雪降る街 カムイラピットの楽園 こな雪 ぼた雪 あられ雪

けっぱれラピット、どろ亀さんに負けるな。ウサギとカメとの競走です。随想、旅行記、日記など、雪の降る街からのお便りです。

喫茶店 宝探し

2013-06-28 12:32:58 | 紹介
   
写真の場所に6月23日行って来ました。すべてに思考が施されていてそれは素晴らしい喫茶店でした。コーヒー一杯が千円、高いと思うか安いと思うか行った人の好みによって違います。カムイラピットは「行ってみて良かったなあ」と思うところでした。
ラビ妻の親しい友人から「三好さんにプレゼントします」として紹介された場所なので、住所も喫茶店の名前も伏せさせていただきます。是非ご一緒したいお方はラビ妻までご連絡下さい。
とにかく素敵なたたずまいの喫茶店でした。カムイラビットは「北海道三大喫茶」なるものを以前にブログで上げましたが、ラビ妻から言わせれば、三大喫茶店以外に別格扱いしたい喫茶店と言います。
広さは300坪とか広いながらも入口から奥まで快く整備されています。外の椅子席も、家の中の椅子席も女性にはたまらなく好みの店たたずまいでした。出てくるものはコーヒーのみ、食べ物もお水も出てきません(店の女主人が忘れただけなのかもしれませんが)。「水は地下水でコーヒーを落とすには最高です」と言います。
店の崖下には日本海が広がり、シンボルの大岩(名を聞きましたがすぐ忘れました)も見られます。岩と崖との間に函館本線が走り、この静かな場所を列車の音で目を覚まさせています。鳴り響く列車の音もスパイスになっています。
カモメの鳴き声が聞こえ、列車の響き、そして家の周りにある大木にやってくる小鳥達の鳴き声と、複雑に組み合わさって興味深い雰囲気の喫茶店です。
遠く台湾からや東京の方からここに足を運ぶ人もいるとか、なかなかこんなに素晴らしい雰囲気の喫茶店にはいままでお目にかかっておりません。
女主人が終始客の相手をしてくれるのも他にないことです。入口から奥まで、奥の奥まで整備されているのも珍しい事です。
     

タケノコ銀座 ニセコの山道

2013-06-21 15:54:34 | 随想


北海道のタケノコと云うのは「根曲がり竹のタケノコ」のことです。竹が細いので太いタケノコは取れません。小柄なので食べやすく人気があります。時期が早いと5本で350円ほどで道の駅で売っております。
取りに行く季節は小学校の運動会(札幌)の頃でタケノコ取りの目安としています。多くの人がタケノコ取りに行くのを楽しみにしています。ところが今年は寒さが続きなかなかいつもの春にならず、タケノコの季節は2週間も遅れています。もうそろそろだろうと6月20日(木)カムイラピット夫婦もニセコに出向いてみました。山で出合った人によれば、タケノコ取りにはまだ早いとの事でした。
この日、タケノコ取りを待っていた人だちが多く来ており、車が列をなして駐車している道もあり、これぞこのあたりは「タケノコ銀座」の感がありました。
竹藪がある所には必ずタケノコがありますので、意を決して竹藪に入り込みます。ブログに載せて見ようとカメラを持って行ったのですがいざタケノコを探しだすと、写真どころではなくなり写真は一枚も取れませんでした。カメラを痛めるし邪魔にもなるからなのです。
前半は本数も太い物も取れず、今日は収穫のない日とあきらめましたが、一休みして二度目に入った竹藪ではまあまあの収穫をあげ、まずは満足の一日となりました。二人で取るものですから、タケノコのある場所に入ると収穫も急に多くなります。
帰路は「甘露の森」の温泉に入り、リラックスして楽しい一日でした。甘露の森の温泉はなかなか感じの良い温泉で、名水「甘露の水」の出るところから、666歩の所にこのホテルがあります。セミの声が露天風呂にまで聞こえており、自然をここでも楽しみました。
季節遅れなので、今週はタケノコ取りに最高な頃となるでことでしょう。


