雪降る街 カムイラピットの楽園 こな雪 ぼた雪 あられ雪

けっぱれラピット、どろ亀さんに負けるな。ウサギとカメとの競走です。随想、旅行記、日記など、雪の降る街からのお便りです。

「藤の花」の季節 豊平公園、天神山の麓の藤棚 

2018-05-31 17:15:38 | 草花

「藤の花の季節」

札幌に藤の花咲く季節がやって来ました。

サクラの花とは違い、何処でも見ることが出来ないのが藤の花です。

札幌では5月下旬に満開となります。6月の初旬も楽しめます。

札幌市百合が原公園の藤棚です。

5月30日、白石近くに行く機会があり、「少し行けば豊平公園なので、行って見たらよいのでは」とラビ妻からアドバイスを受けて「豊平公園」に足を運びました。

豊平公園の一角に「樹木園」があり、「樹木園にハンカチの木あります」の案内板に沿って進むと、人の集まっている木があり、上を見るとなんとハンカチの木の花がたわわに咲いていました。白いハンカチのような花がいくつも咲いていました。

 

大きなハンカチの木で、皆が感心して眺めています。珍しさは人を集めるものですね。

そして、その近くに立派な藤棚があり、たわわに藤の花が咲いています。ハンカチの木が花咲く季節と同時季に咲くのですね。

ハンカチの木を見つけて満足して帰ってしまう人も多いのですが、藤棚の花も見事です。垂れ下がる花は密生して花を付けているので見がえがあります。

札幌で藤の花の見事に咲く場所を、私の知るところを以下に紹介します。

①豊平公園の他に、

②中島公園、③伏古の旧河川跡の散策道路の中、③天神山の登り口の駐車場の藤棚、④百合が原公園の南側の広い面積の藤棚などです。

どこも立派な藤棚ですので、是非この季節に足を運んでみてください。

 


カッコウ カッコウ 早朝の野外は最高!

2018-05-30 21:54:51 | 

「カッコウ カッコウ ジョッピンカケタカ 早朝はさわやか」

朝5時、わが別荘(?)の周りは小鳥たちのさえずりでさわやかです。小鳥たちの鳴き声は野原・林に満ちています。

早起きのご褒美とでも言ってもよいでしょうか、一日の活力を全身で受け止めるのです。

カッコウ カッコウの鳴き声がこだまするのか、カッコウの声が、真反対の平地の向こうから聞こえます。

山びこは山にこだまして聞こえるものなのに、平地でもこだまするのかとカッコウの声に聞き入ります。

ケケケケケと聞こえるのもカッコウの声です。

何度聞いても同じ間隔でカッコウと聞こえるのですから、二度目のカッコウの声は間違いなくこだまなのだろうと思われます。

このごろではジョッピンカケタカと鳴く鳥も来ています。エゾセンニュウです。

郭公は時折姿を見ることができるのですが、エゾセンニュウなど盛んにさえずる小鳥たちの姿は草地に姿を隠してみることができません。

別荘の庭に巣つくりに来ていたモズは枯れ枝先にとまり、姿を見せますが、他の小鳥たちの姿を見つけるのはなかなかむつかしいのです。

 


「そだね」節 今なお健在!

