雪降る街 カムイラピットの楽園 こな雪 ぼた雪 あられ雪

けっぱれラピット、どろ亀さんに負けるな。ウサギとカメとの競走です。随想、旅行記、日記など、雪の降る街からのお便りです。

襟裳岬で ありゃありゃ どうしたの?

2016-09-28 22:25:58 | 紹介

「襟裳岬の土産店 どうしたの数が減っている」

9月23日(金)9時20分襟裳岬の駐車場に降り立ちました。まず気づいたのは、あれあれ土産店の数が少ないではないですか。前にツブカレーを食べた店がないのです。

ニュースを見落としていたのでしょう。残っていた観光土産店でお聞きしましたところ火災にあい無くなったということした。結構大きい土産店でしたので、まったく景観が変わってしまっています。

「ありゃありゃ どうしたのでしょう」という事なのです。驚きましたね。お気の毒です。

三軒の観光土産店が全焼したというのです。風の強い日で、雪道で消防車が迂回しなくてはならず、大火事になったとのことでした。火災の原因はわからないそうですが、漏電によるものでしょうとのことです。

残っている一番左側の観光店だけでは何か物足りなさを感じます。

 

「えりも観光館で不思議なことが」

いつも襟裳岬に出向いた際は「えりも観光館」に泊まることにしているのですが、今回えりも岬の「神輿海渡御」が見たくて出向いたのでしたが、心の中ではさぞかし見物客が「えりも観光館」に宿泊するものと思っていたのです。

祭りの追っかけをし、最後は庶野の海岸のヒダカミセバヤの花の確認をし、百人浜のチシマセンブリの花の咲き具合を確認、悲恋沼の様子の確認し、4時半にえりも観光館にたどり着いたののです。

ママから「今日の泊まりは三好さんだけよ」と言われ、私どもの宿泊が無ければ、「えりも観光館」が休館できたのにと恐縮至極でした。何人か花仲間が来ているかと思っていたのですが、泊り客が私達夫婦以外いないとは不思議な事でした。全館独り占めとなりました。

祭りの23日が飛び石連休のなか日であったので、泊り客がゼロになったと聞きました。不思議なこともあるものだと思ったのでした。

 


米収穫 足早に秋 

2016-09-27 21:21:41 | 

「米収穫始まり 足早に秋」

札幌に住むと水田を身近に見る事ができません。空き地の大半は野菜畑やタマネギ畑ばかりです。近頃は土地を借りて家庭菜園をしている姿を多く見る様になりました。

カムイラビットが住んでいる東区東苗穂の土地は、住宅地になる前は水田だったと聞き、このような土地も水田だったのかと驚いています。

石狩川を渡り、当別町に入ると水田を見ることが出来ます。水を張り米の苗を植えたばかりの水田も魅力ありますが、米が実り、穂をたれた稲穂にも神の温かみを感じます。

 

 

昔は北海道に稲は育たないと言われ、開拓者たちは「死ぬ時は米の飯を食べ、畳の上にて」と願望して生活をしていたと聞いています。

今では米の飯をいつも食べており、畳の上にて生活しております。昔は今当たり前のことが、最期の心からの願いでした。

本当に時代は進みました。

カムイラビットは昔の生活をしたことがありますので、水田を見ると米のありがたさが心の中に沸いてきます。

9月19日、当別町に出向くと今年も米はたわわに実を付けていました。一部はもうすでに刈り取りが始まってもいました。むかしは稲束をハザガケにしていたのですが、今では稲の刈り取り、脱穀を同時に行うので、コメは十分実が入っていません。米の美味しさを逃しています。

ハザカケ米は特別扱いをして売られています。

機械化が進むともったいないことをしているのですね。

コメは私達日本国民のあこがれであり、生活の中心になっている作物なので、稲の実りを見ると体にエネルギーを与えてくれる気持ちになります。

 


