雪降る街 カムイラピットの楽園 こな雪 ぼた雪 あられ雪

けっぱれラピット、どろ亀さんに負けるな。ウサギとカメとの競走です。随想、旅行記、日記など、雪の降る街からのお便りです。

秋の七草 定番七つ

2022-09-29 16:24:55 | 草花

「秋の七草は 自然を愛でる物」

「数を挙げよ」と言われれば、多数の中から ベスト10とか、ベスト3とか、ベスト7とか、5本指の数のベスト5とかになります。

植物では、春の七草に見られるように7の数字があげられています。

秋の草でも七ッが使われています。

秋の七草 その詩とは万葉集の8巻にある山上憶良によるとしています。 

  秋の野に咲きたる花を指折(ゆびおり) かき数ふれば 七種(ななぐさ)の花 (山上憶良)

昔から7の数字があげられたのです。そしてその花とは・・・・

  ①萩の花  ②尾花  ③葛花(くずの花)  ④撫子(なでしこ)の花

  ⑤女郎花(おみなえし)  ⑥藤袴(ふじばかま)    ⑦朝貌(あさがお) 現在は桔梗(ききょう)

なのです。

 

「春の七草」は七草粥(ななくさがゆ)にして 無病息災を祈るものでしたが

「秋の七草」は野の草の美しさを鑑賞して楽しむものであったのです。

 

 

 

    

 


野良人参(ノラニンジン) 札幌市の市民権を取ったか? 

2022-08-10 11:51:18 | 草花

「ニンジンの花 ノラニンジンの花 区別がつかず」

ニンジンの花

畑に植えられているニンジンの花を見たことがある人は稀(まれ)でないかと思いますす。花は白い花で綺麗です。

ニンジンは畑に植えてから畑で冬越しして2年目にならないと花が付きません。私は今年もニンジンをすべて収穫しないでニンジンの花を楽しみました。

種を付け茶色になる頃は綺麗ではありませんが、蕾から満開になるまでは見事です。

花色は薄黄緑色から白色に変わります。さっそくカメラに納めました。

ノラニンジン

ところで、札幌でも今盛りと咲いている道端に白い花があります。園芸種の様に見事に白花を付けています。

畑のニンジンの花と似ています。今年は満開の時が長く、路肩の草が刈り取られるまで見事に咲いています。

これもカメラに納めました。

あまりにも無数に咲いているので、この「ノラニンジン札幌の市民権」を得た様にさえ思えます。

そういえば、襟裳岬にの道端にも数多くのノラニンジンの咲いているのを思い出します。

この季節にもよく襟裳岬に出向いていたの出した。

 

後日ニンジンの花の写真とノラニンジンの花の写真で比較して見ますと どちらがどちらかなどとさえ 見間違うほどです。

ラビ妻が言っています。「ノラニンジンの種子が出来たら自分の花畑の一角に土地をかしてやろうかな」なんて話しています。

 

 


