雪降る街 カムイラピットの楽園 こな雪 ぼた雪 あられ雪

けっぱれラピット、どろ亀さんに負けるな。ウサギとカメとの競走です。随想、旅行記、日記など、雪の降る街からのお便りです。

評判を聞いて悪ければ 行って見る、行かない  「北大のイチョウ並木」

2016-10-31 12:06:53 | 観光

「北大のイチョウ並木」

29日(土)、ラビ妻が友達と北大のイチョウ並木を見て来ました。

帰って来るなり「今年のイチョウはまだ緑が残っていて綺麗でなく、葉も落ちている」と昨年と比べて大したもので無いと言います。

行くまでもないというような話をします。

私の気持ちは「今年は北大のイチョウ並木を見に行くのを止めにするかな」、「いや、それでもこの目で確かめるかな」と心が動きます。

さて、否定された場所にあなたなら行きますか? 行かないですか?

この時、私は他人の話を鵜呑みにしないことにしています。評判は気にしないで見に行くことにしています。

数年前の事ですが、台湾に行って来た家内の別な友達が「台湾は大したことありません」と話してくれたのが頭にあって、「どうしよう」と迷っている内にまだ台湾に旅していないのです。

評判が悪いと気乗りしなくなるのです。

ラビ妻の話は話として、30日(日)、曇り空の寒い中、一人で北大のイチョウ並木を見に出かけました。

現地に着くと意外に黄葉が進み、これでも晴れていれば見事であっただろうと思われるほどの黄葉でした。

ラビ妻の話を真に受けなくてよかったと思うことしきりでした。結構多くの人が見に来ています。

私と同じように良い写真を撮ろうと狙っている人も多く居ます。

イチョウ並木の中で、大学生が豚汁、焼き芋、綿飴、飲み物を売る店も土、日に限り出ていて、募金で利用できる様になっていました。

並木を見ながら奥に行くと、「恵迪寮で演劇をしていますので見てください」と大学生に誘われて、イチョウ並木のライトアップが6時半からだそうで、それまでの時を演劇を見て楽しみました。

恵迪寮までは意外に遠い路であると同時に、恵迪寮のすさまじさにも驚きです。

誘われて乗らないのも私の信条にあいませんので、すぐに演劇を見に行くことにしたのでした。

イチョウ並木に帰ると、ライトアップが始まっており、人がさらに多くなっていました。

 


耶馬渓の名は 日高路にも

2016-10-30 08:27:27 | 観光

「耶馬渓と言えば大分だけど 日高路にもあるよ!」

何度も何度も通っている襟裳岬行きの路なのに「日高耶馬渓」には、立ち寄ったことがありませんでした。

大分県には景観の不思議な本物の「耶馬渓」があり、観光バスでこの地を通り、前から見たかった景観に感動しました。

観光案内の説明も単純だったように思いました。耶馬渓を通る観光バスにとっては当たり前の光景になっていたからでしょう。

それでも苔の洞門の所ではバスから降りて散策し、土産店も出ていて何か土産物を買ったのを覚えています。

大分の耶馬渓には及びもしない距離(規模)ながら日高の様似の海岸に山手側に崩れ落ちそうな状態で巨岩が壁をなしています。ここが日高耶馬渓です。

先日NHKテレビで日高耶馬渓の一部を取り上げた番組があり、先日私が立ち寄った風景を思い返していました。

様似市街側からの入り口すぐにトンネルがあり、昔掘られた明治トンネル、大正トンネルの掘り込みがあり、昭和トンネルが今使われています。三つのトンネルが見られるなんて、時代の変遷を知らされます。

アポイ世界ジオバーク指定で案内板も立てられており、この地の自然を理解することができます。

今は崖崩れで危険な状態なので、新しいトンネルが造られ日高耶馬渓を通らないので、この地に明るくない人は「日高耶馬渓」の景を見る事が出来ないのです。

今回は今までその地で存在を知らなかった植物を見つけ大満足の旅でした。

 

 