見ごたえあり えりも岬町神輿海渡御 襟裳神社祭り

2016-09-25 19:33:17 | 紹介

「えりも町秋祭り 長きにわたりる」

えりも町では祭りがバトンタッチの様に地区ごとに日がづれており、渡り歩けば沢山の祭りを楽しめるそうです。

えりも岬港地区は毎年決まって祭りは9月23日だそうです。

秋分の日に祭りは行われるのですが、今年は生憎祭日は22日となっており、祭りは平日に行われるこになったのです。

この頃は、お祭りの日は学校は休みとならず、勤めの人や子供たちも見に来た人が少ないとか話されていました。例年より神輿担ぎ手も少ないといっています。

我が家は、昨年日程の組み間違いから神輿の海渡御に行けなかったので、今年こそはと、えりも岬町の神輿海渡御を見に出向いたのです。

是非見たかったのは神輿を担いで海の中を練り歩く若者たちの姿を見たかったからでした。

23日朝4時に起き、家を5時に車にて出発、9時20分に襟裳岬の駐車場に着きました。この日は生憎小雨でした。

早目の時間9時から「女踊り」が披露されると聞いていたからでした。

せっかく出向くのであれば、すべての祭りを見て回ろうと決めたからでした。

雨が降っていたので、神輿の動きがつかめず、岬の駐車場でしばし待つこととなりした。

待つこと暫し、祭りの一行が太鼓の音や祭りの音響とともに岬にやってきました。

神輿は襟裳岬の先の方に、女踊りは観光土産店の前の駐車場で行われました。女踊りとは衣装をつけた子供たちの踊りなのでした。

 

そして、一日中神輿の追っかけが始まりました。結構な距離をついて歩きました。踊りと神に感謝の儀式は4度行われました。

長い距離の神輿で担ぎ手も疲労度200パーセントに上がったことでしょう。

海の中に入る神輿の勇ましさは、今日来たこと最高の日としてくれたのでした。

何度も何度も神輿を担ぎ海の中でみそぎをします。

街はずれの昆布干場から祈りの儀式後海に向かいました。

一連の儀式が終わり、一休憩そこから神社まで神輿は帰って来るのですが、帰りの道のりはついて歩きませんでした。後に聞いたところ、神輿は神社内に格納されるそうですが、何度も繰り返しようやく戻るのだそうで、その最後まで確認しなかったこと、失敗だったと悔やまれました。

★襟裳岬に23日 24日と出向いており、3日ほどブログを休ませていただきました。9月上旬元気であったヒダカミセバヤ、チシマセンブリも秋の様子。咲き残りがカムイラビットを待っていました。

コハマギク、マツムシソウがまだ咲いていました。襟裳岬の花の最盛期は9月初旬までなのでしょうか。


秋空は楽しい ウロコ雲やらイワシ雲 そして入道雲

2016-09-22 13:06:25 | 自然

「なぜ雲の姿がいろいろなの?」

子供が思うような疑問を持つことがあります。

雲の出来方の説明は出来そうですが、しかしいろいろな雲の一つ一つについて適格に説明はできません。

科学的に説明すれば簡単なのでしょうが、面倒で心から究明する気は起りません。

雲の形を楽しんでいる位が自分の性に合います。

雲の形の素晴らしい季節は秋なので、今の時期、秋空の雲の形を十分楽しみたいもです。

海で夕日を見ていても雲一つ無い快晴の空は何か味気の無い物になっています。多彩の雲があって情景が良い物になるのだなあと思います。

農村地帯の風景もたなびく雲があると大いに楽しむことが出来ます。

襟裳神社の境内から撮影した秋雲です

 

皆さんは「イモ(ジャガイモ=馬鈴薯)拾い」の経験はあるでしょうか。カムイラビットの中学の時は午前は勉強をして、午後からは農家のイモ拾いの作業にかりだされました。援農と云う物でしょうか。

機械がまだまだ使用されない時代ですので、馬がイモ堀機を引きイモを掘り起こし跳ね飛ばして行きます。生徒たちは二人一組になり、掘り出されたイモを区画割して拾うのです。