三石温泉近くに 鳧舞(けりまい)と言う地名アリ

2022-06-22 11:58:58 | 草花

「「鳧舞」はハマヒルガオのあるところ」

「鳧舞」もアイヌ語地名の一つです。アイヌ語地名関係の本を見ていましたら、鳧舞は「ハマヒルガオ」の多くあることにより名付けられたと一部の本に書かれています。

見慣れない地名などで、一度見ると忘れない地名です。日高路の三石温泉近くの漁村に鳧舞の地名がありました。

鳧舞を「けりまい」と呼ぶのも珍しい上に、ハマヒルガオが地名の語源だったと言うのにも興味を持ちます。

札幌の近くでは、石狩灯台の砂丘地にこのハマヒルガオが今盛りと咲いています。一部に群落をつくっています。

野の白い花を咲かせるヒルガオと違い、砂浜を這うように生え、ピンクの花を咲かせます。

先日気づいたのですが、石狩灯台まで見に行くのは面倒と思っていましたが、なんと札幌市内でも道路脇などにもハマヒルガオが花を咲かせているありませんか。

それも豊平川沿いのところです。


百合が原公園(札幌市北区) チューリップ・ムスカリが満開

2022-05-12 23:24:55 | 草花

「札幌の春の旬は チューリップにムスカリ」

4月12日に晴れていたので、百合が原公園に出向きました。

この季節では百合が原公園のチューリップにムスカリの花が人気です。

チューリップが満開になっているよと、話を聞いての事です。

今が最高です。時間の都合もあって、リリートレインの列車の中からの見学でした。

チューリップの花は今が旬です。

結構な人がリリートレインに乗っていました。

花の命は短いのが常、この1週間以内に見に行かれるとよいでしょう。


今年は時の過ぎるのが早い 春の野山は気持ちが良い

2022-05-11 10:29:39 | 草花

「春の野山は 気持ちが特に良し」

5月6日札幌の郊外にドライブしました。

山裾の春の色代わりの季節に当たるので、目に優しい色合いです。

春紅葉・黄葉から淡い新緑に変わっていく野の風景が誠によろしいのです。

新緑は黄緑色、芽吹きの遅い木は枯木色、コブシの花咲いて来ているところは白色、

エゾヤマザクラの木は咲き掛けでピンク色。山のすそ野の淡い色どりが何ともすがすがしく最高の風景となっています。

木々が芽ぶく季節、木々の芽は紅葉します。これを指して春紅葉などとお洒落に言いますが、まさに今が春紅葉の季節と言えましょう。

川沿いには柳の木の芽が淡い緑色、相対的に自然は風景を保っているのです。

5月5日の端午の節句が過ぎていたので、鯉登も見られないのであろうと思っていたのでしたが、6日にも挙げている家があって、今年も見れた見れたと喜んだのでした。

今年の冬は例年になく大雪でしたが、一気に暑くなる日があったりして、雪解けが進んでいました。

出向いた日は天気が良くて、オートバイのツーリングの若者たちが何台も私の車を追い抜いていきます。

帰り道で立ち寄った別海の店で出会ったオートバイは外車で250万円の値とか、メーカーとなればなかなか立派なものなのですね。高値の車が3台も止まっていました。

 


春の目覚めを頂戴する アイヌネギにタラの芽、ふきのとう

2022-04-23 06:13:17 | 草花

「待ちに待った春が札幌にもやって来た」

ふと立ち寄った野菜専門のお店に「山菜コーナー」を見つけ やたらと嬉しくなりました。

待ちに待った春が 手の届く所で売られているのでした。

激安!! と書かれて ふきのとうが150円、アイヌネギをキトビロとして198円、たらの芽はなかなか数量がないらしくパックの中の個数が少ないのに298円とやたらと高値です。カタクリも売られていて198円。それぞれ一パックのお値段です。

お年寄りは体力的にも山に行けなくなって、このコーナーを見て喜んで買って行くのでしょう。

私と同年配と思われる男性がアイヌネギの1パックを持ってレジに並んでいました。

私はアイヌネギを積丹に野鳥を撮影に出向いた友人にお願いしてあるので、大変値段が高いものだなあと横目に見ながら買いません。

小振りのたけのこも並べられていて320円。グラム108円とあります。

 これはカタクリが売られている棚です。

「カタクリ」は可憐な山の野の花なので、摘み取ることに私は罪悪感があります。ここではどうどうと並べられていました。

需要があるから売られているのでしょうが、ああやれやれです。

 アイヌネギの売られている棚です。

この日、ついでにこの地区の人気のおばあちゃんの手づくりの弁当屋に立ち寄ったのでしたが、「ふきのとう天ぷら」が売られていて、前に並んでいた人がいくつも買っていました。それも1個が15円と格安なんですよ。

私はふきのとうは身近でいつでも手に入りますので もちろん買いませんでしたがね。

 


早春の野の花 二つ上げて見て!!

