雪降る街 カムイラピットの楽園 こな雪 ぼた雪 あられ雪

けっぱれラピット、どろ亀さんに負けるな。ウサギとカメとの競走です。随想、旅行記、日記など、雪の降る街からのお便りです。

チェチェ・チェチェチェ 安心家に小鳥巣作り

2014-05-31 14:33:18 | 

軒下から雛の鳴く声がしきりとします

初夏のこの季節、我が家の軒下に小鳥がタマゴを産み、ヒナが孵ったらしく、ヒナの鳴き声がしきりと聞こえてきています。小さな鳴き声でチェチェチェ・チェチェチェチチチ、どうもヒナの鳴き方を言葉に表現しようと思うとなかなか出来ないものですね。鳴き声から聞きわけると、スズメのヒナではありません。数匹かのヒナがいる模様です。

我が家の周りにはいろいろな小鳥が姿を見せていますので断定はできませんが、いつも庭の木にやって来ているのがシジュウガラなので、たぶんこのヒナはシジュウガラのものであろうと思われるのです。

鳴き声のする場所は大きく成長したナツユキカズラとクレマチスに深く守られた軒下なので、覗き見る事は出来ません。梯子を掛けて巣の様子を見たい思いもしますが、親鳥が危険を感じ雛を放棄しては可哀そうなので、自然のままに育つことを望んで います。

しきりとチチチ、チチチ、チチと鳴き声が聞こえてきますが、その下で立ち止まりじいっと聞き耳を立てていると、ヒナもしばらくして察知するのか鳴き声を立てなくなるのです。ヒナであっても人の気配を感じとるのだと思うと可愛くなります。

むかしからスズメが家に巣作りしますとその家は安全な家と言います。小鳥がこの家は危険な建物でない分かるからだと言われており、安全の家として知る事が出来るのだと言われているからなのです。

我が家では、毎年スズメのヒナの鳴き声が空気抜きフードの所ヒナが孵り鳴き声が聞こえていますが、今年は別な所に別な小鳥が巣作ったのです。以前、軒下の今の場所に巣箱を置いていたものに巣をつくりヒナが孵ったのであろうと思っています。

ヒナの鳴き声のする家なんて心が安らぎます。

 

 


郭公が鳴いた 畑作業大忙し 

2014-05-29 21:57:25 | 

郭公の鳴き声を今日初めて聞いた

昨週はまるまる寒い日が続きました。これを渡辺淳一は「リラ冷え」と表現し、「リラ冷えの街」という小説を残しました。

リラ(ライラック)の花咲く頃は気温が低くなる気圧配置となり、連日冷え込むのです。これはリラの花が長く咲いている事につながり、リラの花を連日楽しめむ事ができるのです。そして今週に入り、急に温度が上がり大通公園のリラ(ライラック)の花も終わりとなりました。気温の高さにはライラックの花も耐えられません。昨日(28日)は札幌でも25度Cと気温が上がり、今日も一日暑い日でした。この連日の暑さで一気に植物が成長し出します。雑草も伸びて草取りに追われます。

木の葉も青々しだし、葉を食べる虫も豊富になり、小鳥たちの餌になります。虫が多くなるころやってくるのが郭公です。今日29日午後、今年始めてカムイラビットの別荘(?)地で郭公の鳴き声を始めて聞きました。私の今年始めてのカッコウ初日です。郭公は託卵するというずうずうしい鳥として知られ、人に嫌われたりして居ますが、鳴き声を聞くとようやく夏が来たという心地がして心が弾みます。このカッコウ・カッコウという鳴き声はむかしから人々を励まして来たのです。

そういえば、その数日前から「キョっ・キョ キョキョキョ、キョっ・キョ キョキョキョ」と鳴く鳥が別荘(?)近くにいて、「ウム何と言う鳥なのやら」と思っていたのですが、たぶんホトトギスであろうかと結論付けしました。ホトトギスもカッコウと同じく託卵する鳥なのです。

「カッコウの鳴き声を聞いたらもう霜も降らない」とむかしからいい伝えられ、豆の種蒔きが解禁となりす。我が家の畑作業もこれから急がなければなりません。

このごろは、季節を待てない人が多くなり、植えた苗が霜にやられたと自然を憎む人も居ますが、むかしからの言い伝えは貴重と言えるでしょう。これからでも遅くありません植えた種は一気に追いついてくれます。

 


お花畑の中で! 横になる ああ気持ち良し

2014-05-28 23:15:46 | 草花

5月22日 エゾエンゴサクの花園に出合う

幌加内市街を過ぎてすぐ左にエゾエンゴサクの花園が展開していました。辺り一面がブルー一色です。夢中で写真の撮影していたのですが、さあて連れのラビ妻は何をしているかと振り向くと!

