雪降る街 カムイラピットの楽園 こな雪 ぼた雪 あられ雪

けっぱれラピット、どろ亀さんに負けるな。ウサギとカメとの競走です。随想、旅行記、日記など、雪の降る街からのお便りです。

石狩灯台 ハマナスの花今年は見事 6月12日

2022-06-16 05:22:01 | 樹木

「ピンクの花 海浜に見事 石狩灯台」

6月11日、12日は石狩灯台ではイベントが開かれていました。

海沿いの路まで車でうまっているほどの人出です。

イベントが行われる日の前後数日がハマナスの花の満開の時期で、例年に無く個体が多く花はういういしく見事でした。

今年は、属に言うハマナスの「当たり年」と言えるほどの咲き方です。浜風が強いのでしょう、背丈の低いハマナスであたりは埋め尽くされています。

ハマナスの香りも風下に回れば、全身で味わえました。

他の花たちも花を付けていましたが、ハマナスほどの目立ち方をしません。

会場では大クジラや吹き流しなどのバルーンも空に揚っていました。イベントらしい会場づくりもおこなわれ、食べ物も露店で売られ、人は列をなして買っていました。

今までに見たことのない光景でした。

12日に出向いた時に車で道が満杯で道路に車を止められず 道路脇のハマヒルガオの花の写真が撮れなかったので、14日に再び石狩灯台に出向き、今年もハマヒルガオの姿もげっとしたのでした。

☆ ハマナスはアイヌ語で「マウニ」と言った。石狩の砂丘の一番高い所にある食堂にマウニの名が付いているのはこのことによります。


ライラックの季節が来た

2022-05-15 22:39:53 | 樹木

「ライラック咲く季節 リラ冷え」

我が家の庭のライラックが花開きました。

表庭には白い花と紫の花の二種類。家の裏の方の庭には濃い紫の花をつけるライラックと白い花のライラックが花咲き始めています。

どれも知人から頂いた苗からのもので、すっかり我が家の住人として居づいています。今でも頂いた先の方も忘れていません。

早咲きの桜が終わり、遅咲きの八重桜が咲く頃にライラックが咲くのです。本格的な農作業の始まる季節と重なります。

北海道の春は目に優しい季節で、心も一気にはじけます。

札幌のライラックで有名な場所は「川下公園」で、実にライラックの木が一面に植えられています。

ライラックも剪定していないとだらしなく大きく名の過ぎますので、剪定は思い切りしなくてはいけません。


桜開花 4月23日札幌 例年より1週間ほど早く

2022-04-24 07:26:57 | 樹木

「桜が咲いた キタモクレンが咲いた」

北海道の春は「百花繚乱」などと言われる位 野の草花たちが一斉に花を咲かせ始めます。

桜の花が5輪咲いたと思ったら 次の日は満開になっていたりします。4月下旬は日中の気温が高い日があり、桜の開花を一気に進みます。

桜の種類によって、少しづつ咲く時期がずれますので、意外に長く桜を楽しむことが出来るのです。

開花宣言の標本木は「ソメイヨシノ」で、北海道特有の「エゾヤマザクラ」はその後に咲き出し、更に八重桜は遅く咲き出します。

北海道では「梅の花」と「桜の花」が同時期に咲き出すので、花を堪能するにはこの時期は忙しくなります。

昨年、札幌市内で桜並木の場所をいくつも見つけたもので、今年もその桜たちに会えるのが楽しみです。

青森県の弘前市まで桜前線が来たと思っていたら、今年は2日も待つことなく北海道に上陸です。

桜が咲き出すと桜の木の根元にはタンポポの黄色の花が咲いたりしてまわりの雰囲気が一気に明るくなります。

毎年 この時期に郊外に山菜取りに出向くのですが、郊外はまだ季節は遅く、山裾にエゾヤマザクラの花色とキタコブシの白色花が早春を伝えてくれています。

野の花のカタクリ、エゾエンゴサク、ミズバショウ、ザゼンソウ、ニリンソウ、オオバナノエンレイソウ、スミレ、エゾノリュウキンカ等々も一気に花を咲かせ始めますので、この時期の花たちの撮影が楽しみです。