ライラック いろいろな花があるもんだ

2013-06-19 10:11:15 | 紹介
    

ライラックの花の花弁はすべてと言ってよいぐらい4枚です。新聞に6枚の花を見付けたと写真入りで紹介されていて、花弁の多さも珍しい話として取り上げられます。
その気になって探せば変わったライラックの花を見付ける事ができるようです。何でもその気になって探し求めて見るのも面白いものです。
もうライラックの季節が終わりになりますが、先週15日(6月)にライラック公園としてよく知られる白石区の「ライラック公園」に出向いて見ました。もうそろそろライラック花の季節が終わりかけで、花々の初々しさは見られませんでしたが、まあ何とか間に合ったと云う感じでした。
ここではライラックの種類が数知れず、北海道一般の家庭で植えられているのとは咲き方が違うライラックが多くあります。
さて、「花弁の多いのも探そうではないか」という事になり、探して見ました。ありましたありました、八重咲きのライラックもあったりします。二重に花を付けているのですから確実に8枚の花弁なのです。この木の花のすべてが8枚の花弁なのです。
さらに探して見ると、どうしたことでしょう、4枚の花弁の花の群れの中に数知れないほどの花弁を付けている白のライラックがありました。
ラビ妻は新聞社に写真を送って見てはと言いますが、もうライラックの季節も終わりですので、カムイラビットのブログで紹介することにしたのです。
「驚きませんかこんなに花弁があるなんて」、ちょっと花弁が多すぎてだらしない感じがしないでもありませんね。
来年の話になりますが、是非「川下公園」(札幌市白石区)のライラックを見に出向いて花弁の多さを見付けあってみてはどうでしょうか。カムイラビットが紹介したこの変形ライラックの花を見付ける事が出来るとよいですね。

銀の滴く降れ降れ周りに モエレ沼公園は魅力満点

2013-06-18 19:59:05 | 写真
  

「銀の滴く降れ降れまわりに、銀の滴く降れ降れ周りに」はアイヌユーカラの詩の一節です。美しい詩の流れにうっとりするユーカラです。
6月15日(土)「モエレ沼公園自然体験会」サクランボ種摘みそして植える会での事、この詩に匹敵する素晴らしい天からの「銀の滴く」の贈り物を写真に撮る事が出来ました。自然の美、天からのおくりものは美しい限りです。散策しながら周りに眼を凝らせば、自然はいろいろな姿で私たちにその美しさを見せてくれています。その時の二枚の写真をお見せいたします。
しとしと雨の朝、再びモエレ沼公園の中を美を求めて散策したいのと思っています。

野山は 山菜の宝庫

2013-06-17 21:39:37 | 
札幌と言ってもカムイラビットの住んでいる所は札幌駅から6㌔ほどの近さですが、それでも札幌の郊外と言いましょうか、少し行けば林があり野山があって、多種類の山菜を採ることが出来ます。
畑の野菜はこの季節成長が今一ですが、それまでの間は野で採れる山菜が我が家の家計を助けてくれています。
「コゴミ」にはじまって「アイヌネギ」「ヤチブキ」「ヨモギ」「ウド」や「フキ」そして「ワラビ」も手に入ります。今年は近所の方に誘われて、車で一時間ほどの山に、ウド・フキ採りに行きました。深い沢の場所での採集でしたのでけっこうきついものでしたが、フキはやわらかく、ウドは食べごろで沢山の収穫でした。当分の間ウドの酢味噌和え(これはなかなか美味しい)、フキの煮付けで食卓が飾られ食事も満足でした。
6月17日前後の季節にはワラビも採れて、近所の方にもおすそ分けしています。スーパーでも山菜を売っていますが、自分はいつもただで採ってきている山菜なので、「へーこんな値段で売っているのか」と感心して素通りします。
この間は「タラの芽」を戴き、この時は揚げものにして戴きました。
もうそろそろ山菜の季節が終わりになり、「野ブキ」も固くなり食べれるが困難になります。春の・初夏の野は我が家の家計を助けてくれます。