エゾエンゴサクの花の中で寝ているではないですか。自然の中にすっぽり融け込んで気持ちよさそう。前から花園で横たわる、このようにするのが願望の様だったそうで、天気は良いし花は一面に広がっているし、ついつい寝ころんでみたくなったというのです。これぞ自然体というのでしょう。

それでも、エゾエンゴサクの花の少ない場所を選んで寝て見たそうです。

花の広がりは驚きを持ってカムイラビット夫婦を迎え入れてくれました。

そして驚きは続きます。更に国道275号を北上しますが、道路脇にはブルーのエゾエンゴサクの群落が絶え間なく点在し迎えてくれました。

何個所か車を止めましたが、この調子ではなかなか目的地の「トント」には着きません。気持ち良いドライブとなりました。札幌から美深町のトントまで9時間強かかっつてようやくたどり着いたのでした。


こう見つめられちゃ 可愛くてたまらない

2014-05-27 22:35:22 | 動物

松山牧場で羊に会いました。 美深町仁宇布

メンヨウの子供は可愛い 一斉にこちらを見ています。

 

こう見つめられちゃ 可愛くて! 可愛くて!

 

中に黒いのが居ました。子供の時は色が違っても差別しません。

黒い子供のメンヨウもこちらを見ています。親はみな白なのにどこかで黒の血が混じっていたのでしょう。

 

近くの松山湿原の名を取ってここの牧場の名を「松山牧場」としたそうです。この地区にある宿泊施設のトントの所には広大な放牧地があり、6月1日から放牧されるとの事です。500頭は飼っていると聞いていますので、それは見事なことでしょう。

カムイラビットの家に小学校2年の時一頭の子供のメンヨウがやって来ました。私も小さかったけれど、早速またがりました。よろけましたがそれから仲良しになりました。我が家は農家ではなかったのですが戦時中でしたので家ではどうしても羊の毛が必要だったのでしょう。可愛い顔をした羊(メンヨウ)でしたが、まったくこの写真の子ヒツジと同じ可愛いい顔でした。それからずうっと中学校の2年生の時まで羊を飼っていたのです。多い時には5頭もいました小学校後半からは私が羊の世話をしていました。

 


275号 幌加内先の春は美しい

2014-05-26 11:29:06 | 自然

国道275号の風景を楽しむ

5月23日 国道275号をドライブしていました。美深町の仁宇布の「トント」で一泊したその帰り道です。朱鞠内湖から幌加内までの中間あたりの野山の風景はそれはそれは綺麗で見事です。今回はその時の三枚の写真をお見せします。

風景の美しさは言葉に表現出来ないほどのものがあります。この季節の風景はどこの風景にも優ります。農作業が遅ればせながら始まっておりましたが、やはりこの地は北にあり、寒いのですね。今だに山には雪が残っていました。

それではお楽しみ下さい。

     

山には雪が残り、木々は春紅葉の季節から新緑の風景に変わりつつありました。山から山麓、平地へと色変わりの風景は素敵です。


リラ冷えの街 札幌

2014-05-24 21:09:06 | 風土

「リラ冷えの街 札幌」 小説の題名にぴったり

札幌には何かしら詩的な言葉がふさわしい。その一つが「リラ冷えの街札幌」という言葉です。リラはフランス語のライラックの事で、ライラックの咲きだす季節になると気圧配置のせいでしょうか、気温が下がり、毎日寒くどうしたものかと思うほどです。このことを渡辺淳一は「リラ冷えの街」と表現しました。「リラ冷えの街さっぽろ」と表現されると、札幌もますます詩的な街に感じられ、「恋の街さっぽろ」の言葉も生まれ、その言葉に酔いしれてしまいます。

カムイラビットの庭にある薄紫の花のライラック

札幌の木はライラックが指定されていて、この花の咲く頃に合わせて「さっぽろライラック祭り」が行われます。大通り公園を中心にさっぽろライラック祭りが5月16日~25日まで、また一週間遅れでライラックばかりが沢山植えられている川下公園では6月1日までライラック祭りが行われます。大通りではすでにライラックが開花となり、観光客がカメラに納めていました。