2018-05-29 11:41:45 | 草花

「 高崎山のお猿の赤ちゃんにも、「そだね」 の名が  珍しい名だね・・・ そだね 」

大分県高崎山にずいぶん前に行ったことがありのす。高崎山は自然の二ホンサルの生息地で、国内でも珍しく観光地になっています。

群れを率いていた有名な猿は「ジュピター」と呼ばれた雄猿でした。私が行った当時にはすでに亡くなり、銅像になっていました。

あれからボスざるは代を重ね変わりしました。なんぼかの群れがあり、ボス猿が率いていると聞きます。

高崎山のこの春の話題は、主力の群れの今年一番初めに生まれた猿の赤ちゃんに名前を付けようと公募、その中から「そだね」が赤ちゃんの名につけられました。

〇 面白い名前つけたものだね・・・・・ そだね

「そだね節」

 このお菓子おいしいよ・・・・ そだね

 これで良いのかな・・・・・ そだね

 1時28分のバスに乗ろうかしら・・・・・ そだね

 今晩はすき焼きにしようかしら・・・・・ そだね

 日大アメフト 監督、コーチ嘘ついているみたいだね・・・・・・ そだね

 春の山菜でおいしいのはウド、ギョウジャニンニクが一番だね・・・・・・ そだね

 大相撲、夏場所で「栃ノ心」が大関になることが決まったね・・・・・・ そだね

 横綱稀勢の里、7場所も休場して、次回心配になってきたね・・・・・ そだね

 安倍総理大臣、森友・加計問題で人気が落ちているみたいだね・・・・・・そだね

 


北海道でも多く見られるようになった 枝垂れ桜 

2018-05-28 21:51:55 | 樹木

「魅力 枝垂れ桜!」

札幌市内の、そぞろ流しのドライブで、道路沿いのお庭を見せて戴くことがあります。

今年、偶然出会った庭にて見事な桜を見つけました。それは「枝垂れ桜」の満開のものでした。

また数日前(このあいだ)には、桜が終わりかけた枝垂れ桜の素晴らしいものを花屋の敷地内で見ることができました。満開の時にはさぞかし見事であったであろうと思われる大きな枝垂れ桜の木です。

昔は北海道になかった枝垂れ桜が、今では普及して所々でみられるようになったと思われます。

北大構内にも立派な枝垂れ桜があるとラビ妻が報告してくれました。

道新の30.5.2の記事に北斗市向野の法亀寺(ほうきじ)の枝垂れ桜が「今満開です」と紹介していました。

たしか日蓮宗のお寺であったと記憶しています。

私は以前、松前の桜、函館の桜、森町の桜を満喫した折、新聞記事の北斗市の「枝垂れ桜」をも見ようと立ち寄った寺でした。

見事に満開でした。

もう17年も前のことですので、うつした写真もどこかに紛れ込んでしまっていますので、記憶の中の素晴らしい枝垂桜のを思い出すだけになってしまいました。

再び北斗市まで出向く気力もなくなって、「一度行ったので、まあいいか」とその時の桜のすばらしさを思い出しています。


ハンカチノキ 満開 百合が原公園 豊平公園

2018-05-26 09:16:26 | 樹木

「ハンカチノキ」

一度聴いたらすぐ覚える木の名が、「ハンカチノキ」です。「ハンカチの木」と書くと間違いとなります。

花の白い苞がハンカチのようなので、和名はこの名がつきました。面白い花を咲かせる木もあるものです。

5月中旬頃が開花時期で、札幌百合が原公園や豊平公園などで見ることができます。

中国原産で、百合が原公園など樹木を管理している公園などで見ることができます。

そばを通る人たちは名前を知っていて、多くの人に憶えられていて、なじみの植物(木)となっています。

初めてこの木に出会ったときは「ハンカチのような花を咲かせる木もあるのか」と驚きました。

今年は例年より多くのハンカチのすだれを見ることができます。

標高の高い森林に生えるミズキ科の樹木で、春になると長さ10センチ~20センチほどの苞が黒い小さな花を覆うように開きます。

垂れ下がった苞の様はまっこと白いハンカチの様です。

             2018.5.24 撮影

多くは高さ5メートルほどの木ですが、園芸用に作られたものは目の高さほどに花を咲かせています。

 

 


ニリンソウの花びらは 何枚?  ニリンソウは春山菜の一級品

2018-05-24 20:22:57 | 山野草

「清楚な野花 ニリンソウ」

山菜尽くしの料理を食べさせてくれる幌加内の旅館に昨年泊まらせていただきました。そこの御主人が次の日に幌加内の奥地に案内いただきました。その時に御主人が何度も口にした「昨夜山菜料理に出さなかったのですが美味しい山菜があるのです。」と言います。