ヨサコイソーラン大賞 北海学園大

2013-06-14 13:39:40 | 随想

夢ソーラン枝幸の演舞 昨年大賞チームだけあって力が入っていました。

第22回YOSAKOYソーラン大賞・準大賞を今年はどのチームが取るか、多くの人たちの関心ごとでした。
ファイナルステージに立てるのは各ブロックから選ばれた10チームで演舞を披露しますが、今年は1チームが追加されて、11チームで賞が争われました。
どのチームもよく鍛錬されていて演舞を見ていてほれぼれします。
北海学園大の入っていたブロックに、ヨサコイソーランのいつも最上位にある「平岸天神」もあって、北海学園大がブロック代表であり立ちあがり、平岸天神は落ちましたが、他のブロックの上位と争って一つだけ選ばれてファイナルステージに立てたのです。
どの演舞を見ていて優劣付けがたく、テレビを見ていて上位を選べないでおりました。
発表は、ソーラン大賞は「粋~IKI~北海学園大学」となり、学生チームとして初めてのことでした。以前この大学の教職に席を置いたことでもあり、嬉しさもありました。舞台全体を使った見事な群舞、120人が見事に踊り切りました。
準大賞はブロックで北海学園大にやぶれ、そして立ちあがって来た「平岸天神」(札幌市)でした。平岸天神の踊り子たちは、ブロックで選ばれなくてヤキモキしたことでしょう。
もう一チームの準大賞は北海道大学”縁”(札幌市)のあの有名な赤フン裸踊りが入りました。いつも思っていたのですが、赤フンドシではファイナルステージに出るのが精一杯であろうと思っていたのですが、今年は準大賞に選ばれました。視点を代えれば準大賞もあり得るのです。
 ついでに、「優秀賞」も記録しておきます。
 旭川北の大地(旭川市)
 井原水産&北星学園(札幌市)
 郷人(福島県)
 GOGO Sクワザワグループ(札幌市)
 THE☆北海道医療大学(石狩管内当別町)
 テスク&祭人(まつりんちゅ=札幌市)
 藤・北大&ホンダカーズ北海道(札幌市)
 REDA舞神楽(千葉県)
昨年、大賞を受けた「夢ソーラン枝幸」の踊りも見ましたが、たいそう上手で、選ばれるものとばかり思っていましたが、ブロックでの審査に敗れてファイナルステージにはたてませんでした。
ヨサコイソーランは、これからの北海道を盛り上げる活力になるものと思います。

ヨサコイ過ぎて ひっそり爽やか札幌

2013-06-12 07:54:11 | 観光
ヨサコイの音響、踊り手の熱気、若さの動きを見せてくれて、ヨサコイソーラン祭りは9日閉幕しました。ヨサコイを見ないのはもったいないことだとカムイラピットは日頃から思っています。今年は2日に渡って見ることができました。
近所ではヨサコイのヨの話も出ず、見に行かないと云うのが普通ですが、我が家ではまったく違います。
最終日に選抜された「11チームで行われるファイナルステージ」はその場所(大通り8丁目ステージ)で見たいものですが、良い席が取れなかったり全体が見れなかったりするので、我が家ではテレビ放送で見る事にしています。もちろんビデオも取っておきます。
1チームが130人や150人の多人数で踊るのですから、踊りも驚きの動きです。よく統率してここまで踊りをつくりあげているので素晴らしいのです。一日何度も何度も踊るのですから、よく踊り通せるものだと感心してしまいます。大変な運動量ですよね。
衣装も動員数も人の動きも大量ですから、札幌のいや北海道の経済活性化に大きく影響していることになります。
よくここまでヨサコイソーラン祭りが成長したものだと関心します。今や素晴らしい札幌の祭りとなっています。街の人が見に行かないなんて、もったいないものだとつくづく思います。
どのチームもこの日に向けて鍛錬して来ていますので、人はやれば何でもできると証明しているような気がします。最終日の次の日から来年の企画が始まるといいます。
ヨサコイが過ぎて次の日に、ラビ妻が大通公園を通りましたら「昨日までのあの騒がしさ(にぎやかさ)はどうなったの」と感想をもらしていました。
この「ひっそりした爽やかさが本当の札幌の」か、いや「昨日までのにぎわいが札幌なの」と思ったりしていたようです。


ヨサコイソーラン 明日で終わり

2013-06-08 22:43:45 | 観光
9日(日)で、もうヨサコイソーランが終わりとなります。我が家ではラビ妻と明日見に行くことにしています。街中はヨサコイソーランの音響と踊りの熱気で賑わっています。若い力がもらえるような気がします。
夜も舞台で踊り(演舞)がありますので見物の人で大通公園は多くの人が出ています。舞台前の席は満杯で、通路をはさんだ枠の外から人の頭越しに、それも遠くから見るしかありません。これでは写真を撮るどころではありません。
この頃は指定席というものが大半ですので、ヨサコイソーランも気楽に見れなくなりました。枠の外から眺めるなんてあじけないことしきりです。
日中は大通公園の「西通り」、「東通り」でも踊りがありますが、肝心な場所は皆指定席となっていて、もうそろそろ指定席券を購入して見ないといけないなと思うようになりました。
今大通公園にはライラックが咲き誇っており、札幌のライラックが咲く風情がヨサコイソーランをさわやかな物にしております。
毎年はすでにライラックの季節は終わっているのに、今の時期に咲くなんて今年は季節がずれています。