家のライラックも8分咲きとなり、咲きかけの花の美しさがいま見られます。ライラックの木の下にいると気持ちの良い香水のようなにおいがただよってきます。すがすがしいあまい匂いです。

我が家にはライラックの白、薄紫、濃紫の三種類の花色のライラックが植えられています。濃い紫のライラックは今年はあまり花をつけませんでした。それに開花も遅れています。

  

 

我が家の庭に咲いているライラック、ライラックの花の季節が終わると夏になります。


ファームイン 「トント」 美味いジンギスカンに舌鼓 

2014-05-23 20:40:42 | 

美深町の「トント」に行って来ました

幌加内のソバ屋「まさ一(まさいち)」でそばを食べました。幌加内市街には、いま三軒のソバ屋があるのみだそうで、その一軒のソバ屋です。前のテーブルで「北見の東相内で木工教室に通っていた」と声高に(?)話す女の方が正面の席にいます。何か身内の事が話されている様な気がして、ついつい割り込んで話に加わってしまいました。                                   「その木工教室は私の兄がやっていた所ではないかと思うんですけれど」と切りだすと、話がぴったり合い、まさしく兄の三好木工教室に通っていた人でした。三好節は実家の兄です。「節先生はお元気ですか」と聞かれ、数年前に亡くなりましたと答えました。いろいろ話す中に「今日はトントに泊まりに行く途中なの、トントを知っていますか」と聞きますと、「トントは知ってますよ、泊まりました。」といいます。世間は狭いものですね。                                          兄を知っている人、トントを知っている人に幌加内のソバ屋さんでお会いするなんて、偶然にして驚きです。

新鮮で最高のジンギスカン

泊まる施設で夕飯はジンギスカンを出すと聞いていたのが「トントという宿泊施設」です。カムイラビット夫婦は22日(5月)に念願がかない「トント」に泊まったのです。トントの雰囲気は私たち夫婦の満足のゆく雰囲気の宿泊施設でした。「何もありません」とママが話します。「ここに来る人は何も無いところが最高なんですと言ってくださいます。」と話します。

 

トントとは北欧の童話のキャラクターの名とか、始めは聞きなれない名と思っていましたが、トント・トントと何度も繰り返している内に、トントは私の脳裏に焼き付いてトントは離れなくなりました。夕食はジンギスカンですが、飼っている羊の肉が出されるらしく新鮮で、筋も無く、脂身もありません。これほどまでに高級なジンギスカンを食べた事はいままでにありません。「半生(はんなま)の内に食べても大丈夫ですよ」と言われるくらい新鮮なのです。 

 

トントのベランダから見える牧場と雪が残る山並み、視野が広く違う世界に来た感じがします。                                              

「旅館の仕事は朝早く夜は遅くまで大変ですね」とお聞きしましたら「夕食はジンギスカンなので(手間がはぶけて)大変ではありまん」といいます。

「どうして美深のこの場所(奥まった仁宇布の地に)を選びましたか」とお聞きしますと、「ここの景色が気に入り「トント」を建てました。来年で20年になります」と言います。ママの話もトントのおもてなしになっておりました。夜は10時近くまで付き合って下さいました。この地の話は心が癒されます。そしてベランダの窓の全面は広大な羊の放牧地、放牧は6月1日からだそうで、今回は見る事ができませんでした。その先の風景は白い雪が解け切らない山がひろがっています。この地はようやく春を迎えたばかりで、サクラが終わり、ミズバショウも終わりを告げたばかりでした。

今年生まれたばかりの子ヒツジ、みなこちらを向いてくれました。6月には牧場で草を食べます。

心をいやしてくれるであろうトントには、行くだけの価値があるとラビ妻は言い、来年も来たいと望んでます。5月中は一人一泊7000円、6月からは8000円になるそうです。トントはお勧めスポットです。是非トントまで足を運んでみてください。

近くある仁宇布小学校には山村入学で来ている生徒がいるとか、都会から来て学習している親子や子供が居るそうですが、心をいやしてくれる自然が満杯の地での生活は楽しいことでしょう。

※近くには高層湿原の松山湿原があり、その一角には「雨霧の滝」があります。この近くにクマが出ているという話に、雨霧の滝にはラビ妻は行く気にならず、やむなくトロッコ王国のトロッコに乗る(一人1500円)ことになりました。トロッコもなかなか気持ちが良いものです。この日10時発のトロッコはカムイラビット夫婦のみでした。