その山菜は「ニリンソウ」なのです。

そういえば、山菜尽くしの料理になかったのでした。

カムイラビットも毎年ニリンソウの花咲く季節に「ニリンソウのおひたし」を頂いているのですが、美味で癖がなく私の好みの山菜の一品です。

良く言われますが、有毒のトリカブトと間違い食べる人がいますが、野歩きしていない人のなせることです。

ニリンソウの春先は白い蕾をつけ、その後花を咲かせますが、白い清楚な花は野にあって魅力的です。白い蕾を付け出すのを待って摘み菜すると、トリカブトの葉と間違うことがありません。

さて主題の「ニリンソウの花びらは 何枚ですか?」ですが、 この問いは野によく散策に出掛ける人には実に簡単です。

ニリンソウの花びらの数の正解は「6枚」です。ここには6枚の花びらの写真はありません。枚数が違うものを見つけそれらの写真を撮るのに夢中になりました。

5月22日、札幌郊外の野に出ましたら、野にあしらわれたニリンソウの花は野を魅力的にいろどっていました。水の流れる沢の脇に生えますので、人の力では作りえない情景がそこにあるのです。

 


爺子が十個 エゾエンゴサク

2018-05-22 18:35:17 | 草花

「爺子が十個」

「10人の小人」を思わせるエゾエンゴサクの花を見つけました。

この作品を仕上げて作品展に出しました。見に来ていた人に、『この写真「ジッコがジッコ」の作品です。』と説明しましたら、頭を傾げて分かってもらえませんでした。

花の小人が爺さんで爺子(ジッコ)であり、小人が10個あるので、合わせて「爺さんが10人」なのです。

エゾエンゴサクの花は多くの人に知られて親しまれていますが、言葉遊びにはなかなか分かってもらえませんでした。

エゾエンゴサクは4月末から5月上旬に満開に咲き、群生地をつくっります。道路わきに青い絨毯を形成しているところが多く見られます。

国道275の幌加内以北のドライブでは、長い距離エゾエンゴサクの花で楽しめます。

5月22日(火)に少し北上して山合に車を進めましたら、まだエゾエンゴサクが咲いていました。

ここで見つけた花は小人さんのエゾエンゴサクがたくさん見つかりました。

 


カッコウ カッコウ 種を蒔きなよ カッコウ!

2018-05-21 21:04:29 | 

「種蒔きの 季節が来たよ カッコウ」

もう、5日も前から郭公が鳴いてます。待ちに待った郭公の鳴き声です。

札幌郊外の林(防風林)の中から郭公の鳴き声が聞こえます。朝の郭公の鳴き声は元気がでます。林の中に入ると他の小鳥たちのさえずりも盛んに聞こえます。鳥たちの求愛の季節の到来です。

菜園ベテランのOさんから「寒さ明けの来週にはトマトやらナスの苗を植えたらいいですよ」とアドバイスがあった日に郭公が鳴き、人が感じる季節と郭公の初鳴きと同じなのだなあと思いました。

多くの菜園では作業が進み、ビニールで苗の寒さ除けの囲いをした数は日に日に多くなっています。

郭公の鳴き声を待っていたのでしたが、いざ鳴き声を聞くと私の体調がついていけず、まだ我が家では畑に手を付けていないのです。

店では苗が売られていて、この数日が勝負なのかも知れないと思っています。

郭公の渡来は山から平地に降りて来るらしいと知っていましたが、網走南ヶ丘高校生物部で各小学校、中学校に調査依頼し、「網走管内の郭公の渡来について調査研究」をまとめたのは高校1年の時でした。この郭公の渡来調査の話で、まったくつながりのなかった同校先輩と話が弾み、先輩後輩の名乗りを交わしたのは1ケ月前の事でした。

 

 

 


食べられない山野草(毒草)