花も一番先に咲いたものが初々しく、写真も綺麗に写るのです。


今年一番の木の花は? エゾムラサキツツジ レンギョウ

2022-04-18 20:46:20 | 樹木

「花の春一番は エゾムラサキツツジ レンギョウのどちら」

今年の春 いろいろな花が咲き始めました。

黄色の花の福寿草 白色でスズランの様に咲くスノードロップ こじんまりと紫色、白色、黄色の花を咲かせるクロッカス これらは庭に良く見る草花です。

そして樹々にも花が咲き始めました。春早々に咲きはじめるのは 別格のマンサクの花です。この花は自分をあまり誇示しない姿で花を咲かせます。

4月に入れば庭に我先にと咲き始める木は 黄色の花を咲かせるレンギョウと 紫花のエゾムラサキツツジです。

毎年どちらが先に花を咲かせるか関心を持って見ていますが、今年は少し早いのがエゾムラサキツツジの花でした。

これらの花が咲き出すと 身近に春が来たのだとホオッとします。

 

今年は桜の花が咲くのが例年より10日ほども早い様で、札幌では3月21日には咲くであろうとされています。

あと4.・5日で桜が咲くと言うのですが、例年より大変早い桜の開花になりますね。

桜が咲き出すと野の花たちも一斉に咲き始めることでしょう。カタクリやエゾエンゴサクにあえるのも間近かな事です。

※ 今日は日本三大桜の一つ 山梨県の北杜市の神代ザクラがテレビに映し出されていました。樹齢2000年とのこと 手入れをしていれば長生きするのですね。

見事でした。ラビ妻は山梨県出身 同県の桜でテレビに釘付けになっていました。

   


ミモザ咲いた 温室は春 札幌・百合が原公園

2022-02-20 18:01:16 | 樹木

「ミモザが咲く 春は真近!!」

今年の1月は日照が多く 温室の気温に恵まれ例年よりミモザが早く咲き出しました。

札幌市北区の百合が原公園の温室にミモザが今満開です。

2月19日に出向いてみたのですが、土曜日とあって多くの人が鑑賞にきていました。コロナで外出を我慢していたのが一気にはじけた感じの人出です。

百合が原公園のミモザは札幌市民に多く知られており、年に一度や2度見なくてはと思っている人が多いのです。

私がミモザの木をはじめて見たのもこの公園の温室でした。

新型インフルエンザのコロナ感染の無い年はミモザの花咲く下でミモザコンサートが毎年行われていました。

ミモザはオーストラリアの原産で、オーストラリア南西部の都市ニースでは、オープンカーの上からミモザが市民に投げ与えられ、その枝を得た人は幸福になれると聞いています。

ヨーロッパの都市でも同じような行事もある様です。

知人にミモザが今満開ですよと話すと、「ミモザの花の匂いはどのような香りがするのですか」と聞かれ、花が咲いたことばかり喜んでいたので匂いまでは確認していませんでした。