2022-04-21 22:48:13 | 草花

「早春の野の花は!!」

多くの人は 自然の花について知りません。

試しに「早春の野の花二つをあげて見てください」と質問すると はたと困った様子になって・・・、

「タンポポ」と「蕗の薹」を上げてくれます。

タンポポがまず頭に浮かぶ様です。

私が答えてほしいと思っている野の花とはピンク色の「カタクリの花」とブルー色の「エゾエンゴサクの花」なのですが・・・。

この野の花は早春にいち早く花を付ける小さな植物で、咲く姿にまじまじと見とれてしまいます。

野山に出向いたことが無い人が多く、私の思い通りの答えにならないのでした。

先日(20日)、豊平公園(札幌市豊平区)の野草園に出向きましたら、もうすでに「カタクリ」も「エゾエンゴサク」も咲き始めておりました。

花を撮っていると、15名ほどの散策グループが野草園にやって来て、ある一人がエゾエンゴサクをさして仲間に説明していました。

この花はマメ科で云々と・・・ これを聞いてとうとう黙ってはおれませんでした。

いやーこれはマメ科でなく「ケシ科です」と訂正してしまっていました。

なま覚えを人に説明しない様にしないとね と心の中で思っての事でした。

今年は例年より10日も早く野の草花も花を咲かせ始めています。この季節早春の草花撮影は何年撮っても飽きません。


マンサクが咲いた 福寿草はマンサクとも言った

2022-04-04 15:27:05 | 草花

「シナマンサクと福寿草」

北海道の菓子銘菓、チョコレートの店して有名な「六花亭」で売られている菓子に「万作」というものがあります。

包の絵柄に福寿草が描かれものを使っていて 菓子名は「万作」です。

十勝の池田在住の時に福寿草を「マンサク」と言う人が居たのが記憶に残っています。

春一番咲く野の花の福寿草に 今年の豊作を占ったのでしょう。あの山の裾野の福寿草が満開に咲くと今年は豊作になるなどと占ったのでしょうね。

春一番に咲く福寿草を農村地で「マンサク」と言ったのでしょう。

福寿草を万作と重ねて思いを語る人は居なくなりましたが、先日えりも町の人に電話してマンサク談議を致しました。相手の人は福寿草をマンサクとなぜ呼んでいたのか不思議でした。といっており、えりもに入った当時に聞いたマンサクの謎が解けたと喜ばれました。

十勝で福寿草をマンサクと言い、日高でもマンサクと言っていた事を私も確認でき、マンサクの語が意外に広い範囲のに使われていたことが分かりました。

今回は六花亭の菓子に「万作」と言うのがあります。とお知らせしています。

 

先日、札幌市北区の百合が原公園に出向きました。もうそろそろ「マンサク」の花が咲いているであろうと思っての事です。

この公園にあるのは「シナマンサク」という木で、黄色味かがった花を咲かせます。雪のある時期から長い事咲いていて長い事楽しめます。

福寿草の咲く季節にシナマンサクも花を咲かせています。


西郷輝彦さん死去(75歳) 俳優・歌手 心に残る歌手

2022-02-25 17:19:15 | 草花

「橋幸生さん 舟木一夫と共に御三家と言われた」

2月20日75歳で亡くなられた。大変人気の歌手で、格好いいと人気があった。

鹿児島県出身なので西郷の名をとりました。75歳で死去、今の時代では若くしてなくなられました。

NHK紅白歌合戦に10年連続出場した。

俳優としても活躍した。

〇 歌では

  「君だけを」

  「十七才のこの胸に」

  「星娘」

〇ドラマでは

  「どてらい男」

  「江戸を斬る」

  「独眼竜政宗」

〇舞台  

  「屋根の裏のヴァイオリン弾き」

   90年に菊田一夫演劇賞を受賞。

記憶にとどめたく、ブログに載せました。


23日の朝は非常に気温が下がりました 朱鞠内、陸別、生田原。

2022-01-23 19:09:28 | 草花

「零下24度、零下20度の体験はしたくありませんか」

日本一寒い街を売り物にしている町があります。町名は十勝管内の「陸別町」です。

以前放送のあったテレビで、陸別の寒さを自分の生活にしょうと 陸別町に移住した人の画面が流れていました。

その人には寒さが魅力だったのでしょう

今日は大寒過ぎて次の日の1月23日。特別に寒い日で、NHKの朝の天気ニュースの話の中に、幌加内町朱鞠内(しゅまりない)、陸別、遠軽町生田原(いくたはら)が零下20度以上としていました。

この3つの地名はすべての地名は私が住んでいた町であったり 住んでいた隣の町であったり、行ったことがあるところであったりと あの地は特に寒い地なのだと再度確認したのでした。

私は十勝管内足寄町に2年間住みましたが、陸別町はとなりの街です。陸別の街に行くと日本一寒い街のプレート板が目立ちます。街の名を知ってもらうのに、寒さを売り物にしているのです。

この頃は朱鞠内に寒さの日本一は抜かれ気味です。