2018-05-19 22:07:47 | 山野草

「春は山野草で楽しめるが 知識が浅いと命取り」

今年の春も札幌市でイヌサフランとギョウジャニンニクを間違えて食べて1人死亡しました。

庭に生える植物ではスイセン、イヌサフランはニラ、ギョウジャニンニクに間違えやすく、食べてはいけません。

春は山菜などで楽しみな季節ですが、知識がないと危険な季節と言えます。山菜は危険なこともあるので、①人にあげない、②人からもらわない のが鉄則です。

人から貰うと、信じ切って、植物(山菜)を食べてしまうからです。

先にあげたスイセン、イヌサフランは庭の花で、山野草ではありませんが、以下は山野草の中で食べられない植物です。参考にして下さい。

「食べられない山野草」

〇 アセビ

〇 ウマノアシガタ

〇 ウルシ

〇 オキナグサ

〇 テンナンショウ

〇 ドクウツギ

〇 ドクゼリ

〇 トリカブト(有毒) ニリンソウの葉とよく似ているので、間違えやすく要注意です。

〇 ハシリドコロ(有毒) 蕗の薹と同時期に芽を出して、間違う恐れのある猛毒。フキノトウの内部はいくつかのつぼみが集合していますが、ハシリドコロには蕾がなく、中心まで若い葉が重なり合っています。ナス科 

〇 ヒガンバナ

〇 イヌザンショウ

〇 イヌホウズキ

〇 オニドコロ

〇 キンポウゲ

〇 キツネノカミソリ

〇 キツネノボタン

〇 コバイケイソウ

〇 バイケイソウ

〇 ジギタリス

〇 スズラン

〇 タケニグサ

〇 タマスダレ

〇 ヒョウタンボク

〇 ナガミヒナゲシ

〇 ムラサキケマン 摘むと悪臭がする。葉が白くなる黄緑、ケシ科

 

      2018.5.18 撮影  ムラサキケマン                       ムラサキケマンの種子  

〇 ハマウド

〇 ヒメドコロ

〇 ホウチャクソウ

〇 ホトケノザ

〇 ヤマウルシ

〇 ヤマゴボウ

〇 ヨウシュヤマゴボウ


札幌ライラックまつり 5月16日 開幕 リラ冷えの街札幌

2018-05-17 13:16:13 | 風土

「リラ冷えの街札幌 今年でライラックまつりは60回目」

 ライラックの花が咲くのは、桜の季節が終わりを告げるころです。

5月中ころになると外気の気温が高くなり、一気にライラックの蕾が膨らんできます。庭などに植えられている木なので、蕾のふくらみ具合が楽しみになります。

他の街には見られない札幌の祭りに「ライラックまつり」と言うのがあって、1959年に始まり今年で60回目となります。

大通公園、創成川沿いの公園に多くのライラックが花咲かせます。川下公園はライラック公園の異名があり、ここでは大通公園より一週間遅れてライラック祭りがおこなわれます。

祭りは、札幌市中央区の大通公園(大道西5~7)を主会場に行われ、来場者にはライラックの苗木千本が無料で配られます。

ライラックは英語呼び名で、フランス語では「リラ」と言います。渡辺淳一の小説の「リラ冷えの街」が多くの人に読まれたことから、いつか「リラ」の呼び方も通用するようになりました。

北海道にもライラックの親戚があり、ドスナラと言われる木がそうです。

上の写真は、我が家の白花のライラック。

リラの花が咲くころに、不思議と寒さが再来することからこのことを称して「リラ冷え」というようになっています。

春を迎えて気が晴れ晴れしてきているのに、寒い日が再びやって来るのにはガッカリです。

★我が家のライラックは3つの色があります。白色、うすい紫色、濃紺の色です。

 

濃い紫色のライラックは綺麗です。札幌市中島公園のパークホテルのライラックです。

★ライラックはいろいろなものがあり驚きます。普通は4弁なのに5弁、6弁だけの花びらをつけるものがあったりします。

★都市熱で街の中のライラックは早目に咲きますが、都市近郊は遅れて咲きだします。