きまって2時頃には入道雲が現われ夕立が降り、ひと休憩の時となりました。ジャガイモのにっころがしやらカボチャ煮がおやつとして出されました。

秋は入道雲の季節で、生活に面白味があったような気がします。


ダリアの季節 滝野すずらん公園

2016-09-21 21:45:17 | 草花

「ダリアの季節 滝野すずらん公園(札幌市)」

滝野すずらん公園では、世界のダリアを集めたダリアが満開です。

9月19日(日)は、滝野すずらん公園はコスモスフェアーとかで入園料無料、さっそく出かけたのですが、午前中は雨の中、傘をさしてコスモスを見て歩きます。

上の方にある施設建物近くの花壇にはダリアが満開になっていました。

 

雨滴(あましずく)がついたダリアの花は真に綺麗でした。

雨にぬれたダリアもなかなか綺麗ではありませんか。花もいろいろでよくよく見ると飽きません。

園内をガイドするという放送があり、その場所に行くとダリアのオンパレード、世界中のダリアを集めて咲かせているとのことでした。

 世界のダリア数、日本古来のダリア数などボランティアガイドの方が説明していましたが、「ダリアの種類は数が多いのだなあ」と聞き流してしまいました。

ダリアはこれから季節を迎えます。

★そう言えば百合が原公園(札幌市北区)も今ダリアが満開なのだろうと思い出しました。近いうちに出向いてみようと思います。


デンデンムシ虫蝸牛 里山での出会い 北海道医療大学里山 

2016-09-20 22:22:07 | 自然

「デンデンムシ虫カタツムリ」

先日アウトドアの専門家のKさんから電話があり、「お嬢さんの音楽の先生の息子さんの音楽会があり、つきましては是非聞きに行ってほしい」との事でした。

「通常は3000円ですが、1000円なのですけど」どうでしょうかとのことでした。

電話の先の人はキャンプに誘っていただいたり、カヌーに乗せていただいたり、山登りに誘っていただいたりと親しくして戴いている方で、二つ返事で音楽会に行くことにしました。

電話のついでに近況も話され、「デンデンムシを趣味に飼育している」とのことでした。

いろいろとカタツムリの名前を言っていましたが、「いろいろなカタツムリを飼われている」という感想で、本心は「けったいな趣味に走ったものだ」と思うことしばしでした。

デンデンムシは全て野から集めたものと云います。

卵からかえったデンデンムシを数限りなく飼育してもいるそうなのです。

この話がラビ妻の脳裏に焼き付いていて、そうした中で今回の北海道医療大学里山でのカタツムリとの出会いです。

里山でラビ妻が見つけ、深々と観察しています。当然Kさん夫妻の事が話に上がり、カムイラビットも何枚ものデンデンムシの写真を撮ったのでした。

見れば見るほどおかしな姿なのです。

あの日の後は、ラビ妻の歌声が聞こえます。「デンデンムシ虫カタツムリ」の唄です。あの「角だせ頭出せの唄」です。よほど印象深かったものと見えて、今日も歌っていました。

植物を観察していると思いもかけぬ他の物との出会いもあるのです。


敬老の日 特典施設大物だね 滝野すずらん公園・JRタワー

2016-09-19 20:26:14 | 紹介

「10月19日は敬老の日」

敬老の日には、滝野すずらん公園では65才以上の人は入園料無料。JRタワーは60才以上の人は無料で38階まで登ることが出来ます。

昨年も出かけましたが、今年もJRタワーに登らせていただきました。

日中は札幌市内が手に取るように展望できます。今年は夕方から夜の景観がよさそうと夜景を楽しみました。

次第に暗くなり、夜の灯りが鮮やかになり、夜の時間を選んだのは良かったとラビ妻と話したところでした。

始めは敬老の待遇を受けるのに少し抵抗がありましたが、今ではありがたく感謝しています。

これは珍しい風景

今日はせっかく特別な日ですので、二人して街(札幌市JRタワー)に出かけたのでした。今日の日程は北海道医療大学里山の落穂笹刈りに行って後の行動ですので、日程がいっぱいの日となったのでした。

★里山ではいつも散歩に来る犬と散歩の土地の人とすれ違ったきりで、あと誰にも出会いませんでした。

森のぬくもりを独り占めした幸福感に浸ることが出来ました。笹刈りと実を付けた植物の撮影で、今日一日最高の日となりました。

 