襟裳岬 荒波うさぎ跳び カモメが集う 

2016-10-29 10:23:26 | 自然

「襟裳岬風速22メートルの中で撮影」

27日(木)、28日(金)と襟裳岬に行ってきました。

ホテルの風呂で出会った人は、「襟裳の春は何もない春ですと言いますがね 秋の襟裳岬も何も無いですね」と感想を言います。

岩見沢から来ていた人ですが「前から襟裳に来てみたいと思っていて、ようやく身体が空いたので実現出来たのです」とのこと、ツブの料理が食べたいのでホテルに聞くと「ありますよ」とのことでやって来たのだと言います。

襟裳のツブは高価ながら大変おいしいですものね。

「何も無い秋」と言いますが、この日は強風が吹いて、白波が立ち「ウサギさん(白波)が綺麗」でした。

強風に体が持っていかれそうになりながら、岩に白波の立ち上がりしぶきの上がる様や、カモメの風除けで集まる風景を思う存分撮影して、ホテルの湯船につかったのですが、風呂で出会った人の「秋は何も無い襟裳です」とは大変違う良い思いをしたカムイラビットの一日だったのです。

この日風呂で出会った人の襟裳の感想を聞くだけにして、こちらの襟裳に寄せる思いを語ることなく別れました。

好い日旅立ちと言いますが、本当に素敵な襟裳行きの撮影の旅となりました。

「強風よ有難う」という思いの感謝の一日でした。


癒しの秋 からし色も最高 定山渓温泉(札幌市)

2016-10-26 21:41:56 | 観光

「癒しの秋 定山渓温泉」

25日(火)、秋の景色と温泉と食事を楽しみに定山渓温泉に行ってきました。一日いっぱいの我が家の秋の行事です。

烏帽子岳

定山渓に行く途中の紅葉

宝塚から秋の札幌を観光に来ておられた女性の方が「赤色よりも黄色の黄葉が私は好きです」と話されていたことが、頭をよぎります。

この言葉に全くマッチした秋景色が今年の定山渓温泉の黄葉でした。

山の大半はからし色なのです。例年真っ赤に色づく定山渓は例年の様になっていません。

それでも、からし色も黄葉と思うと最高の秋の景色です。

露天風呂につかりながら長い事黄葉を楽しみました。

良いじゃないですか、このような年もあるのだと自然の異変に気付くのも面白くあります。


北菓楼喫茶室 落ち着くねえ

2016-10-24 22:05:04 | 紹介

「北菓楼喫茶室 落ち着くねえ」

私の住む新農本町内会の秋の行楽旅行(18日)に、新しく造られたお菓子専門店の「北菓楼」に最後に寄りました。

一階はお菓子の販売。二階は喫茶室になっています。

この喫茶室の壁は巨大な本棚が飾りとして置かれ徳のある場所の雰囲気です。

本は人の気持ちを引き付けるものですね。

また、ゆとりのある大きな部屋が魅力です。

店員さんに「あの書棚の本は読めるのですか」と聞いてみると「手の届くところは自由に読めます」とのことでした。手の届くところはほんの一部で、大半は本は読めないという事になります。

