秋は楽しい 馬追の道の駅は野菜のお買い得くの地
26日(日)に馬追の道の駅に立寄りました。アイヌ語地名研究会の地名探訪のコースの一つでした。この日は天気の良い日でしたので、馬追の道の駅の野菜などの販売所は大にぎわいでした。カムイラビットの家でも野菜を仕入れに良く出向く場所です。
これだけの人出ですので、秋野菜を買いに出掛けたい思いです
今回のこの日は野菜を仕入れに出向いたのでなく、アイヌ語の地名探訪ですので、野菜の仕入れどころではありませんでした。
「馬追丘陵」この字はどう読むの出しょうか。私は「マオイ」と呼んでいますが、「うまおい」と読む人もいるようです。この地名は、なんともともとはアイヌ語に起因しているのです。
馬追は本当にハマナスなの?
もともとこの地一帯は海が迫っていて、その海岸の丘陵などにハマナスがあった事らしいのです。このことにより「マオイ」と呼ばれていたらしいのです。マ・オ・イ(ハマナスの実・沢山・ある所)は漢字に当てはめられて「馬追」として今にむかしの自然の姿を残しているのです。
カシワの木は砂丘上に生えます
さてこの話は馬追の本当の地名起源となるのでしょうか?。今では馬追の地名のどこにもハマナスなど見つからないと云うのが町人との云うことです。今回のアイヌ語地名探訪では長沼町で保護しているハマナスのある地に案内されたのです。
マオイの地名について、実際にこの地に案内されると納得の一言でした。参加者43名が満足していたのです。
行って見ると今ではこんな内陸地にハマナスの群生地が保護されていたのです。10月の26日ともなればハマナスの緑の葉はなく、ハマナスの赤い実がわずかに残るのみでしたが、見応えがありました。
馬追道の駅に建てられている碑
石狩市のマウニの丘も、丸瀬布町のマウレ温泉もアイヌ語のマオイと同じハマナスのことをさしています。