札幌を朝8時に出て、トントに着いたのが夕方5時過ぎ、「9時間かかってたどり着きました」と話すと「かかり過ぎ!」と、ママのひとトーン高い声で驚きの声が返ってきました。

 

信奉しているH先生のブログに「幌加内を過ぎるとエゾエンゴサクが満開です」とあり、「それほど見事とならば見なければ損をする」とばかりに今回の旅行になりました。行く道道、野の花を撮影しながらドライブしている内に9時間かかっていたのです。写真撮影しながらの旅は満足のドライブでした。


ニホンザルは健在 ドラミング・小鳥のさえずり

2014-05-20 21:44:23 | 自然

北海道医療大学里山 癒しの一日 時の過ぎるのも忘れて

  

5月20日(火)、半日医療大学裏山の里山に入り浸り、小鳥の声はすがすがしく癒された

この日、この夏始めてキツツキのドラミングの音を聞きました。トトトトトンと森の中にこだまする音に感動です。残念ながらドラミングの音はすれども、キツツキの姿は見えません。音のする方向に向かえば確認出来たかも知れませんが、森を歩きまわるのは森の植物たちに迷惑であろうと、姿を追う事はしませんでした。奥深い森になった事によりキツツキたちも住むようになったのです。おかげで木を痛める害虫を食べてくれているのです。

  

また、森のあちらこちらから、小鳥たちの鳴き声も聞こえてきます。鳴き声で判別できる鳥の知識のない私には何と言う小鳥なのか確かめる手立てはありません。声を聞いて鳥の名前分かるなんていまだにマスター出来ないでいます。途切れる事のない小鳥たちの鳴き声、森の中で聞く小鳥たちのさえずりは、心が芯から癒やされたのでした。

エゾノリュウキンカも花が散り、葉が大半となりました。

この里山でゆうに3時間半は居たでしょうか。植物の写真撮りの一日、周りの森にすっぽり入り込むと、時はゆっくり流れ時間に追われる事もなく長い時間も苦にならずに森の中にいた事になります。

今は、ニリンソウの季節になりました。ミドリニリンソウを沢山見付けました。

 

オオカメノキ

エゾノリュウキンカの季節も終わりです。

今日は、前に話題とした「ニホンザル」は健在かも確かめました。昨年からどの様に変化するのか、確かめる必要がありました。今回もまじまじと見てきたのでしたが、意外と変化しておりません。変化のないのは他の木に古木が出来たことによるもののようでした。

医療大学の「ニホンザル」と青山の「ムンクの叫び」、どちらも同じようにキツツキにより作られたのですが、今回、両方の姿をお見せしますので是非見較べてみてください。

 

医療大 ニホンザル                     当別町青山のムンクの叫び

今日は何枚かの満足のいく写真が撮れたとラビ妻が話しています。やはり時間を掛け考えながら撮影するのが一番のようです。今では当たり前のように思うようになりましたが、医療大里山の沢に生える珍しい「ミドリニリンソウ」にも何本かあいました。また、幸運にも花が5輪のかたまりのミドリニリンソウにも会えたのでした。

 


ムンクの叫び 大樹終末の叫び

2014-05-17 22:33:59 | 樹木

自然の変化は一年とは言えず

春は忙しい日が続きます。春は自然散策もカムイラビットの仕事の一つになっています。毎年訪れる「当別町青山の森」に今年(5月12日(月))も足を運びました。そこで気付いたのは「一年経つと自然の様相は大きく変わるという事でした。」その変化がひどく驚いたのでした。

 

昨年は、ヤチブキの群生も少なかったのに、今年はどうしたのでしょう。広い範囲にヤチブキの黄色の花が咲き乱れ、広がりを見せておりました。一年でこれまで植生が変化するとは驚きです。今まで侵入があまり見られなかったミズバショウが上の方(手前の方)まで広がっていたのです。

 

ラビ妻が「どうしてこれほどまでにミズバショウが増えたのでしょう?」と聞いてきます。「これは当別ダムが完成した事により、水が上流までおよび、この地の水位が上がったことによる自然の変化によるものだと思うよ」と答えたのですが、例年この地に来ている者なら誰もが気づく植生の変化でした。

大樹の終末の叫び それは「ムンクの叫び」の様

このヤチブキのある湿原ではウグイスの鳴き声が聞こえ、キツツキのドラミングの音も聞こえてきます。他の小鳥たちの鳴き声も聞こえますが、鳴き声だけでは判別できません。けっこうな種類の鳥が来ている様子です。       