北菓楼のこの店は以前は道立の図書館であり、その後三岸好太郎の美術館として使われていたところで、その建物を使って北菓楼のお菓子屋と今年なったそうです。

この重厚な喫茶は口コミで今後利用者が増えるであろうと思われます。

わたしも今度時間が取れればこの喫茶室にゆっくりと出向きたいものだと希望を持っています。

札幌市内でもこれほどの喫茶を見たことがありません。


開拓の村(札幌市) 紅葉真っ盛り

2016-10-23 22:12:42 | 紹介

「開拓の村 紅葉真っ盛り」

今日(10月23日)、開拓の村に行ってきました。

入場料金は800円ですが、ありがたいことに65歳以上の方は無料とのことでした。

紅葉が始まり、至る所でモミジの赤く色づいた風景に感激です。

昨年は今年以上の紅葉でしたが、今年は昨年より劣ります。

ボランティアガイドの方がおられるので、青山番屋まで案内を受けながら建物群を見て歩きます。

正面の左手が漁業関係の建物、右手奥は農業関係の建物です。

青山番屋では別なボランティアの方がおられ、別に説明を受けることが出来ます。青山番屋は小樽の番屋を無償で寄付された建物とか・・・

小樽から札幌の開拓の村まで移転するのに、解体と再組み立てに2億30000万円の費用が掛かったとのことで驚きです。昔の鰊番屋の立派な建物で、鰊の最盛の様子がそこにうかがえます。

NHKの朝ドラのマッサンで、撮影にも使われました。その時はマッサン、エリーの撮影時にこの建物前で出会い、何時までも記憶に残っています。

青山番屋では炭火が入り、暖かいお茶も出され今日の寒さを一時やわらげてくれました。

建物に女性が入って来たので、炭火が入っているところにおいでよと声をかけて招き寄せましたが、何と一人旅のシンガポール人なのでした。

この日は養蚕農家住宅でもシンガポールの二人連れにも出会いましたが、今日の寒ささぞ寒かったであろうと思われました。中国系の人も多く見られ、開拓の村は外人の人気スポットになっているのでした。

出口にある建物は昔の札幌駅の復元の建物ですが、寒そうに戻って来た女性に「寒かったでしょう・・・ 例年は赤の紅葉は今年以上ですよ」と話すと「黄色の葉景色が最高でした」

と答えたのには驚きでした。宝塚から夫婦で来られたそうで、私が感じる紅葉の風景の良さと違うのには驚きでした。

 


ナナカマド 赤く色づく 札幌の街路樹

2016-10-21 13:15:14 | 樹木

「ナナカマド 赤く色づく 札幌の街路樹」

昨夜(20日)は特に寒く、札幌にも雪が降りました。

雪は今朝まで残り、出向いた店舗では店前の雪を店員が雪除けをしていました。

今年の札幌の初雪は10月20日となりました。

我が家の周りの雪は消えたのに、札幌市街近くになると雪が残っているのです。おかしくもありました。

家前の所に帰って来た時、ナナカマドの並木が一斉に紅葉して綺麗です。目を見張りました。

生憎今日の昼の時間帯は空が雲に覆われナナカマドの輝きは今一度でしたが、この時を逃してはこの雰囲気の写真撮りを逃すので、帰るなりカメラを抱えてナナカマドの紅葉撮りに行ったのです。

この2・3日の間に実は勿論の事、葉も赤さが増して見事です。

秋ここにありと言わんばかりです。

先にも書きましたが、我が家近くのナナカマドの実はたわわにつけています。今年はナナカマドのあたり年です。

ナナカマドが色づくと、北大のイチョウ並木の季節が近い事を知ります。イチョウ並木の黄葉を今年も見に出掛けます。

また、23日(日)は札「幌の開拓の村」にラビ妻の友人と紅葉狩りに出かけます。

 

 

 


「大さむ・小さむ」 とうとうやって来た 札幌

2016-10-20 19:42:21 | 自然

「大さむ・小さむ」とうとう札幌にもやって来た」

朝、畑に出向こうと早めに起きたのでしたが、雷が鋭く鳴りだし、雨が音を立てて降り出しました。

今日はこの雨では畑作業はお休みてす。

何時になったら我が家の畑は片付くのでしょうか。

午後から、東区区民センターで大友亀太郎の大友掘りに係わる講演会があるので、12時半を家を出て会場に向かいました。

会場は立ち見するほどで、300人は来ていたでしょうか。

大友亀太郎札幌村着任150周年とか、東区の開発の歴史の一端を知ったのでした。

講演者は合田一道さん、よく調べられていました。

さて講演会の帰りは外は寒くなり、あられが降り出しました。

朝、妻の友達から「食用菊を植えているのですが、まだ十分に咲いていないのです。今日雪が降ると言っているので、摘むかどうするか迷っています」とのことでした。

「雪は旭川の方だから、札幌では雪も降らないでしょう」「あと一週間ほどは大丈夫でしょう」と答えたのでしたが、夕方になりあられは降るわ、雪に変わるわ、さて間違ったアドバイスをしたのではないかと、ふと思うのです。

