれるは大損害をしたと云います。さらに、警察の車にものせられもせず、親戚(弟さん)に連絡し何とか家にたどり着いたと云います。
この話を聞いた後に、カムイラビット夫婦とその息子は置戸から芽登に抜ける道を夜に通ることになりました。あんのじょう鹿がいるはいるは、道路両側に鹿の目がライトによって光り、その鹿の多さに驚いたのでした。
まず、鹿の姿を見たら減速する事が必要です。鹿は集団で行動しますので、一頭やり過ごしても次の鹿が道路を横切る可能性があります。鹿は夜間にも行動しますので、夜間の車の運転はできるだけ控えた方がよろしいでしょう。


今年度の道内のエゾ鹿交通事故件数は、釧路管内が415件、胆振管内が211件、根室管内が182件、十勝管内が159件と多く、少ない管内は、檜山管内2件、後志管内が15件留萌管内は30件となっています。石狩管内では100件で、札幌周辺でも油断できません。
道東への旅行には十分注意が必要です。鹿と衝突しないよう用心してドライブしたいものです。

画廊喫茶チャオ 20周年記念写真展

2013-11-13 11:31:07 | 紹介
画廊喫茶「チャオ」で、いま写真展が開かれています。
場所は地下鉄南北線北24条駅を出て、すぐ近くのビルの3階にあります。「堀田清」(堀田清でブログが開けます)氏のブログを見て写真展をしていると云う事を知り、早速ラビ妻と出向きました。堀田清氏も出品されていました。まだ展示期日11月20日までありますので是非見に行って見て下さい。
チャオ主催の「写真グループ」があり、その人たちの作品が展示されているそうです。前期、・後期に分けての展示だそうで、チャオ主催の写真会員の方が多くなったので二つに分けての展示になるのだそうです。
 
  画廊喫茶チャオ20周年記念写真展のポスターと店内風景。

「自遊人」でブログを出している干場忠夫氏の写真も出品されていました。帰りに別な「札幌歴史写真展」を見に寄ったところ、偶然にも干場さんにお会いする事が出来、おどろきました。干場さんは広い範囲で活動されている方なのですね。
また、「チャオ」には当別町の写真家、三浦さんの大沼公園の写真も出ておりました。三浦さんとは「自遊人」の会食会でお会いした方です。

昼のランチ時間切れていましたが(14時まで)、聞いて見るとまだ食事が出来ると云うので、ここで昼食としました。一人前700円コーヒーなど飲み物付きです。
出品されている作者一人が来られ、カメラを見せていただいたり、写真の撮影時の話も出来ました。写真は札幌ビール園でのもので、良く撮れておりました。

この日のもうひとつの出来事は、この写真展で、この時間にモデルの仕事をされているお二人と出合いしました。モデルさんと話した事は始めてです。一人の方は展示されている写真のモデルとなっていて、その写真を見に来られたとか、カムイラビットのブログ(カムイラビットの楽園)も教えましたので、以後見てくれるかもしれません。お二人とも携帯でさっそく私のブログの確認をしてくれました。カムイラピットもブログを見せていただいてますよ。
 

この日、次に「富士フォトギャラリー」の野生動物中心の写真展を見ましたが、題材も選ばれ、写真は見事に鮮明に撮られていて本当に自然好きな方たちの写真で、素晴らしいの一言でした。うなる作品ばかりでした。展示は今日(水曜日)までですので、このブログを見た人は「もう遅いのに」と怒られるかもしれません。この展示、公募された写真はなかなか力が入っています。
良く富士フォトギャラリーには見に行きますが、写真の勉強なら優れたものを見ることをお薦めします。
  

帰りには札幌歴史写真展を見て、今日は昼から写真展三か所。写真三昧の一日となりましたでした。