早春なので、まだブヨも襲って来ませんので、気持ちの良い半日をこの湿地で過ごすことが出来たのです。また、車を止めた道路脇にはエゾエンゴサクの群生地があり、昨年よりも元気な姿で迎えてくれました。エゾエンゴサクの咲き乱れる季節になってしまうと、カタクリの花は大半が姿を消し、何個かのカタクリを見るだけになってしまいました。

 

さて、ヤチブキの採取が一段落ついて、まわりを見まわす余裕が出来、小鳥の鳴き声、森の様子を楽しんでおりましたら、なんと「ムンクの叫び」がそこに立っているではないですか。大樹の上部が枯れて倒木し、キツツキにより造形された人の顔がそこに出現していたのです、極端に言えば大木の「週末の叫び」とでもいえる姿です。これをラビ妻は「ムンクの叫び」と名付けました。なるほどそう言われると「ムンクの叫び」そのものなのです。

 

これは北海道医療大のニホンザルではありません。青山のムンクの叫びです。よく似かよって彫り込むものだと感心します。

もちろんキツツキの仕業によるものですが、この深彫りをする鳥は「クマゲラ」しかいないのではないかと想像するのです。毎年キツツキのドラミングの音はこの森の中で聞いてはいるのですが、いまだにその姿を見ておりません。今日もドラミングの音を聞いています。

昨年の事ですが、この青山の地では「オオルリ」が求婚行動で忙しく飛び回っておりました。今年はどうしても写真に納めたいものだとズーム倍率の高いカメラを用意してこの地に来たのでしたが、昨年より季節が早まったせいか、残念ながら姿を見ることができませんでした。残念です。また来年に期待したいと思っています。

ムンクの叫びは来年にはどうなっているでしょう。 


笹藪から飛び出す 野のウサギ

2014-05-15 22:53:56 | 動物

笹藪から飛び出す 野のウサギ

笹藪から野ウサギが飛び出しました。びっくりしたと同時に、興味深い光景でした。とっさにクマでなくてよかったとも思いました。これは5月14日(水)の早朝の事です。

この日、友人Mさんと独活(ウド)を取りに厚田・望来(もうらい)の奥地に入っていた時の事です。カムイラビットが笹藪に足を入れた途端、それに驚いた野ウサギが飛び出してきたのです。野ウサギさんもびつくりしたことでしょうね。それと同時にカムイラピットも驚きました。一m前の場所にウサギが突然出てきたのですからね。

 

「チカホ」の出店で売られていた「ウサギの壁掛け」 かわいいでしょう。写真を撮らせて頂きありがとうございます。

北海道にはまだまだ野ウサギは多いとテレビで放映していました。ただ保護色で見えないだけらしいのです。今回は、目の前に飛び出したウサギには驚きでした。

札幌に来て野ウサギに出会ったのは今回で2度目です。一度目はもうずいぶん前(15年も前になるかなあ!)のこと、ニセコでまっしぐらに私たちのもとに走って来るウサギがいて、細い道で対面したのです。ウサギも不用意のできごとのようでした。手で捕まえれるような接近距離でした。

そして今回で2度目となります。もう夏毛の茶色になっていて、尻尾の部分だけが真っ白でした。兄弟分のラビット(ウサギ)に出合った興味のある光景でした。

このウサギさんは一気には逃げ去りません。途中で止まってはこちらの様子を見てまた走り出します。牧草地の中に立つ野ウサギを想像してみてください。可愛らしいですよ。他人の話で「写真を撮ればよかったでしょう」と言われますが、突然でありカメラの準備の時間もあり、撮れるものではありません。

そういえば、野ウサギの雪の中にあるケン・ケン・パーの足跡の数が極度に少なくなりましたね。ハンターの数も少なくなり、捕獲される事もすくなくなったのにどうしてなのでしょう。

 

ホテルサンプラザで開かれていた「手づくりバザー」の陶芸に見られたウサギさん 写真にてブログに登場。

それにしても、ウサギの姿は愛されているのです。多くの人が描いたり、物語になったり、形にしたり、作品が作られています。

陶芸家でウサギの絵をモチーフにした作品はカムイラビットの仲間の絵としては可愛げですよ。素晴らしい作品がさっぽろファクトリーの梅宝堂さんで扱っております。作家として有名なのでしょう、目を引く作品ですので、けっこう高額です。