ライラックの花 今満開 そしてヨサコイソーラン祭り

2013-06-07 15:22:47 | 草花
札幌にも季節外れの春がようやくやって来ました。今年の春は大きく遅れています。
北海道ではサクラやウメが咲くと春が来たということになりますが、実は「ライラック」が咲き始めて、カッコウが鳴いて本格的な春が来たと云う感じとなります。街に出ると、どの家庭の庭に見事に花を咲かせたライラックの木が見られます。
ライラックが咲くと北海道に本格的な春がやって来た思いがします。
カムイラビットの家の庭にも大きく育った5本の大株のライラックがそれぞれに満開となっています。匂いもさわやかなのでこの季節が最高に好きです。ライラックの花に合わせて庭の通路にはスミレが青・白色と咲いています。山から採って来たマイズルソウも白い花を咲かせています。今年は2週間以上も札幌の春は遅れているのです。
前にも紹介しましたが、我が家のライラックの色は真白・薄紫・黒に近い濃紫色の3つです。
先日、札幌創成川公園にボランティアに出向いたラビ妻が「創成川公園は今ライラックが満開で綺麗ですよ」「多種類のライラックの花が見られるので見に行ってみたら」と勧められましたが、ライラックはどこにいても見れると、面倒ぐさがって創成川には行きませんでした。
ライラックが咲くと畑作業に専念しないと実りに遅れを取ることになります。今朝も朝早くから、野菜の種まきやら大豆の種まきにと畑に出たのでした。しかし、まだ蒔ききらない野菜の種まきが残っています。
昨日、庭を通って玄関に入って来たSさんが、「入口のところが白い花が満開で綺麗ですね」といいましたが、白いライラックの花を始めて見たらしく「あれもライラックなの」と驚きを隠せないでいました。
6月6日から16日まで札幌ではヨサコイソーラン祭りが行われています。今日は別な用事で札幌の街に出かけますが、ヨサコイソーラン祭りは大きな祭りですので、日曜日には是非見に行きたいと思っています。

郭公が鳴くと ケッコウなことです

2013-06-04 13:47:00 | 
春(今日この頃は)は小鳥の鳴き方が活発化します。相手を誘って盛んに鳴くのでしょう。
二日前、郭公が「カッコウ、カッコウ」と鳴いていました。早朝のワラビ取りに出た野での事です。カッコウの声を聞くと農作業も忙しくなります。この季節には豆蒔きも良いと言われます。今年は雪解けが遅く農作業も10日前後の遅れとか、今年の今後の作況も気になります。
昨日は自宅の近くでもカッコウの声を聞きました。いつも郭公が来るのにおかしいなと思ったやさきです。郭公の声を聞くと本当に春がやって来た感じになります。
カムイラビットがいつも誇張して言う我が家の別荘(?)のあたりでは、小鳥がしきりと鳴いています。幾種類の小鳥が来ているのか知識がないのでその数はわからないのですが、多くの小鳥の鳴き声です。
例年鳴き声があるキジ(雉)も「ここは俺の縄張り」とばかりに「ケーン・ケーン」としきりに鳴いています。今年は鳴き声だけで私の見る位置には姿を見せてくれません。
他の小鳥のさえずりも盛んです。
夕方になると「ジョピンカケタカ」「ジョツピンカケタカ」としきりに鳴いています。以前はホトトギスとばかり思っていましたが、違う鳥も同じようになくときいて驚きました。
また、まだ上手ではありませんが鶯もないています。朝早くには雲雀が「ピーチクパーチク」と鳴いて天高く舞っています。
春を待ちきれなくて、5月中旬にヤチブキを取りに山の沢に入りましたがカケスが近くまで来たり、今まで見たことがない黒瑠璃色の小鳥も舞っていました。
札幌の郊外ではいまだに自然が豊かに残り、郭公が鳴くと結構春らしい季節に入るのです。