あられが雪に変わりすぐとけそうですが、今日の夜は結構な寒さとなっています。

皆さんもお身体に気をつけられてお過ごしください。

★いつもカメラを持参しているのに、家を出てからカメラを持っていないのに気づき、せっかくの講演写真が撮れなかったのは残念でした。

 


小さい秋・小さい秋 見ーっけたあ 北海道医療大学里山

2016-10-18 20:27:15 | 草花

「小さい秋・小さい秋 見ーっけたあ」

連日、朝夕寒くなりました。

「ストーブ炊いている」と知人に聞くと、「炊いてますよ」と多くの人が答える様になりました。まだ10月なのに灯油代もいります。

我が家ではまだストーブは一度も入れていません。「へーまだ炊いていないの!」と反対に質問されます。

北海道医療大学の里山で写真を撮影しました。

外気が寒ければ、紅葉も進みます。一日とは言えません。何日か前は色づいていない森も、一気に色づいて来ています。

笹刈りに土・日と北海道医療大学に出向いた折、一日で色変わりする森の木々たちの姿を目の当たり見ました。

秋に実を付ける野草も確実に子孫を残して終盤を迎えていました。

写真撮影に色添えをしてくれるのも実りの秋の野花たちです。

朴(ホウ)の木の葉がかさかさと音を立てて高い幹から落ちてくるのも秋風情なのでしょう。今年の朴ノ木の葉は枯れ葉で綺麗ではありません。

クジャクチョウは秋の寒さにも強く、春には一番先に姿を見せます。寒さに強い蝶です。

 

小鳥たちも木の葉が落ちて姿も見やすくなりました。キツツキの仲間たちが目立ちます。

★カムイラビットの10月18日のブログの閲覧の記録を記します。今日は驚くほどの数字となりました。

 閲覧数 595PV   訪問者数 199IP 

 ランキングも 7024位/2615942ブログ 

 

 


短命ヒマワリ 畑の肥料に 「当別町農家」

2016-10-16 19:51:03 | 記録

「短命ヒマワリ 陽に映えて美しく 石狩・当別町]

昨日(15日=土)、今日(16日=日)と当別町に出向きました。

途中の太美温泉過ぎてのまもなく畑でヒマワリが綺麗に咲いていました。真っ黄色のヒマワリで、朝の太陽に向かって咲いていました。

この黄色さが、通常見るヒマワリより魅力があります。

道路側から見るとヒマワリはすべて背を向けています。朝の太陽に顔を向けているので、多分帰りの午後になれば、こちら側に顔を向けて咲くのだろうなあと思われました。

気づくとヒマワリ畑の外側をトラックターが動いています。近くの畑を起こしているのだろうと思ったのですが、それは違うのです。

トラックターは外側からヒマワリを畑にすきこんでいるのでした。

まだ綺麗に咲いているのに畑の肥料にとしているのです。これらのヒマワリはまだ若いのに可愛そうにさえ思えるのでした。

例年当別町の別な畑にヒマワリが植えられていて、順繰りに肥料にとすきこんでいるようなのです。

「美人短命」と言われますが、畑の黄色の綺麗なヒマワリは短命あつかいなのです。

このヒマワリを見ていると心が洗われる風景です。農道沿いに咲いているのですが、誰に見せるという物でもなくそそと咲いて花盛りでした。

 ★10月16日は笹刈りから帰ってきて、野球をテレビで観戦。ラビ妻も熱心に応援、日ハムが中田、大谷の活躍で快勝し日本シリーズに進出決定しました。道民全体が大騒ぎです。

大河ドラマ「真田丸」を楽しみにしていたのですが、睡魔に襲われ見ないまま終わりとなりました。