コスモス満開 滝野すずらん公園 さすがに見ごたえあり

2016-09-18 21:01:15 | 紹介

「滝野すずらん公園」

私の自宅からは、近くで遠くは滝野すずらん公園です。なかなか重い腰が上がりません。

滝野すずらん公園は国立のガーデン公園で、札幌の南区にあり、自宅から車で約一時間かかります。同じ札幌市内でも端から端で遠いのです。

この滝野すずらん公園に9月18日(日)にラビ妻と出向きました。

今日はコスモスフェアーで入場料が無料の日、駐車料金(420円)はかかりますが、この機会にコスモス畑の花を見に出かけたのです。

市街地から遠いので、立派な公園ながら入場者の数は少ないと関係者が話します。

幸い行った時間がボランティアガイドの時間に当たり、1時間20分ほど公園内を案内をしていただきました。案内は受けるものですね。

広大な土地が季節に合わせて花が植えられなかなかの見応えがあります。

コスモス、ダリアの開花の季節、季節ごとに花は変わります。

秋が少しづつ進みナナカマドが赤く色づいて来ていました。

★昼から用事があり、家に急いで戻りましたが無理して滝野すずらん公園に出向いて良かったとラビ妻と話しています。

 


千本ナラ 石狩市浜益 送毛 

2016-09-16 22:43:07 | 樹木

「送毛(おくりげ)の千本ナラ」

浜益(はまます)に出向いた際、送毛に生えているナラの大木の話になりました。

せっかく来たのだから是非行ってみようという事になりました。

カムイラビットは、もう何年も前に行ったことがあったのですが、どのような様子であったのかほぼ忘れていました。

大木がどのように繁っているのかさえ忘れてしまっていたのです。

ナラの木が千本はなかったように思い、ナラの大木が7本くらいあったように記憶し思い出していたのです。

同乗者5人とも的確な様子を言える人は居ませんでした。中で一番近い説明をしたのは私でした。

看板の「千本ナラ」の様に、千本ものナラの林があるはずはないと思い返していました。

行く道は半分が砂利道で大型バスでは行けそうはありません。

現地に着いて見ると、そうそう「ナラの大木が4本」あったことを思い出したのです。

この山(地)の御神木としているらしく、しめ縄を回し、祈りの言葉を書いたヘラが置かれていました。お賽銭箱も置かれ何人かはお賽銭を上げお祈りをするのです。

人は自然に対し畏敬の念を抱くものです。

後に分かったことですが、千本ナラとは枝が四方に伸ばし、千本の手を持つナラの木、すなわち千本ナラと言われているのでした。

魅力的な光景で、なかなか行けないところですので、10月10日に行うアイヌ語地名研究会の「アイヌ語地名探訪」の見学地として決定しました。多くの会員に喜ばれることでしょう。

御神木のご加護を得る。


蠅取りガラス器 ようやく見つけた

2016-09-15 11:56:46 | 草花

「蠅取りガラス器」

この頃は長い事使った覚えはないのですが、戦後でしょうか、昭和20年代にガラスで作られた「蠅取り器」がありました。私の小学校4年生の頃でした。

蠅取り器は、魚を取る仕掛けの「ドウ」を蠅取りに応用したようなものでした。

匂いに誘われた蠅が器の下に入り、飛び上がったところ外に出れず、もがいている内にまわりの水に入りおぼれ死ぬという具合です。

蠅取りガラスの器(蠅取り仕掛け)

私は当時毎朝小さな滝の下に魚取りの仕掛けをかけていて、かかった小ブナを蠅取り器の周りの水に放し飼っていましたので、おぼれ死んだ蠅は小フナの餌になっておりました。

この「蠅取りガラス器」はその後長い事見ることはありませんでした。ガラスで出来ていたので壊れやすかったことが姿を消したことにつながったのでしょう。

この蠅取りガラス器がこの度アイヌ語地名研究会「アイヌ語地名探訪」の下調べに出向いたおり、「浜益郷土資料館」(石狩市)にて、この器を見つけたのです。

懐かしく昔を思い出しました。同年代の人も使用したと見えて話が合いました。