ミモザはギンヨウアカシアと原名は言われますので、アカシアの仲間だから匂いは素敵なのではないか見ています。


1㍍60㌢の大雪降った ナナカマドの赤い実一気に消えた

2022-02-19 07:43:09 | 樹木

「小鳥が食べた ナナカマドの赤い実消えた」

この冬は、例年の2倍の大雪が降り 市の除雪作業も追いつきません。

脇道の道路はようやく一台の車が通れるだけです。

本通りに出る道では雪が山の様に積まれて車がぶつかる危険を感じ、苦労します。

交差点では要注意の運転です。

近くの住宅群は雪の中にずっぽり埋まった感じになっています。

まったく除雪されず隣り近所の人が苦情を言っています。頼んでいる除雪業者も除雪に来てくれません。1月~今までに2度除雪に来てくれただけです。

雪だあ 雪だあ 大雪だあ 今年は大雪に悩まされています。

困っているのは人だけではありません。野鳥たちもおお困りです。

雪に覆われた大地には小鳥たちの餌はまったく存在しなくなりました。

大雪のために野鳥たちも大変なのでしょう。

例年はまだナナカマドの赤い実も木に残っていたはずなのですが、今年は大雪のためか一気に消えてしいました。

野鳥の餌に早々ついばまれて消えてしまったのです。

ナナカマドの赤い実が消えると なぜか味気ない風景となります。

ナナカマドの赤い実が消えると春の日差しがましてきます。


ヤドリギ 木に寄生し生活

2022-02-15 14:45:03 | 樹木

「カムイラビット 北海道の山野草 (7)」

 「ヤドリギ」  木に寄生し生活

ヤドリギの目立つ季節は春先の硬雪(かたゆき)のできる2月です。

木の葉が落ちてヤドリギがはっきり確認できます。

硬雪の上を進んでいくと 鳥の巣の様なものが高い木の枝にみつかります。

ヤドリギを身近に見ようと見上げますが 手が届きません。

折れた木の枝を拾い下からヤドリギに向けて飛ばし 何とかヤドリギの一部を拾いました。これは私の小学校時代の話です。

ヤドリギにはこの季節まだ実が付いています。黄色の実でした。実は黄色と赤い実とがあります。

木の枝にびっしり鳥の巣状の塊をることがあります。

名前がヤドリギと言われるように木の成木に寄生し養分を横取りして生活している植物なので、植物の中でも図々しい部類です。

鳥の中にも托卵して自分で子を育てない鳥もいますが、植物の中にも他の木の養分を吸い横取りはて平然と生活しているはヤドリギです。

ある時、古物の品物を売っている「隠れ家」という店に入りましたら なんとヤドリギが半乾燥して売られていました。

野歩きしない方にとっては珍品と思うのでしょう。

ヤドリギの実は鳥の胃の中を通り過ぎても特にねばねばしていて、鳥たちがついばんで糞をするときに種は木の枝にねばりついてその枝にヤドリギが根付くのです。

一度ヤドリギが見られる様になると年々やヤドリギの数が増えていきます。

新冠の代官山の森で見事にヤドリギの木が出来ている場所を見たことがあります。


ナナカマドの赤い実の季節はあと少しで終わり

2022-02-03 11:24:35 | 樹木

「赤い実 椋鳥群れて 季節うつろう」

今日は晴れ間があります。赤い実を求めて椋鳥がナナカマドに群れていました。

確かに春へのうつろいの季節です。

新聞に「なぜかヒヨドリの姿が見えません」とありましたが、私も見ていません。

ナナカマドに群れているのはムクドリのみです。

一気に赤い実が木から消えて行っています。

路面に赤味ががかった糞が無数に落ちています。せっかくついばんだのにそのままたれ流しているみたいです。

実は消化されず、種のまわりのわずかな肉質の部分を餌にしているのでしょうね。

雪の白さの上の赤味の糞は季節の移ろいとはいえ、汚くもあります。

特に愛車の上まで糞を落としていくのはうんざりです。

 

※今年の札幌は雪が特に多く降りました。その中でも私の住む東区、隣の北区は中でも雪が多く積もりました。

 


新年のルビーの輝き 真っ赤な「ナナカマドの実」

2022-01-21 12:43:32 | 樹木

「北海道の冬景色は一面の銀世界 ナナカマドの実も赤く輝きます」

一週間ほど前に「ボタ雪」が降りました。冬にしては気温が高かった週でしたので 降る雪も柔らかいボタ雪でした。

この様な日の朝は私のカメラの出番です。

一通り違う近くの路地のナナマドの実の上にボタ雪が積もって、なぜか実が真っ赤に見えるのです。

雪とナナカマドの実がコラボしてそれは綺麗な情景が生まれるのです。

実はまだ落ちずにいますので、雪の白とナナカマドの実の赤とがみごとに反映し合うのです。

白が赤を引き立てていると見えます。

ボタ雪が降るといつも写真を撮りに行くのですが、この季節は写真の題材も少なく、ナナカマドと雪山が映す対象となります。

今週は寒さが厳しくなりましたので、粉雪はナナカマドの実上にはとどまらず、ナナカマドの赤ら顔も目立ちません。

街路樹としては一年を通して楽しませてくれるのはナナカマドでしょうか。

2月ともなれば、寒気と暖気の繰り返しが行われ、ナナカマドの実も熟んで柔らかくなります。その実を狙ってムクドリやキレンジャクなどが飛来し一気に実は無くなってしまいます。

この様になれば春はいち早くやって来ます。

 


ボタ雪降りて ナナカマド赤い実が見事に映えて

2021-12-03 12:46:57 | 樹木

「今が見頃か!  ナナカマドの赤い実」

12月2日の朝からボタ雪が降っていました。

このボタ雪は私への贈り物・・・・。ナナカマドの赤い実の上に綿雪(ボタ雪)が積もって「ナナカマドの実の赤さ」が浮き立ちます。

ボタ雪の降るのを待ってたとばかりに カメラを抱えて写真を撮りに出向むくのです。

パチリ・パチリ・・パチリと幾枚もの写真を撮ります。

赤い実に雪が積もると不思議にその赤さが目立つのです。

雪降る中でのナナカマドは毎年綺麗だと感激するのです。

当分この風景が繰り返されて ナナカマドの実の赤さがあせていきます。

それでも雪がナカマドに積もると不思議に綺麗な赤に見えるのです。