「バイケイソウ 今の季節花満開」
先日、道新で「山菜と毒草の見分け方」が書かれていました。
4つほどあげられている毒草の中の一つが「バイケイソウ」でした。
ミズバショウとバイケイソウは同じ湿地に出てきます。
「へー、バイケイソウを山菜と間違う人がいるのだ」と別な意味で感心してみていました。人それぞれですものね、食べれると思えば迷わず食べてしまいますものね。
バイケイソウも成長すると硬さが姿となりますので、こんなのを食べる人の気は知れないと思うはずですが、芽出しの時は、人も冬ごもりの生活から解放されて、ついついバイケイソウの芽出し部分を採取してしまうらしいのです。
何に間違えるのか?それは、ギボシの芽(葉)に似ているからなのでしょう。
そのバイケイソウですが、今花の満開の季節に入っています。
花一つとっても可愛げです。虫も蜜を吸いにやってきてました。
先日28日、美深町の植物写真撮影旅行の帰りに、いつも立ち寄るバイケイソウの群落地に入りましたら、それは見事なまでの咲き方でした。
咲きだしたばかりの初々しい花立です。撮影するならこの一週間以内でしょうか。
沢山咲いてました。大変な数でしょう。
薄緑の花の色が何ともいえません。
この群落地には100本を越すバイケイソウが花を咲かせています。
誰が見てもその数の多さには驚くことでしょう。
もう少しすると、防風林の管理の人が来て花が咲いていようが切り倒していきます。
宿根草なので、種子を付ける前に倒してしまうのですから、痩せ細らないで毎年決まって元気なバイケイソウが育つのです。